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80年代の未来社会:鉄腕アトム


NAの住居では、TOKYO-MXが映る。
近隣の建造物が電波障害となり、ケーブルTVが引かれているためだ。
TOKYO-MXは、簡単に言うと、
よくアニメ番組が放映されている東京のローカル局。
(ちゃんとしたTV局なのでニュースも放送されているが・・・)
アニメ番組が好きだと言ったが、限度がある。
たまに息抜きに見る程度でも充分すぎる。
そんな東京MXーTVで「鉄腕アトム」が放映されていた。

鉄腕アトムは、過去3度、TVアニメ化されている。
原作者、手塚治虫にとっても思い入れのある作品なのだろう。
アトム誕生の物語は、その都度、書き直されている。
アトムは、科学庁のトップ、天馬博士が
亡くなった自分の息子に似せて作ったロボット。
多くの人が、かわいらしい外見にだけに意識が向くが・・・。
父親である天馬博士に捨てられるというネガティブな設定(暗い過去)がある。
アトムの住む未来社会では、科学文明が進歩し、
”心”を持ったロボット達には、人間と同じ権利が保障されている。
「放映当時の80年代は、”人工知能”という表現が浸透していないので、
この言い方がいいだろう」
しかし、ロボット達を差別し、冷遇する人間は多く。
ロボットをだます人間までいる。
悪人のいなくなった世界ではない。
あらゆる科学技術が集められているアトムは、
その力を正しいことのため戦い、多くの人を幸せにする。
希望を与える主人公だ。

TOKYO-MXは、海外ドラマの再放映もあり、
よくチェックしている。
そして、手塚治虫が在命中の80年代に
制作された「鉄腕アトム」のアニメ放送作品が見られたのも悪くない。
CGなどの処理は加えられていないのも、新鮮に感じる。
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