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7年前、6月…。


毎年6月が近付いてくれば、イヤでも思い出されることがある。
もっとも今年は5月末に海外への旅行を考えていたので、
ブログにアップできるほどの余裕もなかったけど。
(秋葉原にて連続刺傷事件から、6年後の記事↓)
(秋葉原にて連続刺傷事件から、半年後の記事↓)



もう何年になるのだろうか?
頭の中でカウントしてみると7年前になる。
ずいぶん遠いことのようにも思えてしまう。
あれほどの事件でも、7年間という時間は遠いものにするのだろうか?
それとも事件が遠いものになったのは、NAだけなのだろうか?
正直、分からない。
最近は、以前ほど電気街をウロつくことも少なくなってきた。






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東南アジアへ4300kmほど:カンボジア旅行編の16(帰国)

(前回の続き)
結局、空港内のトイレも利用することになった。
それでも取り敢えず、出国手続きを終え、免税店を見ることにした。
おっ、ドラッグストアがある。
…と、この時まで、まったく思いつかなかったけど、
胃腸薬があれば、問題解決だった。
まあラッパのマークの商品は無いだろうけど、店員に聞いてみることにした。



しかし、どうにも要領を得なかった。
スマートフォンを起動して、電子辞書のアプリを呼び出す。
“胃腸薬”を英訳し、店員に見せるが、首を振るだけだった。
「分からないのか?」
それとも…。
「薬がないのか?」
よく分からない。
仕方なく、店内を見て回ったけど。
どれが胃腸薬なのか?
それとも、どこにも無いのかも分からないまま。
ついに搭乗時刻になってしまった。

ベトナムを経由して、日本への帰国となった。
現実の時間と体感している時間との差異があるのかは知らないけど。
とにかく…。
ここから日本までの時間が、本当に長かった。
まずベトナム(ハノイ)までの間に機内食などのサービスがあったが、
一切、とらないことにした。
目を閉じてはみるけど、気分が落ち着かないこともあって、
眠ることができない。



ベトナムに到着した。
ここでもトイレを利用することになった。
ハノイ空港のトイレには、TOTOが入っている。
日本の製品は、このような分野でも世界的なブランドなんだな…と、
妙に感心してしまう。
それと同時に、東南アジアの同じような地域にありながら、
カンボジアとベトナムとの経済力の差を感じてしまう。
まさか…。
それをトイレで実感することになるとは、ね。



搭乗時刻がきた。
また機内食を出してくれたけど断るしかなかった。
勿体ないけど、仕方がない。
さらに日本までの飛行時間中もトイレを利用する。
身体中の消化器官が、すべて出してから、数時間が経過している。
強い空腹もあって、まったく落ち着かない。
まさか…。
旅程の最終日に「東南アジアのトイレリレー?」に参加させられるなど、
想像もしていなかった。



日本に帰国した。
空港のドラッグストアでラッパのマークの胃腸薬を買う。
服用すると、空港内のベンチで15分ほど、
飛行機(航空機)を、ボケっとしながら見ていた。
旅行会社が案内したレストランで“食あたり”になったのだから、
空港内にある旅行会社のカウンターには、一言、言っておくことにした。

後日…。
旅行会社から電話がきた。
「現地に確認しましたけど。同じような症状がでた方はおりません」
まあ、こっちは1人旅だから…ね。
「慣れない東南アジアで体調を崩されたのではありませんか。アッハッハッ!」
※多少、アレンジしています。
ムキーッツ!むかつく。
暴れてやる…とも思ったけど。

あんまり大騒ぎすると、現地で世話になったガイドがクビにされかねない。
“悪いのはコイツですから、ねぇ”
“やっつけておきましたので安心してください”
…などと、やられたら気分が悪い。



ホテルと観光地しか回っていないような旅だったけど、
カンボジアは、エネルギッシュな空気が感じられる国だった。
今回、日本ではあり得ないようなトラブルにあったけど。
ある程度のリスクが生じるのも、旅と言うもの。
ましてや言葉や慣習の違う国外では、最大限の注意が望まれるが…。
用心がすぎれば、不用心にもなり得る。
それに単なる“食あたり”と決めつけて、日本に帰ってきてしまったけど。
その判断や行動が、“本当”に正しいのか?と言われると難しい。
もし重症化したりすれば、今回のように旅行会社は責任逃れすることもあり得る。
“1人旅”となれば、立証も難しい。
結果、胃腸薬(ラッパのマーク)を服用して、すぐ治まったけど、ね。

それにしても…。
ムキーッツ!むかつく。
暴れてやる…とも、本当に思ってしまいました。
(おしまい?)


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東南アジアへ4300kmほど:カンボジア旅行編の15

(前回の続き)
カンボジアでは、旅行会社のガイドからも、
「水道の水は飲めません」と言われていた。
ホテル内にペットボトルの水が用意され、
それを、うがいや歯みがきのときに使うなどして用心していた。
ビンや缶に入った飲料以外は飲まず。
旅行会社の手配したレストラン以外は利用しなかった。



昼食を終え、市内へと案内された。
オールドマーケットでの自由行動となった。
何か、お土産になりそうなものでも買っていくかな。
そう思っていたら、妙な感覚!
なんかイヤなものを感じていた。
近くを見渡してみると、値段が高そうだけど、まともそうなカフェがあった。
情けないけど、トイレを借りることにした。
“ここまでに余計なものは食べていないよな?”
“飲み物は、すべてビンや缶だった”
“なにが原因だぁ!?”
「熱病?」「伝染病?」
“いやいや、大ゲサに考えるな。”
ジャングルを進軍してきた訳ではないのだ。
もっと単純に考えろ。
医療関連の知識など持ち合わせていないけど。
発熱などの症状がないから、伝染病でも熱病ではないだろう。
さすがに熱中症や日射病でもないのは分かっている。
やっぱり…。
一番、考えられるのは“食あたり”。
“あの中華料理、傷んでいたのか!”



(前回の回想画像?)

トイレに引きこもること15分ほど。
なんとかなったけど。
カフェの店員には、どこか慣れているような表情もあって、
恐縮するしかなかった。
お礼を言ってからミネラルウォーターを購入し、退出することにした。
すぐに旅行会社のガイドと合流すると状況を伝えたが、
ピンと来ていないようだった。
あんまり強く言うのも問題があった。
今晩の飛行機で帰るのだ。
病院にでも送られて精密検査となれば、
まず2~3日、帰れなくなるかも知れなかった。
言葉の通じない外国の病院で
ワケの分からない注射でもされることを考えると、ゲンナリする。
夕方の出発まで、ホテルのロビーで待機することした。
取り敢えず落ち着いてはいたが、食料も飲料もとらないことにした。
身体中の消化器官から、すべて出してしまったのだから、
空腹感があったがガマンするしかなかった。
まず7時間は、様子を見ることにした。



夕方、ガイドが迎えにきた。
空港まで案内される。
この3日間、色々と世話になったガイドとも、空港で別れることになった。
…でも、今、思えば、
このときに胃腸薬でももらえないか聞いておくべきだった。
(続く)
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東南アジアへ4300kmほど:カンボジア旅行編の14

※画像は、遺跡周辺のトウクトゥク。荷台部分にハンモックを吊るしている。

(前回の続き)
さて、旅程の最終日。
現地での3日目は、遺跡見学とあわせて、市内見学だった。
アンコールワットやアンコールトムだけが、カンボジアなのではなく。
興味深いものがあった。

今回、東南アジアへの旅行とあり。
マラリアなどの熱帯特有の伝染病を警戒して、
虫除けスプレーでも準備していこうかな…とも思っていたのだけど。
近年、エアーゾール式のスプレー缶もペットポドルのような飲料なども
航空機内への持ち込みが禁止されている。
ハイジャック犯やテロリスト対策なのだとは聞いているけど。
かなり不便な話。
それに…。
古くから、東南アジアの犯罪組織にとって、
麻薬やドラッグが重要な収益源であることが知られている。
そんなところに言葉も通じない外国人の観光客が
よく分からない薬を持ち歩いていたら、入国前に追い返されかねない。
常備薬を除けば、薬品はできるだけ携行したくなかった。
仕方なく、虫刺され軟膏を買ってきたけど。
結局、役に立つのかは不明だった。
しかし、この用心が裏目に出ることになった。


※成田空港では、手荷物での持ち込みが制限されているものを、
搭乗口前にて陳列している。
カップ入りのプリンまである。持ち込む人がいたのだろうか?



お昼になり、旅行会社のガイドに案内されたレストランに入った。
中華料理「飲茶」のようだ。
日本人の感覚には驚くほどでもないけど。
この国では、高級なのかも知れない。
冷房の効いた広い室内、各テーブルはセッティングされている。
さてと、一口、食べてみる。
うん?
ヘンだな?
なんか美味しくない?
何故だろう?
その理由は、1時間後、思い知ることになった。

(続く)

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東南アジアへ4300kmほど:カンボジア旅行編の13

(前回の続き⇒)
カンボジアの市内で飲物やクッキーなどを買う程度なら、1ドルで足りてしまう。
それに5ドル以上の札で買い物をしても、
お釣りが返ってこないことが多かった。
ホテルのロビーで両替して、1ドル札を20枚ほど用意してみたけど
やはり消耗していく。





夕方、ホテル近くのコンビニエンスストアで買い物することにした。
ガソリンスタンドに併設されているのにアルコール飲料を扱っている。
ビールとスナック菓子を、まとめてレジに持っていく。
10ドル札を出すと、お釣りとレシートが返ってきた。
「あれ?」
ドルだけでなく。
現地通貨のリエルで端数まで、キッチリと戻ってきた。



ホテルに戻り、シャワーを浴びながら、考えてみた。
そう言えば、お釣りの返ってきたコンビニは、
レジとPCとがつながったPOSシステムがあった。
お釣りの返ってこなかった市内の店には、レジなどはなかった。
現地通貨リエルと米ドルとでは、外貨レート差が大きい。
(1ドル(米ドル)に対して、4000リエル以上(現地通貨))
彼らにしてみれば、
「どうせ、お前達はカネを持ってんだろう。ケチくせえこと言うな」
…という勢いもあるのだろうけど。

“細かい”計算をするのも煩わしく。
計算などできない人たちも多いのかも知れない。
ポルポト政権下の内戦状態の70~80年代は教育機関が機能していないから、
30代後半以上の人々は不思議でもない。
(続く⇒)
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