波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

静かな連休

2024年05月05日 | 日記・エッセイ・コラム

憲法記念日に日本国憲法前文を読む。毎年そうしている。ママヨさんが自分の手帳型冊子、立男が井上ひさし著『子どもにつたえる日本国憲法』、朝食後の食卓で静かに読んだ。

 

憲法は交付から今年77年目、人間の歳なら喜寿。もしかして運よくうまくうまくいったら、波風氏とママヨさんは戦争を経験せずに生まれ、戦争知らずに亡くなることができるかもしれない。江戸時代末から太平洋戦争敗戦まで戦争がずうっとあった国。憲法9条を変えない方が良いと答えた人が61%(昨年55%)で、変える方が良いが32%(同37%)、9条があるから戦争をしないですんでいるかに76%が「共感する」で「共感しない」が21%と朝日新聞調査。多くの庶民が、キナ臭いのはごめん、憲法改悪は「新しい戦前」の準備と感じている。

子ども人口(15歳未満)が2943万人(1950人)から1401人(今年)、人口に占める割合が35.4%から11.3%になった、43年連続減と総務省。このままいくと、介護や福祉医療の枠組みは維持できなくなり、戦争で死ななくても絶望的な未来を感じながら永眠することになりかねない。
憲法前文に、誰もが賛成し納得できるこの国のあり方、作り方が書いてあった。自分のものの見方や考え方をしゃんとさせる言葉があった。嫌な予感は、子ども大事にしない国と老人を疎かにする国は亡びるということ。

ママヨさんとヨモギ採りに出かけ、目当ての生育地が散髪されたようにきれいさっぱり草刈りされ、車中の筍ご飯握りの昼食で帰ってきた。この街随一立派な山桜が桃色一色に染まっていた、素敵な市営の共同墓地も初見学。当地を眼下に見渡せるこの丘に道外ナンバー車もたくさん来ていた。


アイスクリームメーカーを買う。こういうのはママヨさんに相談しない(笑)。冷凍庫で冷やし生クリーム、牛乳、砂糖、バニラエッセンスで20分作業。ハーゲンダッツモドキは材料費がけっこう高くつくが安全安心。但し脂肪過多健康不安あり(涙)。波風食堂で供せるレベル。

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