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愚者の詭弁、外道の方便


東京五輪における関係者の不正が、次々と明らかとなり。
このような祭典(イベント)を通して、
関係者が甘い汁を吸っていたことが判明しているもの。
今のところ、具体的に処分を受けたものは、誰もいない。

この東京五輪のときと同じく、
当初の予算範囲内を大きくオーバーし、イベントの目玉とされていた企画も、
ほぼ“失敗”となりながらも強行されようとしているイベントがある。
政府は、このイベント“関西万博”へと予算(国民の税金)を、
さらに支出していくことを決めており。
納税者としては、どうにか中止にできないものか?と、本気で思ってしまう。




テレビ番組でも活躍していた弁護士が、
政治の世界へと進み、“維新”を名乗る政党が登場したとき。
なにか新しいことが起きるような期待感があった。
その維新の主導によって、関西万博が行われると知ったとき。
あまり深く考えることもなかった気がする。
しかし、今、それらを後悔している。
その弁護士、橋下徹と竹中平蔵の存在もあって、
「維新の会」は、関西万博を主導してきた。
維新のように「金儲け」を目的に政治権力を握ろうとする勢力は、
大衆向けに「既得権を破壊する」というプロパガンダを行なう。
しかし、そのほとんどは「公共の破壊」でしかなく。
この維新に属している、元、東京都知事の猪瀬直樹は、
「東京五輪は、金のかからない五輪」といって、
国民を騙し、不正に5000万円の選挙資金を受けて、
都知事を辞任したのに、維新の比例区で参議院議員となっている。




維新の議員だった杉田水脈を、自民党に引き抜いたのは、安倍晋三。
しかも、比例で優遇という特権待遇。
これは、女性の権利を主張する女性たちを攻撃して叩く役割を
男性議員でなく、女性議員にやらせれば、
世の中の女性全体を敵に回さなく済む。
杉田氏は、格好の逸材に見えたのだろう。
このように、維新は、野党側であっても、
事実上、与党の補完勢力でしかなく。
自民党や公明党が、ダメだから…といって、
応援しても意味がない。




追記:
昨年、安倍晋三、元、首相が殺害されたことから、
長い間、与党である政党、自由民主党が、
カルト宗教団体(世界平和統一家庭連合:旧、統一教会)から、
支援を受けていたのが、露見する。
統一教会との“つながり”があったのは、与党、自由民主党(自民党)だけでなく。

2022年7月31日、

日本維新の会、議員13人が、統一教会と接点。
藤田幹事長ら党幹部も、関連団体イベントに参加している。

2022年7月末、松井一郎は…、
「統一教会というのも、勝共連合という団体があったことを、はじめて知った」
…という発言をしたことで、色々な方々から、ツッコミを受けることになり。
ちょっとした話題となった。
以前にも記したけれど。

統一教会の創始者、文鮮明が設立した、
政治団体、国際勝共連合の初代会長、笹川良一は、
財団法人、日本船舶振興会の元会長でもあり、右翼の大物だとも聞く。
名称は違っても、“勝共連合”と“統一教会”は、同一の組織でしかなく。
この笹川良一の運転手であった松井良夫は、元大阪府議会議長であり。
維新の松井一郎の父親となる。

笹川良一は…、
「自分は、(統一教会の創始者)文鮮明の犬だ」とまで言ったとある。
現在、日本船舶振興会は、公益財団法人、日本財団であり。
東京の虎ノ門に、大きなビルをもつ団体になる。

国民主権を名目とした国家でありながら、
ほとんどの政治家が、(主権者である)国民のことなど考えることもなく。
統一教会や経団連との関係(つながり)を重要なものとして、
権力保持と利権のみにとらわれていれば、社会はオカしくもなっていく。
その責任は、これまで政治や社会への関心を、
ほとんど持たなかった有権者の1人にもあり。
このブログ(はんぐおーば)へとアップしながら考えさせられている。
それにしても、統一教会のようなカルト団体の放置(黙認)、
インボイス制度の導入(財界との癒着)、
維新万博=関西万博への増額(財界との癒着)と、どれもイヤになってしまう。

しかも、根っこ は同じ。
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だまし、ばかし


本日(2023年11月24日)、正午過ぎ。
東京、渋谷区で、高齢者ドライバー(80才)の運転する車輌が、
歩道へ突っ込む事故が発生した。

場所は、中目黒から、恵比寿へと向かう道路上であり。
この事故で、4人がケガを負っている。
運転手は、現行犯逮捕されたとあった。
この事件と、直接の関係はないもの、思い出したことがあり。
備忘録として、ここ(はんぐおーば)に記しておきたい。


(この画像は、事件現場近くでなく。六本木周辺)

2023年9月

国民民主党の代表選において、玉木雄一郎が、代表となった。
野党に属しながら、与党(自由民主党)に追随すると、
公言している人物であり。
そして…。
トラックドライバーの時間外勤務労働に960時間の規制がかかることから、
物流のうち3割が運べなくなるという、
「2024年問題」への対策の1つとして…。
「大型トラックの時速80km規制を、、
時速100kmに緩和してはどうでしょうか?」
車の安全性能も高まっており、東京―大阪間が、
片道1時間半短縮できて、もっと物が運べます…とも言った人物でもある。

高齢者ドライバーの運転ミスによって、悲劇的な事故が、世間で騒がれ、
免許の返納を呼びかけられてきた“流れ”を逆行させるものであり。
この無責任で、場当たり的な言動には、強い憤りを覚えたものでした。

ライドシェアやタクシー運転手の年令引き上げなど、
いつの間にか、安全性も疑わしい制度が導入されそうで怖ろしくなる。
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そもそも逮捕行為自体が…、ね。:自由権の侵害


2023年11月、
私人逮捕系ユーチューバー「煉◯コロアキ」こと、
「杉◯一明(40才)」が名誉毀損で逮捕された。

“転売行為の疑い”があるとして、
“友人との待ち合わせをしていた女性”を動画撮影して、
無許可で、SNS上へとアップしており。
被害女性を、4〜5人の仲間と共に、取り囲み、
(逃げられないようにして)動画撮影していたという。
しかも、この被害女性には、“転売行為”の事実などもなかった。
(“裏取り”もせず、ネット上に動画をさらしていたことになる。)



この「◯田一明(40才)」が名乗る「◯獄コロアキ」という名前も、
人気アニメ作品の登場人物にあやかったものなのは明白であり。
今年(2023年)4月、
この人物は、東京武蔵野市議選に無所属で立候補しているもの。
こんな“コスプレもどき”は、あっさり落選している。
本人が、正義の味方きどりだったのなら、あまりにもペラっちい話。
今週は、私人逮捕系と言われるYouTube上の番組、
ガッツch(チャンネル)で活動されていた人物も逮捕されてもおり。
社会がオカしくなっているようで、不安にもなる。



補足:
基本的人権の尊重

基本的人権とは、ひとが人間らしい健康、
幸福な生活を営むために必要不可欠とされる基本的な権利である。

不法に逮捕されない自由
逮捕の要件
第33条 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、
権限を有する司法官憲が発し、
且つ理由となってゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。

第31条において一般的な法定手続きの原則が示されているが、
ここでは、特に刑事手続きにおける被疑者の逮捕の要件について
明らかにしている。
ここでいう「逮捕」とは、刑事手続きとして身体を拘束することをいい、
犯罪の容疑が相当確実である場合に、
実力をもってその身体を拘束する行為をいう。

「権限を有する司法官憲」とは、裁判所又は、裁判官のことを指し、
検察官や司法警察職員は含まれない。
これは捜査機関による被疑者などに対する身体の不当な拘束を
裁判官や裁判所によって加えられる抑制によって防ぐためのものである。
この規定を受けて、
刑事訴訟法第199条には、「裁判官が発する逮捕状」と規定する。
「令状」とは、刑事訴訟法における逮捕状のほか、
拘引状及び拘留状を含む。
刑事訴訟法上、逮捕状は逮捕権を行使するについての許可状とされ、
これに対して、拘引状及び拘留状は、
裁判所が捜査機関に対して出す命令書とされている。
逮捕については、原則として「令状主義」がとられており、
緊急逮捕として令状なくして逮捕し、
その直後に逮捕状を請求する場合は、通常逮捕の例外とはいえるが、
それでもなお、令状主義の範疇にはいる。
しかし、現行犯逮捕だけは令状主義の例外とされている。
「現行犯」には「準現行犯」も含まれ、
現行犯人は、何人でも逮捕状なくして逮捕することができる。

④.不法の抑留拘禁を受けない自由
抑留・拘禁の要件、不法拘禁に対する保障
第34条 何人も、理由を直ちに告げられ、
且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与えられなければ、
抑留又は拘禁されない。

又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、
要求があれば、その理由は、
直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法定で示されなければならない。
「抑留、拘禁」とは、いずれも本人の意志にもかかわらず、
一定の場所に身体の自由を拘束することである

「抑留」とは、一時的な身体の拘束をいい、
「拘禁」とは、継続的な自由の拘束をいう。
本条に基づき、刑事訴訟法には、被告人又は被疑者は、
何時でも弁護人を選任できること、
また、司法警察員あるいは検察官が被疑者を逮捕したとき、
又は受け取ったときは、直ちに犯罪事実の要旨及び弁護人を
選任することができる旨を告げる必要があることが規定されている。
したがって、現行犯人を逮捕した場合、
直ちに警察機関等へ犯人を引き渡さないときは、
これらの権利を侵害することになる。



蛇足:
「僕は、悪者と戦っている!・・・だから、正義だぁ!!」
・・・という短絡的で、子供じみた思考から、
他人に暴力をふるっても、心が痛まない人間は少なくもなく。

自分たちは、正しい理念(や意思、思想など)で活動しているのだから、
社会の規範に、しばられる必要はない…と、
思い違いしているものまでいる。
もちろん、多くの人は、世間というものを知っていくことで、
“理不尽な暴力”や“間違った行い”を正していこう。
“悪を倒そう”などと、簡単に言えるのは、
映画やテレビドラマだからであることにも気付いていく。

以前、別のカテゴリーでも記したけど。
時代劇「水戸黄門」には、“ニセの黄門様御一行”が出てくる逸話が、
毎シリーズごとにある。

ヒーローのニセモノが出てくるという、
荒唐無稽なエピソードは、時代劇だけでなく、
色々なドラマのシリーズ作品においても多く。
どれも楽しませてもらった記憶があるけど。
この水戸黄門のニセモノのエピソードは、
自分と同じ顔をしたニセモノが成りすますような非現実的なことではなく。
社会的な権威を振りかざし、横暴の限りを尽くして、
本来、信頼と信用のもとにあった権威が貶(おとし)めていく、
…というところが、現実とオーバーラップする。
だから、“正義”や“善”を為していこうと、本気で考えていたのなら、
まず勉強しようとなるのだけど、ね。
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マイナの利権で、捕らぬ狸の皮算用


ツイッター(現:えっくす)上の投稿によると…。
日本政府は、パソコンの画面を見ながら、別のパソコンへと、
同じ内容を、手入力で写しとることを“デジタル”と呼んでいます。
…とあった。
これは、イヤミでも冗談でもなく。
実際、マイナカード情報をデータベースに登録するのに、
手作業で打って「書き写し」しており。
それで誤入力が多発するものとなっている。



平成27年(2015年)の10月

総務省の社会保障システムにマイナンバー制度が導入された。
このとき、国家が、国民を番号化(ナンバリング)することで、
監視していくようにも思え、イヤな気分にもなったもの。
この国には、すでに戸籍や国民皆保険の精度があり。
マイナンバー制度を導入するまでもなく、
すでに国家が、国民の情報(年令、性別、住所、健康、教育、他)を、
本人以上に得ているとも言え。
こんな不安要素は、今更とも言えるところもあった。
マイナンバー制度の導入は、
行政手続きの向上及び効率化とされていたけど、
正直、ピンと来ないものでした。
しかし…。

コロナ過の台湾においては、
行政院政務委員、オードリー・タン氏によって、
早期の段階でマスクMAPサービスを提供される。
「官庁が、それぞれの部署で、
各自の情報システムを構築するよりも、
すべての情報をオープンにして、
システム同士、コミュニケーションしていくことです。」
…との言葉には、ちょっと感動するものがあった。
さて、日本では…。
国民の血税により、住基ネットに加えて、
(ほとんど同じようなシステムと思えるような…)
マイナンバー制度という電子インフラまで用意されていたけど。
コロナ過で対応力の低さが明確(露呈するもの)となってしまう。
台湾とは、まったく反対となり。
自分たちの、手に負えないITシステムを導入しながら、
“コロナ過(有事)での混乱”を、言い訳とするような発言まであった。
むしろ“有事”だからこそ、
行政の効率化が導入理由とされた、
マイナンバー制度の本質が試されるものであり、
「“有事”ですので、ガマンしてください」などの対応は許されない。
…とは、思いつかなかったのだろうか?

マイナンバー制度のシステム的な不備を補うためだったのだろうか?
新たにマイナンバーカードの所有者を増やすため、
マイナポイント付与というキャンペーンまで行なっていたけど。
納得できないものを感じたものでした。
納税者のことなど…
返済不要のATM程度にしか思っていないような意識が、垣間見えた。

ちなみに、(NAも)申し込んだハズなのに、
いまだ付与されることもないまま?…というところ。

国民皆保険も母子手帳も、戦後日本の成功した社会制度。
それをマイナカードで、ぶち壊そうとする、現日本政府(自民党内閣)。

このマイナカード問題の背景には、財界の存在があり。
フミオ(66才)が、保険証廃止を撤回しない(保険証廃止に固執する)のも、
結局のところ、カネに目がくらんでいるからでしかない。



追記:
もっともらしい名目こそあるもの、
よく実態の分からないナントカ基金などを設立して、
そこの執行役員に元議員とか議員の親族とか、
元官僚とかが座って、経費を吸い取り。
業務委託費名目で、無関係な会社に金を流す。
金を横取りするために、組織経路を作り。
合法的に、根拠のない収益を奪っていく。
こんな話は、東京五輪後に関わる多くの不正事案が発覚していくまで、
TVドラマかコミックでのことだと思っていた。
日本の政治も、かなり腐敗している。

権力者や実力者、社会的な権威者が、
善良で道義的な人物であって欲しい…という期待や願いは、
それなりにある。
しかし、それが事実であるかは、別のこと。
自分の中で、他人への期待と事実を混同していたことを、少し恥じている。
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これも焼き直し:権力保持と利権のため…


自由民主党(自民党)と連立政権にある、
与党、公明党の母体となっている、
宗教団体、創価学会の池田大作(95才)が亡くなった。

その昔、職場の上司だったものが、
この創価学会に属していた元、自衛官でもあり。
(関連する過去の記事⇒)
複雑な気持ちにもなるけれど、驚いたことに…。
(SNS上とは言え)
フミオ(66才)…、
いや、岸田文雄が、内閣総理大臣として、弔文を出していた。
今までも、色々と思うものはあったけど。
政教分離について、なにも考えていなかったのだろう。
正直、これほど、バカだったとは思っていなかった。




2009年の政権交代で自由民主党(自民党)は、
野党へと転落することとなった。
そこから、有権者である国民と向き合っていく…のではなく。
権力保持と利権へと、より固執していった。
自民党以外の政党として、政権を任せられるかと思われていた、
民主党も弱体化し、分裂していくことで、自民党のやりたい放題となり。
今に至っている。

池上彰
「安倍政権に対する批判的なコメントをする人がいたり
ニュースの原稿の中に、そういうことがあると、
必ず抗議が来るんですよね、官邸から。
安倍さん本人からでなく、秘書だったり、
例えば、安倍派担当の記者に猛烈に文句を言ってきたり。
それで変えるということはないけれども、ほぼ毎日あるんですね。
ものすごく細かい所について、毎日、毎日来るとですね、
段々うんざりして来るわけですよね。
やらない方が面倒臭くなくていいよねみたいな空気が、
何となくテレビ局の中に出て来るのかなと」
2023年10月6日放送 武田砂鉄プレ金ナイト



ツイッター上(現:えっくす)において…。
報道機関もビジネスである以上、金で買われるのです。
それが回避できる「公共放送」であるNH◯へと干渉して、
人事に手を突っ込むようになったのも、安倍晋三であり。
これは、民主主義の破壊だ!…とあった。


民主的な国民選挙が、キチンと行われている先進国は、
投票率が低くなる傾向にあるとも聞いたこともあり。
選挙前にテレビ番組などで語られる、
「みんなで選挙に行こう!」のようなスローガンも、どこか陳腐にも思え。
国民の権利でもある投票を、煩わしいものにもする。
選挙制度は、民主主義を実現するための手段の1つでしかなく。
議席の力だけで、議決することは独裁でしかない(多数派独裁)。
だから、自分の選挙権を用いて、どこかに1票、投票するのでなく、
(プラスにするのでなく)、
どこかの票数を、1票だけ減ずることができるのであれば、
(マイナスにできるのであれば)、
与党(自〇党、◯明党)から、1票、減らしたいと、
本気で思ってしまう。
そうすれば…。
「二度と、与党に返り咲けないようには出来るかも知れない。」





蛇足:
以前にも記したけど…。

選挙制度において、多くの政党は、より多くの票数を得ようとするが、
自分たちばかりに都合のいい政治政策を掲げていれば、
有権者が関心を失うのも(ソッポを向かれてしまうのも)、当然であり。
それは、国民の投票率の低さにも現れている。
そこで、有権者と向き合うことよりも、
反社会的な勢力から得られる組織票を望んだのだとすれば、
有権者から得られる票数を、ただ数値としてしか見ておらず。
自分たちの政策が、有権者である国民に響かなくても構わないとなる。
それは、政治家のセンセイ方の職務意識や倫理観の欠如でしかない。
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