我が家の玄関先に置かれた鉢植えの「コムラサキの実」が色付きました。
主人が入院してまだ元気だった2日目に、看護婦さんを通して「ムラサキシキブに水をやってくれ」と
伝言電話があった「コムラサキ」・・・
もう一つ、大きな樽に植えている方はお花が咲いた形跡がないので、
今年は大きな実が見られないのは残念ですが(昨年にUPしています)
取りあえず、両方とも枯らさずに済みました。
主人を見送って25日が過ぎました。
告別式はもちろん公の機関への手続きや、組合や保険関係の申請などは
肩に力を入れ必死でやりましたから、涙が滲むことはありましたが感情的にならずに済みました。
疲れたらもっぱらマサージに通いましたが・・・
それが昨日、公共料金等の引き落とし口座の変更と、カード会社に脱退手続きのTELをかけたら
もうだめ
カードの使用情報の中に主人の行動がリアルに息づいているのです。
入院の前日に車にガソリンを入れ、〇〇電機でケーブルを買っているのが
分かりました。
昨日からホロホロと涙が止まりません
諸々の手続きはまだまだ山積みで、連日のようにお線香をあげに来てくれる方の
お電話も入るのですが・・・
今日はすべてパスして、ご近所仲間のノンちゃんと一ヶ月半ぶりにアクアエクササイズに行き
「今は無理できないので疲れたら休憩する」と先生に言って、ちょこっと身体を動かしてきました。
そして2人でランチ、久しぶりにパスタを美味しくいただき
帰宅後にはこうしてブログに思いのたけを記しています.
自分の中で感情が爆発しました。
主人の入院中から咲きだしていた「デュランタ・宝塚」
主人が忙しい仕事から帰って、しばし癒しに手入れをしていた姿が思い浮かびます。
彼が入院してからあっという間に草だらけ
これらたくさんの鉢植えを今後私は守っていけるのか?
お嫁ちゃんは枯らしてしまうよりも、皆様にお分けしてよそ様のお庭で咲かせてもらったらと
勧めますが、それぞれに思い出があり決心が付きません
「一人の夜が淋しい」と私が言うのを聞いて、先週は6回も一緒に海外旅行に行っている
親しいご近所仲間が3人、夜の7時半にワインとつまみを持って我が家に来てくれました。
気が付いたら真夜中の1時過ぎ
どっと疲れたけど、良い気分転換になりました。
のんちゃんが持ってきてくれた鳥の丸焼は、小分けして冷凍し
野菜スープや酢の物に入れたりで、私の便利な食材になっています。
とても助かっていますよ
そして今週は短大時代の友人が2人、「ちゃんと食べなければだめよ」と
遠くから食料持参で来てくれて、午後の1時半から夜の9時まで居てくれました。
途中2組、お線香をあげに来てくれた方々がいたのですが、友人ならほっぽっていても大丈夫・・・
一人身の淋しさは増すばかりで、決して薄れるものではありませんが、
そんなひとときだけは忘れられますね。
友人の皆様、ありがとうございます。
私たちは一緒に買い物に行ったり散歩をしたりする夫婦ではありませんでしたから
同じ年頃のそのようなご夫妻を見てもさほど羨ましいとも思いませんが・・・
やはり友人宅でご夫婦の会話を聞いたりしたら、夫の居ない身が堪えるかも知れません
我が家での女子会は大歓迎ですから、これからも時々遊びに来てくださいね。