花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ワンゲル「鎌倉88カ所・お寺巡り」・第一回(その2)

2020年02月14日 | 鎌倉散策
暖冬と言われる今年の冬、大寒中も暖かい日々でしたが・・・
節分・立春と終えたとたんに寒さがやってきて、先週後半は震えました。

2月7日、OL時代の仲間4人で谷中から根津神社と歩きましたが、皆モコモココートに帽子姿。



そんな中、我が家の庭の梅が咲き出し(2/10写す)気持ちがほっこりしましたが・・・
この2~3日は南風が吹きだして、20度近い気温が続き梅も一気に満開になりました。

昨日(2月13日)ワンゲルで生田緑地の梅園に行きましたが、こちらはもう満開は過ぎていました
気温の急変に体調を保つのが大変ですが、今風邪をひいたら新型ウィルス騒ぎに巻き込まれそうで怖いです

ワンゲル「鎌倉88カ所巡り」その2(1月24日)
前回紹介した大船周辺のお寺巡りの続きです。

「玉縄首塚」
大船軒で昼食を終えてから歩きだし、道路わきの「首塚」の石碑やお地蔵様を見ながら
次のお寺を目指します。



大永6年(1526年)、下総小弓の城主里見氏との戦いで戦死した35人の首を
その時の玉縄城主、北条氏時が埋めて塚を築いた。

この石碑の横にお地蔵さまがズラリと並んでいました。

「聖天山・玉泉寺」(真言宗)
大船軒から歩いて20分の住宅地の中に佇むお寺です。山門はありませんでした。



祭られているお不動様の胎内には小さな不動(胎内不動)が入っているそうです。

秘仏本尊なので、正月三が日だけ御開帳されるとか・・・
私たちはお参りしましたが、ご本尊を見ることができませんでした。

境内には6体の欲張り地蔵が祭られています地獄道・飢餓道・畜生道・修護道・人間道・天道とあります




山に囲まれ、平地の少ない鎌倉のお墓はこのような「やぐら」が多い

「陽谷山・龍宝寺」(曹洞宗)
文亀3年(1503年)、玉縄城主北条綱成が城の東北地に建てたお寺です。
その後天生3年(1575年)、北条氏勝(4代城主)により今の場所に移されました。



この山門は元禄年間にできたそうです。



冬桜が咲く境内には新井白石の碑があるとか・・・



昭和26年(1952年)に火災により焼け、昭和35年(1960年)に再建されました。



本尊は釈迦如来像で、五山レベルに匹敵するほどの広い境内は印象的でした。

「諏訪神社」
永正9年(1512)、北条早雲が小田原城の支城として玉縄城を築いた際、城内東北隅 (諏訪壇)に
鬼門除の鎮護神として信州諏訪神社を勧請しました。

玉縄城が廃城になった時、この場所に移されたとか長い長い階段を登って行きます

参道階段を登り切ると左に本殿、右に神楽殿があります。木々に囲まれた山深い中に神社はありました。



城主氏勝が豊臣秀吉に敗れ、元和5年(1619)徳川氏が城郭を廃棄する時
村民が神社の荒廃を憂い現地に奉遷したそうですが・・・

歴史ある古い神楽殿には大きな落書きが書かれて、寂れた感じが漂っていました。

七曲・玉縄城大手門入り口・玉縄城址
玉縄城大手門に至る坂道を登って行きました。



玉縄城は自然の利を生かした山城です。
海までが見渡せるので攻めてくる敵も一目瞭然私たちはひたすら登って行きました

玉縄城址は登った先の住宅地の中に建つ「清泉女学校」の敷地内の山の上にありました。
前もってリーダーが許可を得ていたので、學校の門は鍵が開けられていました。



外堀すら自然の利を生かしていたようで、石積みなどの遺跡も何一つ残っていない城址です。



二等三角点と看板だけが山の頂上にありました。「山城」とはそのような場所なのですね。

(2/15・追記)この玉縄城址のすぐそばにある大船フラワーセンターにはこの地で生まれ育った
「玉縄桜」があります。



私は今から8年前の3月22日に、カメラ友のSさんとNHKTVで紹介されてすぐに観に行きました。
花期が2月中旬から3月下旬と大変早く、約1ヶ月の長期にわたって鑑賞できるのが特徴です。



昭和44年に台木養成を目的に「染井吉野」の種子を播種
その苗の中に発芽が半月ほど早い株があることを発見し、そのまま育成、昭和49年に初めて開花

花は「染井吉野」に似ていますが、20日ほど開花が早いことを確認、平成2年に種苗登録されたそうです。
品種名は、フラワーセンター近くの由緒ある地名の「玉縄」を「桜」に冠したものだそうです。

今年は暖冬ですから、そろそろ咲き始めるかも・・・?
今後ホームページの「開花情報」をチェックをしていこうと思います。

                  

「ダイヤモンドプリンセス号」の新型ウィルスの感染者の数には驚かされますが
あくまでも「検疫中」という事で、管理されていると思っていましたが・・・

ついに我が神奈川県から、日本初の新型コロナウィルス肺炎での死者が出ました。

今夜のニュースでは他にも千葉・和歌山・名古屋・札幌と、中国に関係しない感染ルートの分からない患者が
次々に出たと聞きショックを受けました。
新型ウィルスはすでに市中に潜んでいるようでね。

2/7の谷中歩きや、2/13の「生田緑地の観梅」参加時、ラッシュの時間に電車に乗りましたが
どちらもマスク着装率は40~50%程度、サラリーマンの着装率が特に少なかった感じです。

東京のタクシー運転手の例では「屋形船での新年会」が原因
私もまだまだこれからコーラスやパトロールの会の新年会の予定が入っています。

「60歳以上の高齢者はできるだけ人混みに出ない事」とTVでは発信していますが、う~~んどうしよう
家に1人でこもっていると、私は不安から神経が危なくなりそうで怖いです


コメント (12)
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