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許したくないもの。許せないもの。


1年前、新宿通り沿いの歩道には、四ツ谷駅から、麹町駅へと向かって、
多くの人たちが、並んでいた。
それは、内堀通りの先まで、そのまま続いており。
かなりの人数だった。
その日は、安倍晋三、元首相の国葬議が行われ、
この人たちは、一般の方への、献花台に向かっていたものであり。
献花のための、葬列だった。

あらためてとなるけど…。

昨年(2022年)、7月8日の白昼、
奈良市、大和西大寺駅前の選挙演説中において…、
安倍晋三、元首相が銃撃される…という大事件が発生し、
17時03分、搬送先の病院で、安倍晋三、元首相は亡くなる(享年67才)。
(関連する過去の記事⇒)
この事件の犯人、山上徹也(当時、41才:元、海上自衛官)の殺害動機は…。

「ある宗教団体に恨みがあり、
安倍晋三、元首相が、近しい関係にあると思って、狙った」
「もともと、この宗教団体の幹部を殺害しようとしたが、
できなかったので、元、総理を、銃で撃つことにした」…とあったけど。
当初、まったくピンと来なかった。
正直、「フザけているのか?」とも思った。
しかし、この言葉がキッカケとなり。
安倍晋三、元首相だけでなく、彼が所属する政党の議員らと、
反社会的な(反日的でもある)宗教団体、統一教会との、
“つながり(癒着)”が明るみとなっていく。

政権与党の大物議員が、選挙演説中に殺されたこともあり、
与党(自由民主党)は、安倍晋三、元首相の弔い合戦と公言することで、
選挙結果での成果を上げ。
昨年(2023年)、9月27日に、安倍晋三、元、首相は、
「国葬(国葬儀)」されることにもなった。

「元、首相」が、選挙演説中に殺害されるという事実を考えれば、
この対応は、不思議でもなかった。
しかし、反社会的な(反日的でもある)宗教団体の存在との、
“つながり”が明るみとなりながら、
その問題を片付けることもなく、「国葬」という幕引きには疑問を感じていた。



ちょっと話はかわるけれど…。
数年前、航空GA隊(“じえいたい”と読んではならない)の、
元、GA官が、職場の同僚だったことがある。
(関連する過去の記事⇒「小人たちの黄昏(子)~さらば寒空小人」)
この元、同僚は、厳しい訓練を受けてきた自負もあってか?
自身の海外勤務時代のことを自満しながらも、
仕事らしいことは、何一つせず。
就業中の職場で、堂々と(布団まで敷いて)居眠りをしていたことから、
現場の人員が、まとめて処分されるほどの事態となった。
ちなみに、元、G衛官という人たちとは、何度も、仕事でかかわっており。
陸、海、空の、いずれの所属であっても、
問題ばかり引き起こすトラブルメーカーでしかなく。
(関連する記事⇒「勇ましくも、卑劣なもの:GA、G衛、自A、陸海空!」)
職業蔑視ともなりそうだけど。
元、自衛官たちには、ほとんど、イヤな思い出しかない。
テロリストに、軍隊や準軍事組織での経験があるのは珍しい話でもなく。
山上徹也容疑者の印象は、元、自衛官というだけでも、最悪なものだった。



犯人、山上徹也(41才)は、自作の銃を用いて、
安倍晋三、元首相を、背後から、2発、撃っている。
この自作銃を映像で見ただけでしかないが、銃弾を打ち出す銃器というより。
銃身こそあるもの、電気発火式のロケット弾や指向性地雷のようにも思えた。
その異様な外観から、ネット上に殺傷能力を疑う記事がアップされ、
「他にも、狙撃犯がいるのではないか?」などの憶測もあれば、
事件を切り口としていながら、身勝手な誹謗中傷するものもあった。
山上は、安倍晋三、元首相の5m近くまで寄って、発砲しており。
発射された弾丸は、近くにあった選挙カーや建築物にも、めり込んでいる。
標的対象となる人物だけを狙った暗殺とは言え、
周囲の人間を巻き添えにしていたことも考えられるものだった。
安倍晋三、元首相以外の犠牲者が出なかったのは、運がよかっただけであり。
山上徹也容疑者の行動は容認できるものではなかった。
しかし、その後、統一教会によって、
破壊的な生活環境に追い込まれていたことを知り。
その印象は、複雑なものとなっている。
安倍晋三という人物と、統一教会との“つながり”は、
祖父、岸信介、元総理大臣から及ぶものであり。
彼は、“誰でもいいから、政治家を殺したかった”という、
無差別テロの標的にされたのでもなければ、別人と間違われた”のでもなく。
明白な殺意をもった相手に狙われ、殺されたものだった。


(画像は、本日(2023年9月27日)の新宿通り)

「国葬」の実施状況

 無宗教形式で行われ
 費用は国費となり
 参列者およそ4200人(国内外)
天皇陛下は参列されず、“使い”が見られることになる。
これまで行われてきた内閣葬などとの違いは、
 主催は、国となり
 費用は、全額国費から支出

国葬が決められた理由には…。

 長期の在任
 内外の実績
 国際社会の評価
 選挙中の死
…とあったが、このうち“選挙中の死”は、
殺害された元、総理大臣が、社会的に容認できないほど、
反社会(反日)的な勢力と“強いつながり”をもっていたからであり。
明確な説明もなければ、とても看過できなかった。

しかし、多くの国民から「反対」の声があったにもかかわらず、
国の儀式は、内閣府の所掌事務であり、
閣議決定されているとして、国葬は実施される。
おそらく、政府にとって、統一教会との“つながり”など、今更のことであり。
どれほど有権者(国民)が声を上げようと、
応じるつもりもないという意思を感じるものだった。
それは、政府(政権与党)が、統一教会(世界平和統一家庭連合)との
関係を“否定”できないと証明したようなものだった。



前々日(2022年9月25日)の報道番組では、
この国葬議の賛否について、反対する人は、70%ほどにもなり。
国民の弔意もない、国葬などあり得るのかとも感じていた。
1年前、葬列に並んだ人たちは、今、どう思っているのだろうか?

2023年8月7日、ネット上の情報によると…。
安倍元首相の国葬の招待者名簿を情報公開請求したところ。
74%の氏名が黒塗りだった。
政府は、国葬の経費、約12億円全額を国費で賄っている。
国費で、国葬したけど、招待者は、国民に秘密。

正直、許せないものがある。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (maritosi1152)
2023-09-28 09:46:21
あの事件で、炙り出されたものが多く、腑に落ちることが増えました。騙され過ぎていました。

ところで、安倍晋三は、国葬までされながら、お仲間に本当に悼む人がいないように思えます。
悲しんでいるのは、騙されてもまだ崇拝している一握りの庶民のような、、、
 
 
 
Unknown (na-094)
2023-09-28 21:02:38
あの事件の衝撃から、経緯を追っていたら、どちらが被害者なのか分からないものでした。
人殺しは許されないものですが、ひとりの人間を、人殺しにまで追い詰めた罪は、もっと許されないことであり。
今も考えさせられるものとなっています。
 
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