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非能社会:1年前と1年分

(画像は、5月28日の秋葉原)
生活の雑音が言葉を奪っていく。
そう思うことは、これまでにもあったけど。
コロナ過では、それがキツく感じられる。



gooブログでは、
1年前に投稿した記事を投稿者へとメールで伝えてくれるサービスがある。
(もちろん、この機能は設定によって変更できる。)
それによると…。
1年前、日本の首相から、それぞれにマスクが届き、
海の向こうでは、ドナルドというオジサンが大統領だった。
この1カ月後、特別給付金が届き、
さらに2か月後、首相は辞任されたのだったけど…。
1年前と、今とでは、何が変わったのだろうか?
正直、よく分からない。


(画像は、5月28日の秋葉原)
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本当に害あるもの:映画「インサイダー」


近年、タバコを吸わなくなった人たちも多く、
かわりにスマートフォンで、その時間をツブしている人も増え。
ある意味、タバコなどより、悪質なものが出てきた…という人も少なくない。


社会的にも肩身が狭くなった喫煙者は、どこか同情したくもなる。
それに喫煙の有害性を、科学的に実証したものはないとも聞いたことがある。
しかし、タバコの有害性は、ニコチンやタールなどで、
喫煙者本人や周囲が受動喫煙の影響を受けるだけでもない。
例えば、当たり前のように、タバコの吸い殻を、他人の敷地内へと捨てていく、
不届き者は多く。
住居の周りを掃いていたところへ、放り投げてくるものまでいる。
もう1つ。
職場で、喫煙が禁じられていないことから、
事務所から離れた喫煙スペースで、休憩時間でもないにも関わらず、
電話1つ取りもしないで喫煙している人間も多く。
「タバコを吸うな!」と言うつもりはなくても、面白い気分でもいられない。
それを咎(とが)めれば、権利の侵害のように言い出すものも少なくなく。
喫煙者は、非喫煙者に対し、“わがまま”が許されている訳でもないと伝えても、
まるで理解できないものまでいる。
正直、タバコの有害性より、喫煙者の有害性のほうが大きく。
今後、社会から、煙たがられるのも、仕方のないところに思えてくる。



さて…。
社会には、悪の盾が存在するではないのか!?…と、
思いたくなるときがある。
20年ほど前、タバコ会社の内部告発における事実をベースにした、
映画「インサイダー」を見たときに感じたものだ。
守秘契約により、ニコチンの中毒性を、社外報告できない葛藤や
巨大企業との対決を怖れる、報道の立場にある組織社会。
(巨大企業との訴訟問題により、買収条件が下がることなど…でのもの)
そのような状況下からも、主人公たちは勝利を得ていく。
しかし、ハッピーエンドなどではなく。
主役の1人。
告発者である研究者ワイガント博士は、妻と離婚したままとなり。
主人公は、職場への疑念が消えず、仕事を離れていく。
この映画「インサイダー」は、
アル・パチーノとラッセル・クロウを主役としており。
“骨太”というのが、ピタリとくる。
番組表によれば、今度の週末、土曜日の深夜にテレビ放映される。

しかし、喫煙者を、まるで映していないのは、
映画としての演出上からかな?

取り敢えず、録画予約しておこう。



追記:(2022年5月11日)

映画館で見ていたときには、自分たちの生活から離れた、
遠い外国のことにも思っていた。
しかし、どんな組織や社会にも“不都合なことは知られたくない”と考え、
不届きなマネをするものは少なくもない。
それらと立ち向かっていくのは、簡単でなく。
今も、この映画を見直すと考えさせられるものがある。
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さらば冒険の日々?ピスタチオのアイスクリーム


以前、働いていた職場でのこと。
レストランで働いていたこともある同僚の一人が、
ピスタチオのアイスクリームについて話してくれたことがある。
同僚の言葉には、まるで物語の世界のことにも思えるものがあり。
それまで存在すら知らなかったピスタチオのアイスクリームとは、
どのようなものなのだろうか?
・・・と意識させられることになった。
それから、数年が過ぎたもの。
アーモンドクランチやマカダミアナッツを用いたアイスクリームなどは、
見かけるもの、ピスタチオのアイスクリームと出会うことはなかった。


(コロナ過の緊急事態宣言もあり、5年前の記事の画像を再利用?)

ピスタチオは、貝殻のように組みになった堅いカラを、
指先で開いて味わうナッツであり。
子供のころ、外国帰りのお土産として、
袋一杯に入ったものを、2袋、いただいたことがある。
(当時)まだ日本では、珍しいものであり。
一緒にあった数枚の絵ハガキも、すべて未使用だった。
今思えば、空港の免税店にあったものを購入してくれたのだろう。
子供にとって、その全てが、遠い外国、そのものに思えた。
そんな思い出もあり、ピスタチオのアイスクリームを忘れることはなかった。



先日、テレビ番組によって、大手コンビニエンスストアのチェーンが、
ピスタチオのアイスクリームを扱っていると知ることになった。
翌日、近くのコンビニへ足を向けていた。
取り敢えず、1つ買うと、部屋の冷蔵庫に入れる。
色々な雑事を片付けているうちに、夕方になっていた。
冷蔵庫から出し、味わってみる。
「やっぱり、美味い」
そんな言葉しか出てこないのは、情けないところだけど、
ナッツのボリュームが、味わいを、より甘く感じさせる。
また買ってみるかな。
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毒にあらず、されど惑う。:5月新宿


それなりの年令になったこともあるからだろうか?
ワクチン接種が、唯一の解決策と言われているもの。
まるで魔法のポーションや奇跡の秘薬のように、
ワクチンを考えている人もおり、ちょっと不安にもなった。




新型コロナウイルス(COVID―19)という特効薬のない伝染病が、
世界規模で感染拡大したまま、2年目となった。
部屋にいてもロクなことが思いつかないとき、
ちょっと外に出るかな…と思ったもの、
近場のファミリーレストランや馴染みのインドカレー店が、
時短営業で営業していないことに気付かされる。
とくにやることも見つからないまま、ゴールデンウイークも終わり。
変化のない日常が、心を乱すのか?
思い浮かぶものはあっても、言葉が続かない。
もちろん、仕方がないとは分かってはいても、
受け入れるには、それなりの時間を要するだけのこと。
むしろ、このまま受け入れきれなくても、
この事態が終わるのであれば、すべて解決なのだけど…。
そう単純にもいかない。



冷静に考えれば、コロナ過の社会を複雑にしているのは、
ウイルスでなく、(私たち)人間の問題。
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ヨキモノ、強きもの、弱きもの:どうなのだろうか?


カレンダー上の“休み”の日が集中するゴールデンウイークとなったもの。
まさか、の…2年目となったコロナ過によって、
今年もサエない日々を過ごしている。
そんな気分で過ごしていると、テレビからは、
最近、よく聞くSDGs:エスディージーズなどの言葉があった。
(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALSの略)
持続可能な社会を目指そうというものだったかな?




先進国が、このままで状態を維持してくのは、困難であり。
発展途上国は、先進国との格差も拡がり。
政治的にも経済的にも不安定になる。
これは、戦争やテロの大きな要因。
極端な自然回帰主義者は…、
“テレビやネットを捨てて、人間らしい生活に戻ろうじゃないか…”
など言っているようだけど、幻想もいいところ。
産業革命以降の時代において、
人間性より、生産性が求められるような風潮が生まれ、
自然回帰の機運が望まれるのは、不思議でもなく、理解できる。
しかし、科学的な検証も出来なかった時代において、
科学への無理解や無知識から起きた悲劇や犠牲が、
どれほど多かったのかを考えれば、
あまりにも無理解で傲慢な認識だ。
そもそも、自然の恩恵は素晴らしいけど、
人類は、地面を掘り返して、田畑を耕してこなければ、食べていけなかった。
もちろん生活に必要なものは、食べ物だけに限らない。
人間の生活圏は、自然から勝ち取ってきたもの。
水や電気、ガスなど。
とくに、水は生活に欠かせない。
飲料以外にも、(炊事や洗濯などの)生活用水。
トイレなどでの下水や汚水処理。
それらの水道を供給するのも、下水を処理するのにも、
ポンプを運転させる電力が必要になる。



近年は、家庭の照明も、電球より電力消費量が少なく、
寿命の長いLEDの照明が普及してきた。
企業や家庭での消費電力が少なくなれば、発電される電力量は変らなくても、
社会を維持していける。
生活家電の寿命が長くなれば、消費して、廃棄されるゴミの量も減る。
小売業は、大変だけど、環境への負担は軽くなった。
今後も、電力消費量の少ない電子回路やモーターなどの開発は、
より望まれるだろうし、
効率のいいエンジンや発電装置だって、必要になってくる
農業には詳しくもないけど、環境汚染の少ない農薬や肥料。
収穫量があって、寒冷地でも生育する品種への品種改良。
農薬に頼らない農業などの発展や進歩は、これまで以上に望まれている。

蛇足:
“人”と“口”を併せて、読むと、“人口”となる。
色々と考えさせられる言葉だ。
世界の人口は、増えていくのに、資源は減っていく。
ここでいう資源には、石油やガスのような化石燃料だけでなく。
水や食料も含まれる。
息を吸って、飲んだり食ったりしなければ、生きていけない。
誰にとっても、無縁ではいられない話。
人口という言葉は、資源に喰らいつく人たちの口の数にも感じるのは、
ヒネた大人の偏見かな?

2022年3月4日追記:

gooブログには、1年前、どのような記事をアップしていたのかを、
通知するサービスがある。
この記事にも出てきたSDGsには、
2030年までに達成すべき目標の17項目があり。
その中には…、
「(16項目として)平和と公正をすべての人に」がある。
この追記文を考えているときは、
ロシア軍がウクライナへの侵略行為を行なっている状況にあり。
その難しさを考えさせられてしまう。
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