goo

SEALANE(シーレーン)SEJ021:心のタイムマシーン


桜の花が舞う、この時期は…。
新社会人と思われるビジネススーツ姿の通勤者たちを、よく見かける。
「花を愛でる」と言えば、センチメンタルにも思えるけど
暦(こよみ)のない時代や民族にとって、花は季節を告げる存在。
季節の変化を感じ取ろうとする本能的なサバイバル感覚にも思えるときがある。

1年は365日。
うるう年は、4年に1回。
これは、太陽を基にした暦(こよみ)。
同じ季節が、ある一定の間隔で訪れることに
気が付いた大昔(古代)の人類は、それを“年”とした。
おそらく、それ以前に、昼と夜が入れ替わることに気が付いた人類は、
これを“1日”とした。
この自然の摂理を認識できるようになったからと言って、
SF作品に出てくるタイムマシーンのように時間が
制御できるようになった訳ではないけど。
現代人より、厳しい生活環境にいた時代の人たちには、
安定的に食料を得られる農作業(農耕)の時期を知る方法だったと思われる。
日常生活における会話や報告でも、
“何時(いつ)”、“何処(どこ)”で、“誰“とは、重要なこと。
その“何時”を、共有できるようになり。
それが、カレンダーや時計の発明へとつながっていく。
だから、ある日、1日を、24時間から30時間に変更して、
365日である1年を、勝手に395日などへ引き延ばせば、
色々な混乱が起きてしまう。
時間も、また客観的な事実。
人類は、“時間”を発明したのではなく。
“時間を共有できる方法”を発見したのだから、当たり前ともいえる。

さてと、以前にも記したことですが…。
”時刻”という言葉は、”時”を”刻む”と書くこともあって、
精度の高いアナログ時計の針は、
文字盤の上を刻み込んでいくように見えるときがある。
(関連する過去の記事)
時計は、単なる小型精密機器というだけではなく。
ブランドやステータスとしての意味合いもあり。
正確な時刻が分かるオフィスのような職場であっても、
一般的な社会人の常識(ビジネス・マナー)として、
腕時計は、身につけておくものとされている。
ビジネスの場で、より対応力が求められる状況においては、
モバイル機器とリンクするスマートウォッチなどの存在も無視できないけど。
身につけるのなら、煩雑な操作を必要とせず、
シンプルで扱いやすいものにしたいところ。
なんだか、5年ぶりに腕時計が1つ欲しくなった。
そこで大手量販店などの時計コーナーやパンフレットを見ながら、
選んでみました。

やはり興味を引くのは”SEALANE(シーレーン)”。
「これがいいな」
そう思ってSEJ021-LBLを購入することにしました。



SEJ021:仕様
20気圧防水
アナログ日付表示
スウィープ運針
根元特殊化学性N夜光使用
ねじ込み式リューズ
ケース:
ステンレススチール(SUS316L)
ケースサイズ:
直径41×厚さ13㎜
ラグ幅(ベルト幅):20mm
クォーツムーブメント(SllCal.VH65)

クォーツ時計とは、水晶に電気を流すと等間隔で振動する性質を利用し、
時を刻む時計のこと。
高精度で、1カ月に15秒ほどの誤差と言われている。
現在では、ありふれたものとなっているけど。
かつては、腕時計にするのは困難と思われていたもので、
昭和44年(1969年)、世界初のクォーツ腕時計が完成する。


新社会人たちの真新しいビジネススーツに触発されたのだとしたら、
単純な行動様式だけど。
これも、また満足する買い物です。
(色々と増えていく明細書は悩ましいけど、ね。:2019年4月加筆訂正)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

春道、寄り道、桜道


都心で生活していても、あまり知らないところ。
よく分からない場所というのがある。
もちろん、どこを生活圏としていても、そうなのかも知れないけど。
ここも、そんな場所の1つ。
ちょっとした用事で、寄ることになった。



また寄ることもあるのかも知れないけど、取り敢えず撮っておきました。
これも平成最後のものですし、ね。

2019年5月 追記:
東京タワーの設計を手がけたのは、
大阪の通天閣の建築も手がけた内藤多中(1886-1970)になる。
当時は、建築用のCADどころか電算機さえ普及していなかった時代なので、
手仕事で計算されていったと聞く。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )