一年のヘソということで、今年も後半に突入です。そして梅雨も後半ですね。
連日鬱陶しいお天気が続いていて
防犯パトロールの仲間たちと、歩けないのが辛いです。
我が家の玄関前の3つの大きな水盤に「スイレン」が咲きだしました。
蕾も三つ見られます。
仕事から帰ってきて、1時間ほどメダカの世話や鉢植えの手入れをして
心癒していた夫の姿が思い出されます。
先月、彼が育てていたメダカの姿を見つけた時は嬉しかったですね。
「絶滅していなかったんだ~」と・・・
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さて・・・
ワンゲルの会主催の鎌倉歩きに、写真仲間のSさんを誘って参加してきました。
鎌倉の大正ロマンと鎌倉文学を訪ねて(6月23日・土)
前夜からまとまった雨が降り参加も危ぶまれましたが
「雨の鎌倉も情緒があって良いかも」と行く気になっていた私・・・
幸い朝には雨も上がって、9時半の鎌倉駅西口集合には男性7名、女性6名の合計13名の顔が揃いました。
御成通りを3分行くと、古い洋館が現れました。
鎌倉市の景観重要建物に指定された旧安保小児科医院です。
車の往来が激しくて写真が上手く撮れませんでした。
興味がある方は上のURLをクリックしてご覧ください。
更に7~8分歩いて行くと立派な門が現れました。鎌倉市立御成小学校です。
校名の看板は高浜虚子筆によるものとのこと・・・
この門は1931年に廃止された鎌倉御用邸で使われていたものだそうです。
正門前にはかつて鎌倉時代に問注所があった事を示す石碑が建っていて、
学校の敷地ほぼ全域が鎌倉郡の郡衙跡(今小路西遺跡)であると推定されており
敷地内では度々考古学調査が行われているそうです。
「吉屋信子記念館」
作家 吉屋信子さんの遺志により土地・建物などが鎌倉市に寄贈されたもので
ありし日のままに保存されています。
600坪の土地に建つ、平屋の近代数寄屋建築が粋でモダンです。
入館料はかかりません。
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我が家近辺はそろそろ終わりのアジサイですが、鎌倉ではまだまだ綺麗に咲いていました。
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吉屋信子と言えば、子供のころに読んだ雑誌の少女小説の印象が強いですね。
その後「徳川の夫人たち」や「女人平家」などの、女性の視点で見た歴史小説で成功を収めました。
自筆の原稿類などは「文学館」に収められ、ここにはありません。
木目が目を惹く外塀が印象的でした。
吉屋信子がこの閑静な鎌倉の地で過ごしたのは67歳からの10年間・・・
最後はガンで鎌倉の病院で死去、77歳の生涯を終えました。
尚、この「吉屋信子記念館」は一般公開していない時もありますので
事前に調べてから行かれることを勧めますこちらでどうぞ・・・
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庶民とは無縁の大邸宅が並ぶ中、次は「笹野邸」を訪ねる予定でしたが
この日は土曜日、結婚式が入っていて中止
鎌倉市の景観重要建物に指定された御屋敷は、結婚披露パーティーに使われているようでした。
「鎌倉文学館」
5月15日に役員仲間の女子会で来ている「鎌倉文学館」、入り口に向かう道の緑がいっそう濃くなっていました。
加賀百万石の前田家の別荘だった所です。
すぐお隣に「前田」と書かれた表札のある一軒家がありますが・・・
今は人が住んでいる気配が感じられませんでした。
5月15日に来た時は丁度見頃のバラでしたが、驚いたことにまだまだ咲いていて・・・
我々を喜ばせてくれました。上のバラは「アルデス75」
この日の梅雨空に合わせて「露狙い」で撮りました
こちらは前回も咲いていた「プリンセス・ドゥ・モナコ」
花期が長いようです。興味がある方は一ヶ月半前と比べてみてくださいこちらです。
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この日は朝方に雨がやみ、とても蒸し暑い日でしたが・・・
文学館のデッキに出ると海からの気持ちの良い風が吹いていました。
正面の垣根の向こう側の一段下がった所がバラ園で、ここから見えないのが残念
催し物は5月に来た時と同じだったので、私はノンビリデッキに佇んで海を眺めました。
(空と海とが同じ色で、画像に写らなかったのも残念です)
なでしこジャパン決勝進出
あと一勝、頑張って~