花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

新年初ハイキング・箱根「明神岳」

2007年02月06日 | 山シリーズ

「立春」が過ぎたとはいえ、2月としては暖かすぎるくらいの日和が続いています。
そんな中、マタマタ箱根からの「富士山」を見てきました。

この写真は「明神岳」の頂上で撮ったものですが、富士山の右手裾野の上に、白い雲の帯のように見えているのが「南アルプス」
左手前の尖った山は2ヶ月前に登った「金時山」です。


12月の忘年登山「金時山」の下山路に使った「矢倉沢コース」は笹が茂る中、展望の良い尾根歩きが続いていました。
前回、私たちは「矢倉沢峠」からバス停のある仙石に下りましたが、そのまま東南に進むと約2時間で「明神岳」に至る事を知り、是非続きを歩きたいと思った次第です。
その時の記録はこちらでどうぞ

2月4日の日曜日、晴天の中、同じメンバーで仙石→矢倉沢峠→明神岳→鞍部→宮城野と歩きました。

峠からひと登りすると背後に「金時山」が見えてきます。
そして左側の峰の間に「富士山」の頭が覗いているのが分かりますか?


雲ではありません。
真っ白な雪を被った富士山です
ハコネダケの茂る気持ちの良い尾根道を登って行きました。

UPダウンを繰り返して進んでいくと正面に目指す「明神岳」も見えてきました。




そして右手下に広がる仙石原の向こうに、10日前に主人と車で行った大涌谷の煙も見えています。
大きな神山の中腹に大涌谷はあるのですね。

反対側には円錐形の「大山」を一番右手に丹沢の峰峰が連なっています。
そして振り返れば、背比べをしているような富士山と金時山が・・・

non_nonさんのタグを使わせていただいた、サムネイルのスライドショーでこの間の展望をご覧下さい。
<
箱根ハイキング
< < < < <



登山道の脇には所々雪が残っていましたが・・・
3人ともフリースの上着は脱いだままです

道が北側の沢沿いに入ると、このとおり雪の量がグンと増えます。
アイゼンはちゃんと持ってきましたが・・・






凍結している所も結構あって、道が下り坂になると少々怖い
パース行きが近ずいている身・・・
転んで捻挫でもしたらまずいので、アイゼンを付けようかと迷いながら注意深く歩きましたが・・・






日当たりの良い南側の尾根に出ると、雪はほとんどありません。
近づいてきた「明神岳」を眺めながら一休み・・・
11時を過ぎていたので、持ってきたオニギリを食べました。
雪道に足をとられ、予定時間をオーバーしています。


3時間近くかけてやっと「明神岳・頂上」に到着しました
単独行のオジサンたちが多い感じ。
その中の一人にシャッターを押してもらって、富士山を背景に3人並んだ写真を撮ってもらいました


頂上からは歩いてきたトレイルがよく見えていました。
南アルプスの右手に見える雪山は「八ヶ岳」?

ここには過去2回登って来たことがあります。
最初は息子が小学校1年生の夏休み、家族で道了尊「最乗寺」から登りましたが、とても暑かった思い出が

2度目は、今から10年位前に当時勤めていた銀行の仲間5人でやはり道了尊「最乗寺」から登りました。
12月の寒い日で、明神岳の頂上は冷たい風が吹いていましたが、富士山と南アルプスがクッキリピッカリと見えていて、大感激しました
あの日と比べると、今回の暖かさはウソみたいです。
その分富士山が「春」の姿で霞んでいましたが・・・

一休みしてから1時間半かけて宮城野に下りました。
見晴らしがあまり利かない「明星ヶ岳」はカットです。


宮城野には日帰り温泉「勘太郎の湯」がありますが、10年前に入った時、大型バス2台の韓国の団体様ご一行と一緒になって圧倒された覚えがあります
そこはパスして、10日前の私の誕生日に行った底倉温泉「ての湯」に行きました。





前回の平日料金より500円も高くて(2100円)ビックリしましたが、露天風呂の目の前に「明星ヶ岳」がそびえていて、その奥に登って来た「明神岳」も見えていました

普段はカラスの行水のK子さんも、山々を眺めながら私たちと一緒にノンビリ温泉に浸かっていましたが・・・
その後が大変な事に
湯あたりして、脱衣所で倒れてしまったのです。
スタッフの方が親切にケットを持ってきて寝かせてくれました。
幸い大事には至らず、K子さんは更に休憩所で1時間ほど寝たら元気になって、レストランでを飲みながら語りあっていた我々2人と一緒にお蕎麦を食べて、無事に帰宅する事ができました。

最後にハプニングがありましたが、新年早々気持ちの良いハイキングが楽しめて、良かった!良かった
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする