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さらば、寒空小人。

(前回からの続き⇒)
ある意味、このような会社は悪くないかも知れない。
何故なら、エラい人に認められてしまえば、やりたい放題。
しかも、ウルさいヤツを遠ざけてしまえば、あとは静かなもの。
事実が発覚しても、反省文さえ書けば、
違約金と慰謝料の一部を負担するだけで解雇されることもなく。
閑職となったもの、そのまま定年まで居座れる。
契約先や巻き添えとなった人間たちは、
こんな会社に関わるのが悪いのであって、それは自己責任というもの。
…とは、誰も言葉にしていないもの。
これは、シロアリのような害虫人間の思考。
本社の人間たちには、親会社と顧客との間で関わるだけの業務は、
負担や責任が少なく、ラクにも見えたのだろうか?
それは、Noだった。
準備が足りないまま、安易な介入を親会社から受ければ、
職場内での発言力が弱くなり。
責任の所在や判断に割かれる時間のロスも大きかった。
本社が、現場サイドの仕事を理解できないのは、
単純に、本社の怠慢でしかなかった。


(画像は、JR東日本、東京駅八重洲側)

自分の行動や責任を考えていくのがツラいのは、誰もが一緒。
だから、ルーチンワークに任せたまま、
会社(職場)の利益や信頼など考えもしない人間は、恐ろしく多い。
そんな空間で、何年、何十年もいれば、
何かが失せていることも感じられなくなっていく。
(それにルーチンワークは、成功例を模倣したものでしかない。)
自分たちの会社が工業製品のように、
このような人材を生み出しているのだとしたら、
その商標には「バカ」としかつけようがなく。
手づくりの“ぬくもり”など失せている。
もちろん、これは誰かに聞いた話でも、人づてに聞いたウワサ話でもなく。
ネット上から、かき集めたような話でもない。




AI(電子人工知能)の技術が発展していく未来社会では、
あらゆる機器、機械、建築物なども知性を持つのだろうか?
そのような社会を、自分の考えすら持たない人類が支配するなど…。
もはやSFでもホラーでもなく、タチの悪いコメディでしかない。
それに、今後、このカテゴリー「寒空小人」には、
記事をアップしていく気にもなれない。
だから、オチが必要かな?
「常識で考えれば分かるだろう!」とかヌカして、この始末!!
ついでに、お前ら、まとめて…、
「今度、会ったら、顔に、油性ペンで落書きだぁ!!」




(本当に…)蛇足:
職場で居眠りしている同僚(上司)がいます。
油性ペンで、顔にラクガキしても、よろしいでしょうか?

(NAは…)法律に詳しくありませんが、
職場の休憩用スペースで、仮眠時間や休憩時間において、
顔にラクガキすれば、傷害罪になるかも知れません。
しかし、常識的な就業状況下において、抵抗もせず、
顔にラクガキされる人間などは考えられないこと。
他の同僚が働いている職場で敢えて、居眠りしているのなら、
“挑発行為:ハラスメント”だったとも言え、
その抵抗ともなれば、相殺として扱われるのかな?

いずれにせよ。
無駄だと思われても、直属の上司に相談するべきかと思われます。
(説得力ないけど、ね:おしまい) ⇒ この記事の先頭へ!?


(2022年3月画像追加)
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小人たちの黄昏(亥):さらば寒空小人

(前回からの続き⇒)
自分が働いている職場が信じられなくても、
他にできる仕事もないから、働いている。
生活の為の仕事であり、仕事は生活の一部。
色々な事情を抱えているのが生活と言うものであり。
他人の生活より、自分の生活を優先したいと考えるのは、当たり前の感覚。
単に食い扶持を失いたくないだけで、
会社員の肩書きをもった物乞いみたいなヤツだっている。
別におかしな考え方でもない。
しかし、それも“程度”によっては変わってくる。
業界のルールや社風というほどでもないが、
同僚を密告(チックリ)するような行為は嫌われることもあり。
職場内での立ち位置は、微妙なものともなっていた。
不正の疑いがある同僚のことを、申告をしていた事実があるとは言え、
それが無視されてきたことを考えれば、納得できないものだった。
自分たちの勤めている会社の不始末を、自分たちでつけることもできず、
社外の人間に指摘されるなど、かなり情けないことであり。
どれほど大きな問題なのかを分かっていない人間も少なくなかった。

ちなみに、関連会社のメガネ社員とは会うこともなく。
この事業所の業務を外れ、別の事業所へと配属されたとは聞いている。
迷惑をかけてきたことへの、お詫びだけは一言、伝えたかった。


(画像は、JR東日本、東京駅八重洲口側)

1年後、転職先を見つけると、
10年以上勤務してきた会社を辞めることにした。
3カ月後、その転職先も辞め、別の会社に勤務している。
世界が、いつの間にかコロナショックとなり、
たいした仕事も出来ないまま、サエない日々を過ごしている。



自分には、何一つ、恥ずべきことはない。
そう思っているのに、何故、思い出すのだろうか?
恨んでいる。
憎んでいる。
怒っている。
どれも当たり前のこと。
それを時間が過ぎることで、 “じっくり”と実感している。
自分は、人生のフローチャート上において、何を間違えたのだろうか?
…と、考えたもの、答えが出てくる訳もない。
職場の就業環境が、最初からヒドかったという訳でもなく。
雇用条件や就業規則に問題があったとも思えない。
しかし、社内の評価制度は、かなり前から、オカしなところもあり。
社内の評価基準が疑わしいとなれば、そのまま自浄能力も失せ、
気がついてみれば、新しい人員を育てるだけの土壌も失われつつある。

2022年3月加筆追記:
“大人の対応”として、見ないフリをするには限度を超えてはいたもの。
関連会社の方たちは、(NAに)責任が及ばないようにと、部署移動直後でなく、
数週間の日時をあけてから、画像を送ったのは間違いなく。
その配慮には感謝しかない。

しかし、本社の役員たちには、その人間性は理解できないことでもあり。
“悪者さがし”をすることで、問題意識や責任から逃げ回り。
この件で、賞罰(ペナルティ)を受けた本社関係者は、
担当係長くらいしかいなかった。
現場長の不正を、真っ先に疑うべき立場にあったスケジュール担当や、
その人間性を疑うべき人事部の人員には、ペナルティもなく。
結局、社内の体質が改善されることもなかった。
被害者とも言える関連会社の方が、自分への配慮をしていたにもかかわらず、
自分の所属している会社が、それを“裏切っている”状況には、
ただ浅ましさ、と、情けなさしか感じられるものがなかった。

補足:
今回、レポートしようとしたキッカケは、ある転職サイトでの評価にある。
関連する過去の記事⇒「うちの事にかぎって…。:隠蔽しています!?」
そして、レポートしたことで思い知らされたこともある。
それは同じ組織社会(会社)であっても、
立場が変われば、考え方も変わるということ。
仕事の現場では、自分1人で、24時間、365日、働けない以上、
人材の育成は、大事な業務であり。
他人事では済まない話なのは、すでに記した。
しかし、本社のエラい人(役員職)の立場では、
会社のブランドイメージが傷つけば、自分の身も危うくなってしまう。
だから、名前も覚えていない部下の立場を考えることもなく、
なんとか体面や体裁だけでも整えようとする。
今さら、敬意を払う必要もない人物たちだけど。
組織社会のエラい人が、自己保身を重要な判断基準としているのだから、
会社としての成長は終わっていたとも言える。
組織社会のルールは、道義や倫理的なものだけではない。
だから、頭の悪い理想論で、
自分のモチベーションを支えても、意味がない。




サラリーマン社会に限らず、社会人には教養が必要だと思っている。
善悪の判断を、個々人にとって、都合よく解釈するのでなく、
良識で考えるべきだからだ。
しかし、教養を証明するハズの学位がありながら、非常識な人間はいる。
それも、かなり多く、本当にイヤになる。(続く⇒)



(2022年3月画像追加)
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小人たちの黄昏(戌):さらば寒空小人

(前回からの続き⇒)
「同じ職場であれば、君が事態を把握していなかったとは思えないけど、
責任を感じないのかね?」
本社の役員の話し方は、他の関係者とのヒアリングによるものではなく。
“結果ありき”のように思えた。
「今回、時間をおいて、本社から話があると聞かされたときから、
多分、面白くない話だと思っていました。」
「それに本社の役員の方々と、顔を合わせる機会などは、
ほとんど初めてではありますが、ハッキリ言わせていただきます。」
「そのような言葉は、不快です」
こんな言葉が、自然に、口から出てくるほど、気持ちは冷静だった。
それでありながら、暗い感情で、全身が燃えているようにも感じていた。
今、考えれば、ちょっと怖ろしいほどのものだった。
本気で、人を殺そうとした経験などはないもの。
“それ”に近いものがあるとしたら、こんな感覚なのかも知れない。



まるでプログラムエラーを起こしたロボットのように、
本社の役員たちは、同じような言葉を繰り返すだけだった。
きわめて不快だったが、気持ちは動かなかった。
人間ではないものと、相手をしている感覚だった。
「何故、これまで本社は、私が申告してきたことを、
取り上げなかったのですか?」
「今回、撮られた画像は、隠し撮りされたようなものでないと聞いています」
「つまり、魔が差したというものでなく、常態化していたということです」
「あ、あれねぇ、企業の窓口サイトに投稿するなんて、非常識だよねぇ」
名前も知らない役員の1人が、“ぼそりっ”と言った。
まるで、他人事のような言葉に、一瞬、強い口調で言葉が出ていた。
「当社に、ちゃんとした自浄機能があれば、身から出た錆(さび)で、
他人様(ひとさま)に迷惑をかけるようなことはありませんでした!」

これまでの人生で、これほど強い口調で言葉を発したことはなかった。
本社の役員は、しばらく言葉に詰まっていた。
「お前が悪い。アイツが悪い。…ではなく、」
「今回のことで、本社は、何を学んだのですか?」



その後も、本社からの呼び出しはあったもの。
もとをたどれば、誰が…、
「問題のある人物に責任ある役職(ポジション)を任せたのか?」
…ということだった。
当然、処分対象から外されることになった。


(画像は、JR東日本、新宿駅)

補足:
この本社での言動は、一字一句、間違いなく、
…とまでは言わないが、脚色はない。
しかし、ただの巻き添えで、反省文を提出していた同僚の後輩社員は、
そのまま処分されることになり。
本社が、系列会社に支払う違約金と慰謝料を(一部)負担することになった。
もちろん、(NAは…)抗議した。
「道理に背くようなマネを看過できない」・・・というものでなく。
どんな職場でも、人は、24時間、365日、働けるわけはなく。
社内外に、業務を安定して提供していける姿勢をアピールするためにも、
“仕事の引き継ぎや”人員の育成”は、大事な業務であり。
このような幕引きでは、後輩社員への“しめし”がつかなくなってしまう。
しかし、認められることはなかった。

本文中では、社内には味方などいなかったように記していたけど。
処分対象から外されたとき、以前、世話になった同僚たちがいる事業所へ、
それぞれ、一通り、挨拶していくことにした。
何故なら、本社の申告など、もはやアテにならず、
社内の反応を、直に確認する必要もあったからだった。
そこで、誰も見ていないと思っていた“自分の仕事”を評価していた人もおり。
ウレしくもあり、情けなくもなった(続く⇒)



(2022年3月画像追加)
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小人たちの黄昏(酉):さらば寒空小人

(前回からの続き⇒)
誰が悪い?
おそらく、そう考える。

俺は悪くない。
私は悪くない。
…でも、この不始末はどうしよう?
このままでは、怒られるだけでは済みそうにない。
深刻な事態を放置がされたままとなっていたのは、
本社側の責任だとは理解できないのではなく。
“認めたくない”からであり、“悪者”が必要になってくる。
本社のエラい人たちは、この状況を受け入れきれないことから、
正確な事実関係を調査することを放棄していた。
その代わりに…、

「当社は信頼していた人物たちに任せておりましたが、
職務を逸脱したものが現れ、それに味を占めたものが、
不正な行為を行なうようになっていました」
「当社も被害者のようなものです」と、社内外への通達を出すと、
この事業所の人員を、まとめて処罰することにした。
これで親会社への弁明は終わりだった。
現場の業務を知らない親会社にしてみれば、
事情を聞かされたところで、結果は変わらない。
今後、契約を破棄するにしても、投げ出すようなマネをするのなら、
不正行為による契約不履行なども含めて、賠償してもらうだけのこと…。



ここで、本社にとっての解決すべき問題は、
「不正行為」から「本社の判断には、不都合な人物」となった。
このような幕引きは、裏切り行為であり。
もちろん納得できるハズもなかった。



(画像は、JR東日本、新宿駅)

質問:
職場の同僚たちが不正しており、会社も動いてくれません。
どうしたら、いいでしょうか?
 ⇒

まだ入社したばかりの若い社員などでは、
「わからないから、疑いようがない」というところもあり。
先輩社員の行動が疑わしくても、それを問いただすのはためらわれる。
こんな状況が、“都合がいい”と思っているような相手ともなれば、
仕事のことを、何ひとつ教えようともせず。
同僚が口出しできないように、職場を私物化していく。
それどころか、長年、企業帝国の内部に小帝国が築かれている場合もある。
このような既得権(?)を守りたいだけで、必要なこともせず、
ブラブラしている人物を放置したままにも出来ないけど…。
どうすればいいか?
それぞれの職場によって、環境も違うこともあり、一概には言えない。
直属の上司や先輩社員の問題行動を、後輩社員が是正していけば、
仕事の“道ならし”をしてきたベテラン社員も無視されていく風土にもなる。
誰が、何を言っても許されれば、無責任な人が増え、職場の序列も乱れていく。
今後、自分の身にも関わることで、あまり望ましくもない。
そこで、数年前にもオススメしたのは、仕事でノートをつけていくこと。
自身が、”疑問”や”不安”を感じたことを記せば、状況を客観視できる。
不正事案では証拠にもなる…。
しかし、これが解決策にならないとき、
正直、どうするのがベストかなど“今でも”答えられない(続く⇒)


(2022年3月画像追加)
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小人たちの黄昏(申):さらば寒空小人

(前回からの続き⇒)
結局、事業所を移動することとなり。
この事業所とは、毎月2~3回の応援ということでの業務となった。

1ヶ月が過ぎ、出社したところ。
関連会社の社員には、馴染みのメガネ社員はいなかった。
自分たちのスペースでは、本社の営業担当者である係長が、
神妙な顔をしていた。
どうやら、話があるようだった。
「じつは、系列会社のサイトに投稿があってね」
係長が言うには…、
弊社(NAが勤務していた会社)の社員が、
就業中にも関わらず、事業所の床で眠り込んでいる画像を含め、
仕事などしていない事実を示す画像が、数枚、送られていたものだった。
つまり“隠し撮り”などではなく。
“がっつり”と撮られてしまっているということだろう。

ピンと、くるものがあった。
これまでウチの会社がやるべき仕事を押しつけられてきたのだ。
ついに堪忍袋の緒が切れてしまったのだろう。
今更の話であり、もはや後の祭りだった。
「それが親会社にも知られて、今、社内が大騒ぎでね」
「これまでの申告から、君が関わっていないのは知っているけど、
事態を収めるため、反省文を出してくれないかな?」
つまり、仲間内で済ませたいということだった。
この本社の係長が、ズサンなマネをしなければ、
こんな不始末は起こり得なかったこととは言え、
次々と、不祥事の起きる事業所が、彼に押しつけられてきたことも知っていた。
どこか同情するものもあった。
“少し考えさせてもらいます”とでも返事をしたと思う。


(画像は、JR東日本、四ツ谷駅)

しかし、悪いとも思っていないことで、反省文など書けるハズもなく。
翌日、本社に白紙を提出すると、
「すみません。“誰か”と間違われて、書面の提出を求められましたが…」
「これ(反省文)を書くべき人は、他の方々かと思われます」と伝えていた。



補足:
毎日のように顔をあわせている職場の同僚や上司の不正行為を、
明らかなものとするには、社内で信頼できる相手を選定し、
相談するなどの根回し(手間)と時間(期間)が必要となる。
本文では、この事案の相談を、本社の担当係長だけのように記しているけど。
実際は、こんなに単純なものでもなく、かなりの労力と負担が必要になった。
それに、本当は、誰だって面倒な事案には関わりたくもなく。
相談する相手を間違えれば、不正行為の隠蔽をされるだけでなく。
職場での居場所まで失ってしまう。

ちなみに、役員クラスの人間ばかりの本社で、
平社員が“びしり”と啖呵を切ることなどできるハズもなく。
それに、具体的な名称や人名を用いなければ、
この件は伝えられないところもあり、
ウソ(虚偽)は記してなくても、すべては語れない。
つまり、実際には、かなりグダグダとなりながら、
本社に“No”を言ったというところ(続く⇒)



(2022年3月画像追加)
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