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隣町より、遠く:2022年4月

(これらの画像は、今週(4/18~22)のもの)

子供の頃、自分の暮らしている場所以外にも、街や町があり。
そんな外の世界には、自分の町にはない、遊園地や動物園などもあり。
小中学校を卒業したら、別の町にある高校などで学習してから、
大人として働いていくのだと、単純に思っていた。



「学校の先にある大通りから、海が見える場所まで行けば、
外国からの大きな船もあり、スーパーカーが、何台も見えるらしい…」

今となっては、どうでもいいいようなことが、キッカケだった気もする。
隣の町より、さらに遠いところ。
そんな場所へと、子供だけで行こうとなり。
どこか緊張したような気分とも、身構えるような気分にもなった気がする。
子供には、ちょっとした冒険だったのだろう。



その後、両親の仕事のこともあり。
何度か、引っ越しをしていくこととなり。
いつの間にか、“自分の町”だと思っていた場所のことなど忘れていた。
今…、
“隣町より、さらに遠いところ”に立ち寄ったところで、
懐かしさもなく、どこか古い記憶とダブるだけのこと。
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国民の僕(しもべ):今、見てみたい海外ドラマ


下ネタ系のコメディアンだった男が演じた、
“高校教師が、62%の支持率で大統領になる!”という、
海外ドラマのうち、51話が、ネット上(YouTube上)から、
無料(タダ)で、見られると聞いて、
早速、チェック(検索)したもの、どれも関係のないページばかり。
PV稼ぎを狙った、安易な便乗者たちは予想していたけど、
目的のサイトに、たどり着けないのは面白くもないところ!

それとも…、
無料で見られるという情報、そのものが、ガセ(誤情報)だったのかな?
ウワサによれば、日本語字幕版や吹き替え版はなく、
YouTubeの自動翻訳で見るしかないとも聞いている。
ちなみに、この(ウクライナの)海外ドラマは、
2015年~2019年の間、51話がテレビ放映され、
その放映期間中に、主演俳優が、ドラマ上の物語と同じく、
大統領選挙へと立候補したところ、
70%以上(ドラマ以上)の支持率で当選し、現在に至っている。



この主演俳優が…、
今、地球上で、一番、暗殺されかねない、
ウクライナの国家元首ゼレンスキー大統領であり。

依然、ドラマは未視聴ではあるもの、
ドラマは、51話で完結することなく、
現実へと引き継がれることにもなったのだと知り。
もしかしたら、ドラマ上の登場人物が、現実の独裁者を倒す、
歴史上、初めてのことにもなりかねない。
正直、色々な意味で、トンでもない話であり。
かなり驚かされている。
これこそ、受信料で収益を得ているところ(N〇K)が、
字幕、吹替えで、放送すべきだと思っているけど。
キー局などでなくても(ローカル局でも)、
テレビ放送して欲しいと、切に願ってしまう。

追記:
外出先でのこと。
お昼のワイドショー番組において、
今回のウクライナ情勢で動揺する東欧諸国を、
池〇彰が解説していた。
非常に興味深い内容ではあったもの、
いつまでも見てもいられない状況にあり。
…といって、自宅のように録画できるハズもなく。
子供のころに見たマンガのように、
自宅に万能型の家事ロボットでもあればいいのになぁ!
…などと、思っていたとき。
「笑うセールスマン」「怪物くん」の作者でもある、
藤子不二雄Ⓐ先生が亡くなったニュースを知ることになった(4月7日)。
この日は、漫画の神様、手塚治虫の代表作品、
「鉄腕アトム」の誕生日とされる日でもあったことを知り。
少し複雑な気持ちにもなる。

日本のコミック文化や、大衆文化を代表されるような方々が、
このような世界情勢下で亡くなられていくことには、悲しいものがある。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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今日も、コタツ野郎(?)は、茹で上がる!:6000発!!


ポスト冷戦というものは存在しなかった。
ロシアは、民主主義陣営に加わったことはなく。
双方、6000発もの核弾頭を保有したままであり。
事実上、冷戦は継続されてきた。


深夜帯、E〇レの番組にて、
フランスの経済学者、ジャック・アタリが、
今回のウクライナ侵攻とあわせて、このように語っているものがあった。
1発で、都市を壊滅させてしまう核兵器の存在は、
意識することはなくても、
どこかで理解しているつもりだった。
それでも、東西冷戦下では、
それぞれが6000発も核兵器を保有しており。
ソヴィエト連邦の解体後には、
それをロシアが、そのまま保有していたのだと聞いたとき。
楽しい気分でもいられないものとなった。
それに「6000発の核兵器」と聞かされても、
タチの悪いジョークにも思え、
笑うしかないような気分とも、笑えない気分にもさせられる。



社会の問題点や矛盾点というものは、
色々と難しいものがあり、あまり考えたくもないこと。
それに“難しい”とは記したけど、実態は、それほどのことでもない。
例えば(以前にも記したけれど)…。
熱湯の入った鍋に、カエルが放り込まれれば、
カエルは鍋から飛び出そうとする。
しかし、鍋の中で、ぬるま湯に浸かって(つかって)いるカエルは、
ジリジリと…鍋の湯加減を上げていっても飛び出すことはなく。
その変化していく状況の中で、カエルは脱出できないまま。
いつの間にか、茹(ゆ)で上がってしまう。
ゆっくりと変化していく環境にあれば、煩わしさが、危機感を勝り。
面倒臭いだけのこと。
そんな実情は、すべてが手詰まりとなってから分かることになり。
手詰まり、煮詰まり、行き詰まりそうになる!?
(関連する過去の記事?⇒)



蛇足:
1~2週間ほど前…、
“物を知らない”というのは、
情けない気分にはさせられるけど。
どこか仕方がないところもある。
しかしながら…。
“知ったかぶり”ほど、見苦しいものはない。

…と、(すっとぼけて)記していたもの。
自分自身にも思い当たるのが、本当のところ。
個人ブロガー(コタツ記者もどき、コタツ野郎!?)には、
報道機関のように、現地記者がいるのでもなければ、
地元のジャーナリストにツテがあるでもなく。
“目新しいこと”、“誰かの受け売り以上”のものを書けるはずもなく。
世の動向に対し、本当は分からないことばかり。
「何が分からないのか?」も分からないから、
「調べることもできない」ではなく。
…では、“何”が分からないのだろうか?と、考えていくことで、
間違った認識を正していくことや、認識不足のことを気付かされている。
<本日(4月16日)、一部改訂>
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映画「ベルファスト(BELFAST)」


先日、(東京)日本橋にて、
映画「ベルファスト(BELFAST)」を見てきました。
この映画は、子供の視点から、
60年代末の北アイルランドを見たものになっている。


この映画のストーリーとは外れますけど…。
世界地図で見ると、アイルランドは、英国本土の西に位置し、
面積は、約8万4千平方キロメートル。
(アイルランド共和国、7万280K㎡。北アイルランド、1万4139K㎡。)
日本の北海道(8万3000K㎡)と、同じくらいになる。
かつては、アイルランド島の全土が、大英帝国の支配下にあったことから、
18~19世紀の英国風(ジョージアン風)の建物は多く。
アイルランド共和国と北アイルランド(英国領)には、特別な国境はなく。
いつの間にか、車のナンバープレートや道路標識などの表記が変わっており。
距離を表わすのが、m(メートル)ではなく、マイルなどになっています。
今年(2022年)は、アイルランド(アイルランド共和国)が独立してから、
100年目を迎えた年となり。
ベルファストは、北アイルランド(英国領)の街ではありますが、
公開前から、この映画は注目していました。



日本人(外国人)には、
カトリックも、プロテスタントも、
同じキリスト教徒に思える。
しかし、“同じ”であることなど許されないとなれば、
それまで、隣近所で暮らしてきた生活が、揺らぐことにもなる。


個人的なことになりますけど。
子供の頃、両親の仕事上の都合もあり、
転校や引っ越しすることも多かった。
友人との思い出がある学校や公園などはあっても、
それは(色々な意味で)遠いものであり、共有できる相手もいない。
「この場所(土地)は、自分の思い出であり、“ここに居たい”」
…と思える場所などは、どこにもない。
この映画は、そんな人間の感情も、深いところで揺さぶるものがあり。
国も、状況も異なるとは言え、
今の世界情勢とも重なり。
今、多くの人に見て欲しいものになっている。

蛇足:
この“はんぐおーば”では、
公開中の映画を紹介することは、あまりない。
ブログのシステムで広告収入を得られないことに加え、
自身の映画評が、年月の経過や状況で変化することにもあり。
数ヶ月後には、このレビュー内容すら書き直しているかも知れないからです。
※さらに言えば、この“はんぐおーば”が、ブログ上にアップするより早く、
多くの方が、ネット上にレビューしてもいる。

多くの人は、自分が自由に使える“お金”。
いわゆる“お小遣い”にも限りがあり。
他人に“あーしろ、こーしろ”と言われるのは、面白くもないかと思われます。
それでも、今、映画館の前で、タイトルに迷われている方がいるのなら、
オススメしたい映画となります。
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改造手術より簡単、そして、悪質!?


いきなりではあるけど…。
「ショッ〇ーのアジト(秘密基地)はどこだ!!」
「し、知らん」
「言え、どこなんだ!」
「し、知らん。本当に知らないんだ(ガクッ)」
・・・と言うのが、
パターンだったかな?

対象年令を低くした子供向けの特撮番組に限らず、
シリーズ化されているドラマには、お約束の展開があり。
ドラマならではの“ご都合主義的な展開”…を、
とらえやすく、受け入れさせてくれるところがある。
…とは言え、
今、思えば、結構、乱暴な話。


この仮〇ライダー(ヒーロー)は、物語上、悪の秘密組織によって、
改造手術を受けているという設定になっており。
同じような改造手術を受けている、悪の怪人たちと、
ヒーローが敵対するという物語には、
「悪に染まらず、正しくあれ」というメッセージも含まれている。
しかし、頭の悪い子供だったからだろうか?
彼が、悪者にキックすることには、
どのような意味があったのかを考えることもなかった。



同年代の子供たちにも、
(仮面〇イダーのような)特撮ヒーロー番組に感化されていたものは多く。
ヒーローごっこは、よく見かけることもあった気がする。
しかし、その相手役となる、怪人役には、
子供たちの中で、一番、立場の弱いものが選ばれることになり。
「悪に染まらず、正しくあれ」…というメッセージをもった番組が、
ヒーロー気取りの悪ガキに、“悪の怪人のごとき所業をさせている”など、
タチの悪いコメディにも思わせたものです。

それに悪者(怪人)をやっつけたところで、
世界が平和になるかなど、本当のところ、誰にも分からない。
こんなことを思いついてしまうのは、
ショ〇カーのアジトと間違われそうなことばかりして、
仮面ラ〇ダーにキックされそうだからかな?
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