ギンギンの太陽光線、真っ白な入道雲、そして蝉しぐれ・・・
暑い!暑い!と家に籠っていても欲求不満は募るばかりですから、
この一週間はコーラスグループの夏祭り参加のお手伝いや、アウトドァー専門店に出かけてのお買い物、
そして斜め向かいのお宅に2日間庭の剪定に入った夫のお仲間さんへのお茶出しで
それなりに忙しく過ごしていました。
4日間ほど、夕方には1時間7000歩弱の防犯パトロールの参加で大汗を流しましたよ。
パトロール仲間宅の「月下美人」
7月末に、パトロールのお仲間2人のお宅の「月下美人」が見事に咲きました。
「今夜は外に出しておくから、naoさん自由に撮影していいわよ」と、私よりも一ヶ月早くにご主人を亡くした
すぐそばに住む同じ未亡人仲間に言われて写真撮影をしてきました。
我が家にも月下美人はありますが、霜にやられて全滅寸前の苗を夫が救ってくれました。
でもまだまだ小さくてお花を持つのは来年以後になりそうです。
かぐわしい香りの月下美人、夜の8時15分・8時45分・9時15分と3回カメラを抱えて行きましたが
9時15分になると我が家の1軒先の角を曲がった途端香りが漂よってきました。
その名のとおりの「真夏の夜の高貴なお花」という感じですね。
私も我が家のまだ細々とした「月下美人」を枯らさないように育てねばと改めて思いました。
せっかく夫が養生して生き返らせてくれたお花ですから・・・
我が家の真夏の花々
夫は仕事から帰るとお風呂が沸くまでの時間、自分で作ったデッキに並ぶ植木に水をやり、草を抜き
水盤のメダカに餌をやり、そして最後にゴルフのスィングをして心を癒していました。
夫が遺した大きな水盤が三つありましたが、メダカももう居なくなりましたので、息子が二つ片づけて・・・
7月末、最後の一つの水盤に夫が遺したスイレンが咲きました。
夫が愛した「ホテイアオイ」もいずれ咲きだすことでしょう。
一昨年の8月4日に「肺炎」で入院した夫は、一見とても元気で
まさかそのまま二度と我が家に帰れないなどとは、夫婦ともども思ってもいませんでした。
「一週間の抗生物質の点滴入院」と言われ、最初の三日間は私が病院に行くたびに
あれを持て来い、これしておくようにと注文がありました。
「紫式部に水を忘れずにやるようにとのご主人からの伝言です」と、
看護婦さんからの電話があったのは2年前の、入院して3日目の今日でした。
入院4日目から事態は深刻になり、深夜医者に呼ばれたりしたのですが・・・
そんなことを思いだしながらシンミリしている私です
去年の今頃は外壁工事で水撒きができず、夫が最後まで気にしていた「コムラサキ」は
実が生らずに心配しましたが・・・
今年はせっせと水撒きをしていますから、地味な花が咲き小さな実が生っていますよ~
お父さん、見えますか~?
どこからかタネが飛んできて、実生から芽を出した木を育てるのが好きな夫でした。
この盛夏に咲く「ムクゲ」もその一つです。今年も咲いていますよ~~
でもね、貴方が遺したたくさんの盆栽や山野草が姿を消しました。
守れなくてごめんなさい
少しづつ整理をして、私好みのお花を増やしています。
真夏の太陽の下で一番元気なのは「日日草」
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親しくなった防犯パトロールのお仲間は皆さんお花好き・・・
タネから育てた苗をしょっちゅう戴きます。
色とりどりの「ジニア」(ヒャクニチソウ)は20苗近くもあり、庭に地下植えした残りを
戴いたその他の花々と寄せ植えして門の前に置きました。
斜め前のお宅の庭の剪定を終え、最後に夫にお線香をあげてくれた若いお仲間に
「主人の残した盆栽などは大部分枯らしてしまった」と言うと
「それで良いのです。奥さん好みのお花を植えてください」と
でも大きな木は手に余って、夫を最後まで補佐してくれた彼に頼もうかと思っています。
戴いたお正月用の紅白の「葉ボタン」と、葉っぱが美しい「コリウス」も植え込まなくてはなりません。
暑くなりましたので、明日の朝の仕事にいたします。
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楽しみにしていた山仲間との登山が中止になってガックリし、
夫の事を思い出す日々で気持ちが沈みがちですが・・・
ダウンすることなく元気でいられるのは、毎日アオジソ5~6枚をソーメンや納豆のお供にし、
バジルをトーストサンドに挟み(これが美味しい)
採れたてのトマトを食べているからと、勝手に解釈しています。
そして雨以外の日は必ず7000~8000歩歩く事も、元気で過ごせる秘訣かも知れません。
この酷暑の夏を何とか無事に乗り越えたいと思っていますよ~