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キリンビール仙台工場(2012年、中編):東京から350キロほど

(前編からの続き)
ビールやウイスキーの製造現場の見学を目的とした旅行を考えるのなら、
醸造(発酵)工程だけで、製品化されるビールメーカーから、
回っていくのがいいかと思われる。
···とは言っても、色々と制約を受けるのが、世の常。
キリンビール仙台工場のお休みは、月曜日。
今回、ニッカウヰスキー宮城峡の方から回ることになったのは、
こういう理由なのです。



今までにも、ビール工場の見学はしたことがある。
キリンビールの場合は、横浜にある工場を見学させてもらい。
(関連する記事「キリンビール横浜工場見学(2011年編)」)
キリンビール以外では、サントリーやサッポロ、アサヒなど、
国内大手のものを見させてもらった。
どれも有意義なものでした。

余談:
日本最大級のビール会社であるキリンビールともなると、
主力ブランドの「一番しぼり」や「キリンラガー」とは、
別に「ハートランド」や「ブラウマイスター」などのプレミアムビールがある。
今回、キリンビールの仙台工場では「ハートランド」が
製造されているというウワサを聞いていたのですけど。
この情報は、まったくのガセ!
これは、昨年3月の震災の影響ではなく。
震災以前から、製造されてなかったのです。
単なるウワサを真に受けるのではなく、事前調査は大事なのです、ね。
ガセ情報に振り回されるとは、まだまだと言うことですか(とほほ)。
(後編へ)
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キリンビール仙台工場(2012年、前編):東京から350キロほど


東京駅から、仙台駅までは、新幹線やまびこで、2時間30分ほど。
東京から、仙台までの距離は、350キロほど。
さらに仙台駅から、20分ほどのJR仙石線の多賀城駅が、
キリンビール仙台工場の最寄り駅になる。



1/17(火) 10:35
多賀城駅より、無料のシャトルバスにて、キリンビール仙台工場へと向かう。

出発までの時間に余裕があったので、シャトルバスの運転手に、
昨年3月の震災に関する話を聞いてみた。
キリンビール仙台工場が震災の被害を受けていたことは、
ネットや、それ以外の情報を含めて知っていたこともある。
運転手の話では、震災直後に発生した津波の影響で、
海岸に近い工場だけでなく、駅周辺まで、水が迫ったという話だった。
ピンと来なかった。
ウソをついている…などと思ったのではなく。
前日に見てきた仙台駅周辺で震災の形跡など感じられなかったから、
実感できなかった。
それでも、バスが発進し、駅から、海岸沿いへと移動していくと、
震災の傷跡のように、物流会社の倉庫はシャッターが
大きくゆがんでいるのが見えてきた。
大型のディスカウントストアなども、1階部分が大破しているのが見える。
ポケットからデジカメを取り出した。
しかし、カメラを向ける視点に”興味本位の意識”があることを自覚して、躊躇した。
そのまま、カメラを握ったまま、窓の外を眺めていた。
”撮るべきだったのか?”は、よく分からない。
(中編へ)
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まずは、帰還の挨拶:東京から350キロほど


東京から。仙台へ向かい。
そして、昨日、帰ってきました。
詳細は、後日、記事にしますけど。
まずは帰還の挨拶と画像のアップ。



・・・でも、ね。
今も、”愛しきホームタウンに帰ってきた”という気分にはなれないまま。


追記:
先日、”キリンビールのプレミアムビール「ハートランド」は、
仙台工場において製造されている”・・・などと記しましたが、これはガセ情報。
”ガセビア(ちょっと古いけど・・・)”だったのです。

近いうちに記事の訂正、もしくは、補足を加えるなどしますが、
勝手に舞い上がっていたのは、情けないところです。





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東京から2日ほど


昨年末、グレーンウイスキーに関しての質問をされてから、
時々、考えることがある。
(関連する記事)
「グレーンウイスキーって、何だろう?」
これは分かっている。
穀物を原料とした連続式蒸留器によって蒸留されたウイスキー。
この場合、穀物とはモルトウイスキーなどで使われる麦芽などより、
お手頃な価格であるコーンなどが使われる。
このため・・・。
「グレーンウイスキーなんぞ、ウイスキーと認められるかぁ!」
・・・と言う裁判まであったほどである。
(はしょってますけど、本当の話)
ウイスキーで使われる連続式蒸留器は、カフェ式やコラム式などがあるようだが、
あまり、NAも分かっていない。
2~3度、現物を見たこともあるもの。
正確に構造を把握しているかと言われれば、そうでもないのです。
つまり・・・。
「連続式蒸留器って、どうなっているのだろうか?」
・・・というところ。
日本国内で、ウイスキーの連続式蒸留器が稼働している蒸留所と言えば、
富士御殿場にあるキリンの蒸留所と仙台にあるニッカウヰスキーが思い浮かぶ。
関東圏に住んでいる身としては、御殿場の方が近いけど、仙台に行ってみたかった。
昨年、3月の震災によって、被害を受けた地でもある。
それに、仙台にはキリンビールの工場もあり、
プレミアムビールのハートランドが製造されているハズ。
(ハートランドに関する過去の記事)
キリンビールの仙台工場は、昨年3月に震災の被害にあったが、
現在は見学できるようになったと聞いていたこともある。
ハートランドの製造も見たいし、飲んでみたい。
「・・・でも、2日以上、休日のとれているときでもないとなぁ~!」
そう思っていたら、今週の初めが空いていることに気付いた。
よし、行こう。
・・・ということで、仙台に行っています。

蛇足:
実は、休日のプランとして、山崎にあるサントリーの蒸留所によって、
京都にあるアサヒビールや名古屋にいる友人にも会うということも考えてみた。
それに京都在住の女性ブロガーの記事によれば、南禅寺に水道橋もあるらしい。
それも見たかった。
もっと言えば、せっかくの休日、時間をかけてノンビリしたいのですが・・・。
そうもいかないのが”大人の事情”というところ。



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ホーキング博士のスペースアドベンチャー(シリーズ物)


職場での1日が、あまり面白くもないまま終わった平日の仕事帰り。
とくに予定もなく、友人や知人もつかまりそうもない。
こんな気分のまま帰るのも、やっぱり面白くない。
駅前にある大きな書店に寄ってみることにした。

ビジネス系の情報誌や専門誌、コミック雑誌。
小説やコミックなどの新刊。
話題の書籍。
そして、酒類関連の書籍などを、一通り、ながめて見る。
どうにも、”これ”が欲しいというのがない。
とくに期待もしていなかったこともある。
児童向けのフロアを通って、帰ろうとしたところ。
アインシュタイン以上の天才とも言われる「車椅子の物理学者」、
スティーブン・ホーキングの著書があった。
どうやら、三部構成の著作のようだ。
天才ホーキング博士の著書ともなれば、児童書であっても難解そうな気がする。
それでも気になって、ページをめくってみる。
おや。
どうやら創作小説らしい。
細かい科学的な描写がされているけど、
物語の進行とは、別に物理や化学に関する説明の入ったページがある。
分かりやすくて、読みやすい。
もちろんフィクションとしての展開や設定もあって、
ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズなどのジュブナイル小説を、
思わせる物語になっている。
クルリと、本をひっくり返して、値段を見る。
まあ、そんなに高いものでもない。
しかし、一冊だけなら、ともかく、三冊まとめてとなると、ちょっと負担だった。
またページをめくってみる。
本格的な科学小説ではなく、SF小説として、大人が読むには、
物語として物足りない。
しかし・・・。
「いやぁ、最近、ホーキング博士の著書にハマって、ね」
・・・なんて言えれば(誰に?)、格好いいかも知れない。

蛇足:
90年代の有名なTVドラマシリーズ
「スタートレック・ネクストジェネレーション」にも、
ホーキング博士はゲスト出演されたこともある。
うろ覚えで、申し訳ないが・・・。
アンドロイド・データとホロデッキにおいて、
著名な歴史上の科学者達とのポーカーをするシーンでの出演だったと思う。
当時も、今も、著名人に関して、それほど詳しいわけでもないけど、
アインシュタイン以上とも言われる「車椅子の物理学者」の登場には、
驚かされた。
大物俳優によって、ニュートンやアインシュタインが演じられることは、
今後もあるだろうけど、ホーキング本人の出演シーンなのだ。
”えっ、本当に本人なの!?”と、ちょっと興奮した。

ホーキング博士は、学者としての功績だけでなく。
難病を患っていることでも知られている。
昨年、体調の悪化を不安されたが、ネット上での情報を見る限り、
危機的な状況にはいたらなかったようだ。
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