花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

晩夏の田園風景と「私の菜園日記」

2021年08月31日 | 私のガーデニングと菜園日記
気が付けば8月も今日で終わりです。1年の3分の2が過ぎ去りました
旧盆の後も不安定なお天気が続いていましたが、先週になって真夏の酷暑がぶり返しました

でも流石にこの2~3日は秋の気配が感じられるようになりましたね。



2週間ぶりの更新です
先々週は旧盆中のお墓参りや犬の小太郎を預かった疲れがどっと出て、ゴロゴロする時間が多く・・・
先週は早朝からラジオ体操&散歩、そして庭や畑作業に追われていました。

午後になると暑さとスタミナ切れでダウンでした。


(8月27日撮影)
里山の向こう側の田んぼの脇に、ピンクの「ミソハギ」の群生を二カ所見つけました



ミソハギ科の多年草「ミソハギ」は別名「盆花」や「精霊花」とも言われれ
お盆には欠かせないお花となっています。
漢字で書くと「禊萩(ミソハギ)」と表記することが関係しているようです。

私が薄っすらとピンク色に染まっている群生を見つけたのは8月20日でした。
旧盆中の長雨で少々開花は遅くなったのでしょうか?



毎朝出会うご夫婦連れの奥様が「田んぼの中に白いオモダカの花が咲いていますよ」と知らせてくれた。
このご夫妻、ご主人は蛙の生態系に興味があり、奥様は植物に詳しくていつも田んぼをのぞき込んでいる。

珍しい葉っぱを見つけて「水生植物のオモダカの葉ですね」と教えてくれた時
「我が家の家紋が子持ち抱きオモダカなのです」と私が言ったことを覚えてくれていたようです



白い三枚の花弁の可愛いお花が数個重なり、独特の葉が回りを囲みます。
上からった撮った画像と家紋では雰囲気は違いますが、納得しました。

オモダカは別名「勝ち草」といい、戦陣の縁起物とされ多くの武将に好まれたそうです。
毛利家の家紋の「オモダカ」が有名ですね。



横浜では珍しい「市に指定された農耕地域」の晩夏の風景です。
お盆を過ぎても稲穂が垂れていなくて心配でしたが、先週の猛暑の照り付けで稲穂らしくなりました。

奥の里山の森の向こうは、ボランティアさんたちが米や野菜作りをしている「舞岡自然公園」です。


無人野菜売り場で大きな茗荷4個100円で買った夕食は大根おろしと茗荷を蕎麦つゆに入れてのお蕎麦です

10割蕎麦の香りがふんわりと鼻を刺激し、思いがけず滑らかなノド越しのお蕎麦に感動しました



taeさんのご主人から送られてきた、山形県南陽市「嘉平」の冷凍蕎麦です。

例年、初夏の「サクランボ」と、旧盆の頃に「ブドウ」が送られてくるのですが・・・
今年は春先の遅霜で花芽がやられて、山形のフルーツは大不作となったそうでお蕎麦になりました。
(夫と「山寺」の門前町で食べたお蕎麦が生涯で一番美味しかったので、私山形のお蕎麦大好きですよ

それにしても、近年の不安定な天候に翻弄される農家は本当に大変だと実感です


私の菜園日記(8月29日現在)
分譲地の一番奥にある我が家から里山に向かってすぐの所に、ご近所仲間と一緒に「畑」を借りて
かれこれ30年近くになります。

最初は親しくなった女同士3人で、ソ連のコルホーズみたいに共同でやっていました。
夫達は働き盛りのサラリーマンでしたものね。



こちらは6月の終わり頃にタネを蒔いた「ツル無しインゲン」ですが中々お花が咲きません。
旧盆の頃の長雨が響いている感じです



辛うじて「赤ちゃんインゲンが数個」見られます。もう少しすれば収穫できるかな~?

夫達がリタイヤし始めた15~16年前に、三つに分割して我が家以外は主に殿方がやり始めました。
その分狭くなりましたが・・・



同じく6月末にタネを蒔いた「オクラ」はまだ一個も花が咲きません
「オクラ」は夏野菜のはずです。八百屋さんでも高騰していますね。


花芽らしき物は見えていますが、クリーム色の綺麗なお花はまだ先?ひゃあ~毛虫がたくさんいるようで葉に穴が・・・

できるだけ「無農薬」でと考えているので、軍手をした手で取り除き足で踏みつけています。
白菜やキャベツに取り付く「青虫」も平気になりましたよ。



8月中旬から漸く採れだしているのが「ゴーヤ」、あまり大きくならない種類の苗のだったのかしら


葉は大きく茂っているのですが、例年ほど採れませんお花はたくさん咲いているので、晴れ間が続けば採れるでしょう

でも天気予報は今夜から雨マーク

この一週間の好天でどんどん採れているピーマン白いお花は数えるほどとなり、ソロソロ終わりでしょうか?


連日採れてあちこち配っているのが「ミニトマト」まだお花も咲いていますが、赤く熟すのが遅くなった感じです

梅雨末期の大雨でトマトの大玉はほぼ全滅、トマトは南米のメキシコが原産地ですから雨に弱いのです。
食べることができたのは6~7個のみ


お盆明けにトマトの大玉の4個の苗を植えた所を片付けて、土を掘り起こしアルカリ性の土壌にするために石灰を蒔き
一週間後に牛糞堆肥と配合肥料をすき込み、次の大根の種蒔き用に更に最低1週間寝かせます。



この1週間は3回の収穫での一回分がこの程度の量です(アオジソは採り放題)
ゴーヤは息子一家が食べないので、私一人分を一回で使い切れる丁度良い大きさでした。

コロナのデルタ株の感染者が増えて3回目の緊急事態宣言が出され、殆どの趣味の会が中止です。
高齢者に必要な「キョウイク(今日行く所がある)」と「キョウヨウ(今日用がある)」ができません


せっせと朝のラジオ体操と散歩に精を出し、庭仕事と畑仕事に励んでいます(一体いつまで続くか?この生活)

横浜での秋冬野菜の大根の種蒔きは9月の一週目、と畑の先輩から教わっています。
夕方から雨の予報の今朝、3分の1のタネをひとまず蒔きましたよ

「私の菜園日記」新しくカテゴリーに加えましたので宜しくお願いいたします。



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8 コメント

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Unknown (ビオラ)
2021-09-01 13:23:09
たくさんのミソハギですね
子供の頃盆飾りの棚にミゾハギが添えられていたのを思いましました。
その漢字からお盆の花とされたのですねぇ、なるほどでした。
またnaoさんのお宅のそれとは違うようですが実家の家紋もオモダカです。
武将とは縁がなさそうですが・・・
naoさんの菜園日記を読んでいると長雨で花が咲かず
実がならないとこぼしている夫のそれと重なります。
野菜作りは大変ではありますがハマる部分も大きいのでしょうね
「キョウヨウ」があり頭を使って収穫に向けていろいろ段取りをするという
一連の作業も健康生活に役立つと思います
菜園での野菜作り、これからも頑張ってくださいね
返信する
Unknown (ラッシーママ)
2021-09-01 16:47:31
今日から9月で雨が降り寒い程で、今迄と余りに気温差があり過ぎてビックリです。
ミソハギと言うのですか、何の花でも群生すると奇麗ですね。

nao♪さんが畑をやり出して30年近くですか、家庭菜園は採れたものを食べる楽しみがありますが
やはり一番影響が大きいのは天候ですね。
雨が続けば野菜や果物の値段が高騰します。
オクラは種をまいたのが遅かったのかしら、今花が咲いて無いならもう無理かも。
以前はゴーヤを植えてましたが、ゴーヤは次々と生って収穫するのが遅いと黄色くなって破裂する。
我が家もゴーヤを家族が喜ばないので1本もあれば充分で、4,5年前から植えてません。
1夏に1本買って食べる程度です。

確かに高齢者にはキョウイク・キョウヨウが必要ですが、毎日の過ごし方も段取りを考え行動しますよね
毎日の食事の献立にも頭を使う、適当に庭や畑で身体を動かしてるのですから健康でいられますよ。
返信する
Unknown (tona)
2021-09-02 09:24:33
また涼しくなりましたね。
家紋が子持ち抱きオモダカだそうで、初めて見ました素敵な家紋です!
オモダカの花は何回か見たことがありました。
畑を頑張っていらっしゃるのね。
この時期大変ですがやることがあるのが一番です。
そしてよい野菜を食べて体にいいのが羨ましいです。
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☆ビオラさんへ (nao♪)
2021-09-03 01:22:14
ビオラさんのご実家の家紋が「オモダカ」ですか・・・
夫の父親の先祖が静岡の出でした。我が家の名字も静岡に多いと聞いています。
静岡には古戦場も多々ありますし、武将も多かったから「オモダカ」の家紋も多いのかもしれませんね。
家来たちも見習ったのでしょう。
コロナ禍の中で、熱中できる「菜園」があって良かったと思っています(腰にきますが・・・)
昨日初めてクリーム色のオクラのお花が一輪雨に濡れた姿で咲いていました。
インゲンの白いお花もチラホラ咲き出していましたが、今日の寒さに先々の農作物の成長が心配になります。
昨日の朝、残っていた大根のタネを全部蒔きました。
雨も土砂降りになるとタネが流れますから、何度も空を見上げて行動するようになりました。
季節を感じ、風を感じ、空気を感じるのは熱中していた「山登り」にも通じるものがありますね。
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☆ラッシーママさんへ (nao♪)
2021-09-03 01:53:00
先週の酷暑から一転雨の日々が続き、慌てて秋物を取り出したりしています。
今日は一日中雨で庭仕事も畑仕事もできず、真夏の衣類を整理し断捨離していますよ。
Tシャツやポロシャツ類が30枚近くありました。

今年の夏の不順な天候に「ナシやキウイーも散々で市場には出せない」と、農家の皆さんタメ息ついています。
我が畑のインゲンとオクラは6月初旬の玉ネギの収穫の後に土慣らしをして、6月下旬に種蒔きするのが
例年の習わしですが、今まではずっと8月に収穫できました。
8月にお花が咲かない事は初めてです。スーパーの野菜も値上がりしているのを見て納得です。

コロナ禍になるまで田んぼには殆ど縁のなかった私・・・
ミソハギが田んぼの脇に咲いていることも、お盆に縁のあるお花という事も知りませんでした。
ラインをやっている写真仲間にミソハギの写真を送ったら「懐かしい!、旧盆頃にいつも見ていたお花です」と茨城出身の友人の返事で知りました。
次は田んぼと「彼岸花」のコラボ写真を撮りたいです。
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☆tonaさんへ (nao♪)
2021-09-04 00:46:56
今日は1日中小雨が降っていて、涼しいと言うより寒い1日でした。
庭も畑作業もできませんので、夏物衣類の整理をしていました。
私のコロナ禍での夏の生活は朝から登山用のTシャツやポロシャツ着て(速乾性があるので気持ち良い!)
ラジオ体操や散歩、庭&畑作業をしています。
駅前までの買い物も自転車にリュックですから、40代から買い求めていた山の衣類が大活躍です。
山小屋で買い求めたTシャツも含めて30枚近くありました。
ヨレヨレになったものを断捨離しましたよ。
雨が多かった今年の夏は、胡瓜は採れ過ぎて大玉トマトはさっぱりでした。
昨日オクラの花が初めて一輪咲きました。
後は台風襲来がない事を願っていますよ。
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Unknown (山小屋)
2021-09-07 18:08:42
ミソハギ・・・
遅くまで咲いていますね。
おそばの横にレモンサワー・・・
早く一緒に飲みたいです。
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☆山小屋さんへ (nao♪)
2021-09-10 04:58:40
コロナ禍の中、朝のラジオ体操&散歩は去年の5月から始めましたが・・・
このミソハギを知ったのは今年の8月が初めてでした。
田んぼのある地域の植物は山の植生とも違い興味が沸きました。
この1年半は外飲みができなくなり淋しい限りです。
体調もありすっかりアルコールの量も減りましたが、週に2~3回はショート缶が食事のお供になりました。
ワンゲルでたくさん歩いた後に飲むビールがサイコーでしたね。
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