波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

子ども食堂 のこと。

2022年12月04日 | 日記・エッセイ・コラム

子どもに食事を提供する『子ども食堂』、東京太田区で1件目が始まり10年、今は全国6000ヶ所(2021年度調べ)。7~8年前、「当地でも必要だ」と思った。福祉に通じた知人に話したら開設された。5年ぐらいになるだろう。1ヶ所から数ヶ所に広がりずうっと続いているのが嬉しい。

完全退職
(再就職終了以後)してから『波風食堂』開店。500円のウドン定食(うどん+ご飯物+珈琲)の収益(材料費以外)を子ども食堂応援費にしてきた。この3年はコロナで連続休業だが、読まなくなった古本販売や昆布干しアルバイト代の一部で、中学生のお年玉代ぐらいをカンパ。子ども食堂連帯の「大人食堂」。

子ども食堂
で一番大事なことは、『続いている』こと。給食しかご飯を食べられない厳しい暮らしの子どもほど、子ども食堂に来るのは難しい。貧困格差は子どもを徹底的に苦しめ大人不信を広げている。本当に来て欲しい子どもに信頼される唯一最大の鍵は、「行きたいと思った時に開店している食堂」だ。

波風食堂
のできることは2つ。当地でも「子ども食堂」の灯火が続いている宣伝、もう一つは、食堂収益でお金をカンパすること。子ども食堂が、運営者と参加者(子どもも大人も)の交流の場になっているように、波風食堂も同じ大切さを感じてきた。強制とか義務とかでなく、何となく面白そうだし自分の出来る範囲でまず自分からやり始める主義、みたいな。
子ども時代の貧しく厳しかった暮らしを時々思い出し、「今だって辛い子どもはたくさんいる」「格差が大きい今の方がもっと厳しい」と話す波風夫妻。応援する心だけは持ち続けたい。(次回に続く はず)


教員生活で知ったこと。勉強がわからないこと、いじめられていること、家が貧しかったり親が仲悪いこと、この3つを子どもは口にしない。自分が悪いからだと思って。子どもに信頼される先生(大人)にしか教えない 波風食堂は、子ども食堂へのカンパを受け付けない。「500円ぽっきり」で協力してくれた人に申し訳ない。カンパは「子ども食堂」(携わっている人)へ是非渡して欲しいな画像は、先週まで花壇に咲いてくれた最後の黄色い菊。かわいいなあ、2枚描いた。

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