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揺れ動き、そして、息詰まる。


今、世界中の人間に注目されている場所を、“世界の中心”とするのなら、
ウクライナは、間違いなく、世界の中心であり。
今、世界中が揺れ動いている。


ここ数週間、ニュース映像で、よく見かける、2人の国家元首の顔がある。
1人は、もうじき70代(今年10月に、70才)となる、
ロシア連邦の、ウラジミール・プーチン大統領。
国際社会でも、長年の間、その存在感を見せつけてきた人物であり。
今年2月(先月)、隣国のウクライナに侵略戦争を仕掛けた国家元首でもある。
最近、テレビの映像として、彼の姿を見たとき、
「この人も、年をとったんだな」と、単純に思った。
もう1人は、このロシア連邦からの侵略行為を受けている、
ウクライナの、ゼレンスキー大統領。
テレビの画面越しでは、プーチン大統領と見比べてしまうことになり、
若くも見えるけど、40代半ばのオジさんになる。
彼が、“オジさん”なら、対する人物は、やはり“ジジイ”となるのだろう。
おそらく、ジジイは、このオジさんが邪魔のハズである。



かつて、アメリカ合衆国に敵視され、そのまま殺されてしまった人物がいる。
大昔の話ではなく、この20年間でのこと。
アメリカ合衆国への同時多発テロの実行犯とされる人物と、
その人物を支援し、化学兵器を保有しているという、
(不確かな情報によって)戦争状態となった国家の大統領のことであり。
最近、よく思い出してしまう。
…と言っても、直に会えるような人物でもなかったので、
当時のニュース番組や映像以外に知るものはないのだけど。
今、アメリカ合衆国にも劣らない大国が、
隣国へと侵略戦争を仕掛けていることを、ニュースで知ったとき。
これまで西側諸国のしでかしてきた愚行が、重なっても見え、
「あの時、超大国アメリカに敵視された人物は、今、生きていない」
そう、単純に思っていた。
そして、今、アメリカにも匹敵する大国が、もっとも敵視しているであろう、
隣国の大統領のことが思い浮かび、イヤなものがあった。
もしオジさんが、この状況下を生き残れば、
”ジジイに打ち勝った”、新しい時代の英雄となり。

何とか、死なないで欲しい…とは思っているけど。
正直、半年後に生きていられるかは、誰も予想できない。



また“ブラックルシアン”を頼んでいます。
「“黒いロシア人”、お前らのやっていることは、真っ黒だぁ!!」とは言え、
もちろん、ロシア製のウォッカでなく、スミノフを使ってもらってます。


蛇足:
20年ほど前のアメリカ軍によるイラク侵攻時には気づけなかったことがある。
それは、わずか数日で、近代兵器は都市を廃墟にできるということ。
(それも核兵器のような戦略兵器を使用しなくても…。)

今回、アメリカにいるドナルドというオジさんは、
自分が大統領だったなら、このような状況にはならなかったと豪語しており。
また、ひと悶着となっている。
ドナルドおじさんの言葉は、ともかく。
“あの人が引退していなかったらなぁ”と思ってしまう人物は、1人いる。
昨年、ドイツの首相を引退されたアンゲラというオバさんのことだけど、
ウラジミールは、彼女より年上であり。
政治権力の場に、年齢層の高い人物が居残り、
世代交代がなくなってしまうことへの、危機感を覚えてしまう。

有権者には、政治家の野心は、魅力的にも見えるときもあり。
頭の痛いところ。
この野心は、当人だけのものでなく、
周囲の人間のものとなっているときもあり。
もはや制御不能となって、振り回されているのを感じるときもある。




もう1つ記すのなら…、
タレント弁護士として、〇マダシンスケのテレビ番組にも、
レギュラー出演されていたこともある、
元、政治家さんの言動には、かなり幻滅している。
タレントとしても、政治家としても、嫌いでなかったこともあり。
本当に、トホホな気分です。
<2022年4月加筆訂正>
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バッドエンド、グッドラック!?


あるクイズ番組での設問…、
「イクラとオクラ、野菜は、どっち?」
 ⇒

正解は、オクラ。
これは考えるまでもないこと。
イクラは、魚のタマゴ。
しかしながら、このクイズ番組は制限時間内に、
複数のクイズ問題を回答するものとなっており。
モタモタと回答していたら、次の設問で苦しむこととなる。
そのような気持ちが、判断を鈍らせたのだろうか?
反射的に、テレビ画面に向かって、
「イクラ!」と答えていた。


(こちらは過去の画像)

それにしても…。
何故、“イクラ”を選んだのだろうか?
先入観? 口が滑った?

「ツマらない失敗(ミス)だったな」と思いながらも、
気になってしまうことはある。
夕方、区役所の先まで歩きながら、考えていた。
普段は、あまり利用することもないけど。
近年、店舗数も多くなってきた小型のスーパーが、この先にあり、
ちょうど商品券もある。
スナック菓子と飲料でも買っていくことにした。

この店の利用客の多くは、近くの大学や高校の生徒などらしく。
お弁当や、おにぎりなどに、大きなスペースがとられている。
ふっと、そのスペースに“しゃけイクラ”とラベルされた、
おにぎりが並んでいるのを、目で捉えていた。
そう言えば、職場で食事をとるときも、コンビニなどで弁当を買っている。
ついでに、1~2個、おにぎりを買うこともあった。
オクラより、イクラの方が、身近なものだったということ。



この日、スナック菓子ではなく。
菓子パンでも買って、帰ったような気がする。
まあ、それだけのこと。
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ファミコン世代の一呼吸(ひとこきゅう):一息で、バタンだけど。


コロナ過とは言え、一時期より、飲食店が利用しやすくなったもの。
相変わらず、日常生活での圧迫感を意識させられている。
そんなこともあり、ここ半年ほどは、コンピュータゲームに熱中している。
近年の家庭用ゲーム機は、インターネットに接続できる環境にあれば、
友人同士での協力プレイなどもできるものとなっており。
このゲーム機器のコントローラーは…、
2つのコントロールレバー(アナログスティック)と、十字キー、
十字キーとは反対側の位置に4つの操作ボタンがあり、
さらに前面にある4つの操作ボタンとで構成されており。
それを、すべて操作することで、複雑な動作や状況に応じた、
アクションが行えるものとなっている。



リニューアルするように、家庭用のゲーム機器を買い換えてはきたもの。
熱中していたのは、もう20年ほど前の話。
当時、楽しんだものには、カプコンの「バイオハザード3」があり。
このゲームは、主人公である特殊部隊の女性隊員、ジル・バレンタインを、
(T‐ウイルス)に汚染された街、ラクーンシティから脱出させるゲーム。
このゲームでの物語(設定)にも関わる、T‐ウイルスは、
人々や生き物を、ゾンビのような怪物に変えるものであり。
主人公は、様々な敵キャラクターや障害を乗り越えていくものとなっていた。
※コロナ過では、このような物語の設定を説明するのにも、
ちょっと気まずいものがあるけれど。

このゲームでは、街(ラクーンシティ)や建物を移動していくとき、
視点が切り替わっていくものとなっており。
状況や場面によっては、ローアングルの視点にもなる。
主人公、(プレイヤーが操作するキャラクター)が、
ミニスカート姿の女性だったこともあり。
あるゲームの解説書には…、
「彼女のスカートの中を、見る(覗く)ことはできません」
「何故なら、その画像は制作(つくって)していないからです」
…という趣旨のコメントが、ゲームメーカーであるカプコンからあり。
思わず、笑ってしまったことがある。
しかし、考えさせられる内容でもあった。
これは説教臭い、倫理観の話ではなく。
現在のコンピュータゲーム機器は、
質感のあるCGキャラクターを、高速で処理することが可能であり。
身長や体格、肌の色から、顔の輪郭、髪質、目の色…。
それにゲームキャラクターに必要とされる、
運動能力や技能、耐性などの複数のパラメーターを、
細かく設定することが可能となっている。
それらの人物像や世界観を構成するデザインやシステムの制作や設定には、
多くの人員と、膨大な時間を必要とし、巨額な費用になる。
物質的には存在しない架空の世界の人物、
(フィクションのキャラクター)であっても、
“実在”していないとは言い切れないレベルにあり。
ある意味、この女性キャラクターへのハラスメントは、パテントにも関わり。
現実の人間以上にデリケートな存在とも言える。

SF映画やアニメの主人公のように、
宇宙船(スペースシップ)やロボット兵器の操作もできれば、
魔法やドラゴンが存在するファンタージな世界で、英雄となり。
(老若男女問わず)アイドルにもなれる(?)。
そんな体験を、よりリアルに感じられる時代とはなったけど…。

日々の生活と離れた、パラレルワールド上でのバカンスに過ぎない。
さっさと、(ゲームデータの)セーブをしないと、
お気に入りのインドカレー店が閉店時間となってしまう。
…というところだったけど。
「あぁっ!!」
巨大なドラゴンの、業火のごとき火炎によって、
主人公(プレイヤー)のパラメーターは、容赦なく下がり。
バッタリと倒れ伏した!!
憎き宿敵は、画面狭しと、暴れまわり、炎を吐き続けている。
そのまま、画面が切り替わったかと思うと、
大八車に乗せられた、主人公が、スタート地点へと投げ出されていく。
(今、やっているゲームは、本当に、こういう演出なのです!)



自身の分身とも言えるキャラクターが、
大八車に乗せられて、放り出される…のは、かなり情けなく。
“むぅーう、オノレェ!!”とは思ったもの、

仕方がなかった。
パラレルワールド上でのバカンスどころか?
パラレルワールドでのトラウマによって、
こっちでのビール量が増えそうなところである。
とほほ(ダメじゃん!!)…。


(こちらは過去の画像)
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“逃亡者”たちと、今年100年目の独立国


ハリソン・フォード主演の映画「逃亡者」において…。
トミーリー・ジョーンズ演じる連邦保安官の追跡を、
パレードで賑わう街中から、ふり切るシーンがある。
この「逃亡者」は…。
妻を殺害された医師が、その罪を背負わされたことから、
逃亡しながらも、真犯人を追い続けていくという、
往年の名作テレビドラマをリメイクした映画になり。
なんとベースとなったドラマは、
テレビ放送がモノクロ(白黒)だった時代のものになる。
無実の罪で逃げ続ける主人公(ハリソン・フォード)が、
犯罪者として保安官(トミーリー・ジョーンズ)に追われていく構図は、
主人公に対する敵役が、悪者でないものとなり。
主人公以外の登場人物にも、魅力と存在感を与え。
悪者をやっつけたら、“お終い”とはならない物語にもしている。
その後、色々な派生作品が、ドラマや映画以外でも生み出されているけど、
残念ながら、(二番煎じのような)模倣作品なドラマや映画作品も多くあり。
ドラマや映画を楽しみにしている人間としては、
もうちょっと往年の名作に敬意を払って欲しいところ。

さて…。
この映画「逃亡者」で、ハリソン・フォード(キンブル医師)が、
シカゴの街で、トミーリー・ジョーンズ(ジェラード保安官)を、
ふり切ったシーンに戻るけど。
この日は、アイルランドの祝祭日(3月17日)、セントパトリックデーとなり。
世界中のアイリッシュが祝うものとなっている。

聖人(セント)パトリックとは、アイルランドにキリスト教を広めた聖人であり。
セントパトリックが、キリスト教の根本教義である、
「三位一体」を説くのに用いた、
三つ葉のクローバー(シャムロック)の色で彩られる。

テレビドラマからリメイクされた、映画「逃亡者」も、
もう20年以上前に公開された作品(1993年)であり。
本当は、シカゴの街におけるセントパトリックデーだったのかは?
手元の資料では、ちょっと自信がもてないところ。
いずれ見直して確認するつもりです。



蛇足:
昨年、2021年が、ソヴィエト連邦の解体から、
30年目となる記念すべき年なら…。
2022年は、アイルランドが独立してから、
100年目を迎えた年であり。
アイルランドの祝祭日(3月17日)には、
アイルランドのビール(ギネス)で盛り上がろう!!
…というつもりだったけど。

ウクライナでの、ロシア軍の侵略行為によって、
そんな気分も吹き飛ぶほどの世界情勢となり。
一気に、急降下、ガックリしています。
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遠境より:平和ボケ?それとも、本物のボケ!?

(⇒ 前々回、前回と、また続けてしまいました。)
ネット上の情報では、ウクライナの面積は、
約60万3700平方キロメートルとなり。
日本の1.5倍ほどにもなる。
弱小国などでなく。

数週間で、そんな国の首都へと攻め入るなど、尋常の戦力でなく。
背筋が寒くなる。
これは対岸の火事でもないのだけど、(日本の)著名人には…、
「皆殺しにされるくらいなら降伏しなさい」と、
ウクライナの関係者に認識の足りない(バカげた)言葉をかけており。
バラエティー番組だったとしても笑えないレベルのものまであった。
(実際、バラエティー番組ではありません。:念のため!)



お気に入りの映画評論家のツイートにて、
「理不尽な力への服従を進める日本人が多すぎる」とあった。
もちろん、嵐が過ぎ去るのを、ただ待てばいい…と、
そう考えたくなる気持ちは分からないでもないけど。

それは状況を解決もしなければ、改善することもなく。
ただ先送りしているだけのこと。
より状況が悪化するのを、ただ見過ごしているに過ぎない。

“物を知らない”というのは、
情けない気分にはさせられるけど。
どこか仕方がないところもある。
しかしながら…。
“知ったかぶり”ほど、見苦しいものはない。

それを、今回のロシア軍の侵略行為によって思い知らされている。
正直、“知らない”ということが分からないほど。
ウクライナという国について知らなかっただけでなく。
ロシアやソヴィエト連邦についても、
まるで知らなかったことに気付かされている。
これはテレビ番組では、訳知り顔で語っていた、
著名人や有名人たちも同じだったらしく。
あちこちで失言どころか、醜態まで見せている。
その中には、知性派で知られるタレントさんも少なくなく。
かなり幻滅してしまった方もいる。
(結構、好きなタレントさんもいたのです…。:とほほ)
こちらも、戦争の犠牲者となるのかな?



カクテルブックなどの由来とは異なるけど。
スミノフ(アメリカのウオッカメーカー)を用いてもらって、
「カルアー(コーヒリキュール)とウオッカによるカクテル」、
”ブラックルシアン”を頼んでいます。
「お前らのやっていることは、“真っ黒”だぁ!!」
…という抗議の意味を込めてのものですけど。
なんか色々な意味で無力感を覚えてしまう。
<2022年3月18日加筆訂正>
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