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虚像ばかり。

(以前の記事からの続き⇒)
生活の中にある当たり前のもの、
それも、身の回りにあるものについて、
ちゃんと原理や構造を理解できてもいないものは多い。
ある意味、“当たり前のもの”であるからこそ、
疑問にも思えないのかも知れない。

例えば、スマートフォンや携帯電話の原理や構造を、
他人に説明できるほど把握できてもいなければ、
地上デジタル放送のテレビや非接触式のICカードなども、
どれだけ理解できているかと言えば、正直、言葉に詰まる。
漠然と、コンピュータや電子回路、電波が用いられていると知っており。
そのコンピュータについても、
半導体が用いられた電子回路であるという認識以上のものはなく。
半導体や電波について、説明できるだけのものもないことに気付いてしまう。
もちろん、社会の構造や仕組みにも、同じような“ところ”はあり。
理不尽なことや不幸な状況によって、動揺させられることは少なくもない。

自分自身や家族が、事故や病気などに遭い、
心や気持ちが弱っているとき。
このような身の回りの出来事や物事について、
原理や理屈も分からなければ、
オカルトじみた恐怖で怯えることにもなり。

「あなたが感じている苦痛や悩みを、我々も同じように感じてきていますよ」
…と、耳元でも囁(ささや)かれたら、
カルトやマルチ商法に、たぶらかされないとは言い切れないものがある。
人を間違った倫理観や道徳観へと導いていく、
カルトやマルチ商法のような存在が、野放しであるのは怖ろしいことであり。
恐怖し、警戒しなければいけない状況となる。



本文?:
民主的な国民選挙が行われている国家は、どれくらい存在するのか?
その逆に、国民に選挙権もない国家など承認されているのか?
この国(日本)は国民国家(ネーションステーツ)にして、
主権国家であり、法治国家であったと思っていたけど。
どうやら違うのかも知れない。


2023年3月15日、ガーシー参院議員(本名、東谷義和、51才)が、
(国会法第122条第4項の規定により)、正式に除名処分とされた。
このガーシー参院議員は、去年7月の参院選において、
NHK党から出馬し、当選した人物であり
「国会で寝てる“おっさん議員”、全員、叩き起こしますから!!」と、
勇ましく語っていたもの。
その後(それ以前から)、一度も、国会に出席することもなかった。
テレビのニュース番組では、
除名処分後のガーシー前参院議員からの言葉が語られたけど。
その内容は、あまりにも身勝手な言い分にしか聞こえなかった。
正直、こんなアホウでも、票さえ得られれば、
国会議員になれるものだと知って、ちょっと感心してしまった。
日本での国会議員の除名は、1951年以来の72年ぶりであり、
3人目になるとのことだった。
今回の騒動において、NHK党は、
政党の名称を「政治家女子48党」などと変更しており。
これまで、この政党に期待してきた人たちを、
さらにバカにするような行為(マネ)をしている。

2023年3月16日、警視庁は、ガーシー前参院議員に対して、
「著名人らを常習的に脅迫などの疑い」として逮捕状を請求している。
ついでに言えば、有権者への詐欺行為も加えて欲しいところ。
(続く⇒)
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盲獣の世界


「ありもしないことを、あったかのように作るというのは、捏造:ねつぞう」
2023年3月7日(火)午前、高市早苗経済安保相の言葉になる。
以前にも記したことがあるけど…。
「捏造」という文字は、
焼き鳥屋のメニューにもある“捏ね(つくね)”を造る…と書く。
そんな言葉が用いられることなど、
頻繁(ひんぱん)にあるハズもないのだけど…。


安倍政権下での、2014年~2015年において、
礒崎首相補佐官(当時)が、放送法の政治的公平性において、
総務省に解釈を変更するよう強く求めていたことが、
官邸側と総務省側との、やりとりを記された内部文書にあり。
この総務省の公文書に対して、
「捏造であり、その書類が正しいことを証明しろ」と、
当時(2015年)の総務相(総務大臣)でもあった、
高市早苗自身が言ったことから、ここ数日、大変な騒ぎとなっている。

1996年、新進党から立候補して、当選した女性(高〇早苗)は…。
「自民党に移籍するというウワサがありますが?」という質問に対し、
「絶対にありません!」と言ったもの。
1か月後、有権者を裏切り、自民党へと寝返った。
まあ政治家なら、ある程度の“したたかさ”も必要とされるけど。
「この国の公文書は信用できません」と、
大臣(〇市早苗)が、自らの政府を貶める発言をすれば、
その資質も疑わしくなってくる。

昨年(2022年)10月24日、辞任した、
山際前経済再生大臣(54才)は、

2016年にネパールで開かれた(統一教会の)関連団体の、
イベントに参加し、スピーチまで行なったとされる証拠を突き付けられ、
バカの一つ覚えのごとく「記憶にない」発言を繰り返したけど。
同じようなものを感じるのは、気のせいだろうか?



追記:
2023年3月10日(金)、
統一教会との“つながり”も疑わしい自民党の細田博之衆院議長による、
女性記者へのセクハラ疑惑を報じた「週刊文春」が、
裁判で争っていることが、ニュース報道されていた。
細田衆院議長は、統一教会(世界平和統一家庭連合)とのこともあり、
社会的に抹殺されて欲しい人物ではあるもの。
事実無根のことなら裁かれていいハズもなく。
すべてハッキリとすることを望んでいる。

先週末の3月11日によって、東日本大震災から12年目を迎え。
各メディアでは追悼番組が組まれていた。
その中で…。
「この東日本大震災への名目として開催された、
東京オリンピックにおいて、不正が行われた」…と、
あるラジオ番組が伝えていた。
東京オリンピックだけでなく、
この震災からの復興や救済を、名目としながら、
人々の善意につけ込むような事案や事例は少なくなく。
その事実を含めて、ツラいものがある。
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