花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

恒例の箱根旅行(2)・湿生花園から宮城野温泉へ

2016年08月21日 | 旅日記
台風が三つも日本近海で発生し直撃の模様・・・
お天気が不安定で、蒸し暑い日が続いています

「箱根湿生花園」後編(8月13日)
私は湿生花園の一番奥の「仙石原湿原」と「湿生林区」まで歩いてきました。


涼しそうな「ノリウツギ」が咲きだしています。


こちらは我が家近辺でも咲いている「タマアジサイ」


初見のお花?「ジャコウソウ」


園内のあちこちに咲いていた神奈川の花「ヤマユリ」

飛び立つ白いサギにそっくりな「サギソウ」水辺に咲いていた「アメリカ水葵」


他にも鮮やかなオレンジ色の「フシグロセンノウ」・薄紫の「マツムシソウ」
清楚な「レンゲショウマ」なども咲いていましたが、ボケました

「世界の食虫植物展」
入り口近くまで戻ると珍しい植物が並ぶコーナーがありました。。
今年の6月初めにラッシーママさんと行った「港の見える丘公園」のイギリス館でやっていた
「花と器のハーモニィー展」で見て驚いた、珍しい袋状の花々と同じです。


食虫植物の「ウツボカズラ」だそうです


虫の捕まえ方が詳しく紹介されていました。


たくさんのお仲間の花々も展示されていて・・・
こちらは子供の長靴のようで可愛いですね


ハエトリクサは葉を閉ざして虫を捕まえるらしい・・・


ハエは見当たりませんが、蚊や蜂が飛びまわる我が家の庭にも欲しいと思いました。


ここの仙石原湿原でもみられる「モウセンゴケ」は虫を感じると葉から粘液が出てくるそうです。
虫が動けば動くほど沢山の粘液が出て、虫を溶かしてしまうとか・・・


世界中にムシトリスミレのお仲間は80種あるそうですが・・・
「アグナタ×コリメンシス」は、こんな可憐な姿でも虫を捕る!、狩る!

日本のアルプスのお花畑で「虫取りスミレ」を見る事ができます。
私は黒部五郎岳のカールなどで見た覚えがありますが、可愛い姿で虫を捕らえる侮れないお花です。


ザックを入り口のロッカーに預けて、一時間以上かけて園内を巡りました。
入り口にはお土産屋さんやカフェがあります。

鉢植えの苗も売られていて、その中に「黄レンゲショウマ」がありました。
「車で来たなら買ったのになぁ~」と思いましたが・・・

四国の「劔山」に咲くというこの高山植物は、所詮我が家の庭では生き延びないでしょうね
買わないで正解だったかも・・・

「強羅駅」へ
毎年泊まる宿は強羅温泉の隣にある宮城野温泉、息子の会社の健康保険組合の保養所です。
強羅駅発4時の宿の送り迎えバスを予約していた私は、2時50分に「湿生花園」前でバスに乗りました。


渋滞することなく3時15分に「強羅駅」に到着です。
一人で待つこと45分、息子一家に電話しても誰も出ない・・・

でもカメラがあれば待ち時間も淋しくないワ(ちょっと強がりね)

この箱根登山鉄道の終点の強羅駅舎は「関東の駅百選」に選ばれているそうです。


駅舎の入り口にはこんなプレートがありました。

スイスには結婚三十周年で「ハイキングの旅」参加し、あちこち歩いてきました。
サンモリッツには寄らなかったけど、マッターホルンのふもとの街「ツェルマット」から
ユングフラウヨッホが見えるインターラーケンに移動の際、氷河特急には乗っています。


箱根登山鉄道がスイスのベルニナ鉄道を模範とし、友好姉妹鉄道宣言まで行われていたとは
車で行けば分からなかった情報です。

45分の待ち時間、私はカメラを抱えて飛びまわり、撮り鉄ちゃんになりました。


こちらは強羅から早雲山まで登る「ケーブルカー」です。

噴火騒ぎで大涌谷周辺は立ち入り禁止の日々が長かったけど、箱根ロープウェイも
この7月27日から全線で運転を再開し、ようやく観光客が戻ってきましたね。

4時に迎えに来てくれたバスに乗り、息子一家とお嫁ちゃんの両親&妹夫婦が居る保養所に着きました。
皆はすでに大浴場に入っていたようで、私もすぐに温泉に浸かりました

温泉の後のビールが美味しい・・・縁あって親戚になった9人の集まりです。


お料理は他にも天ぷらの盛り合わせが全員に付き
鶏のから揚げとポテトフライ、枝豆も別途頼み、お腹はマンプクリンになりました。

食後はお部屋で皆で「人生ゲーム」などをやりましたが、私は何故か?
眠くて眠くて、9時過ぎにはバタンキュー
普段は6時間の睡眠時間なのに、この日は薬もなしで9時間以上眠れました。



コメント (22)
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