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エゴとコエ(声)


冷蔵庫の食品が足りなくなったこともあり、
買い物に出ることにした。
扉を閉め、ズボンのポケットに鍵を押し込んでいるとき、
スマートフォンを忘れていたことに気がつき。
また鍵を取り出して、部屋に戻り、
充電ケーブルにつながっていたスマートフォンを、上着のポケットに入れ、
ちょっと慌てて、外出することにした。



よく利用している大きなスーパーマーケットに向かうと、
店内をまわって、冷凍餃子に、カップ焼きそば、
ソーセージ、ピクルスなどを、カゴにつめ、レジ前に並ぶ。
コロナショック以降、感染防止の観点から、
買物客同士が、一定の距離をとるのが望まれるようになったこともあり。
レジ前の床には、赤いカラーテープが、床に貼られており。
そこから、一定の距離をおいて、同じように赤いカラーテープが、
間隔的に貼られている。

このスーパーマーケットだけでなく、
多くの販売店でも、同じような方法が用いられており。
お互いに、説明されるまでもなく
買物客同士で、一定の距離で並ぶのが、約束事ともなっている。
・・・と思っていたが、背後にいた若い男女のカップルが、
妙に距離を詰めてくる。
どうやら、手前の買物客に意識を向けることもなく。
お互いの話に夢中になっているようだった。
前方の客の精算が終わったこともあり。
1つ手前のテープへと足を進めることにした。
後ろのカップル客は、手前のテープ前で止まることもなく。
ただ距離を詰めてくる。
それが、何度か続くことになった。
この、若い男女にイラ立つのは、その無神経な行動にでなく。
外出前に、スマートフォンを持ち忘れるなどもあり。
面白い気分でいられなかったところもある。
神経質になるほどの状況でもなかったが、
ちょっと待ち時間が、長くなったこともあり。
「テープもあるから分かると思うけど。ちょっと距離を取ってくれないかな」
と、注意していた。




コロナ過における“不都合な事情”が、仕事や生活の状況を変えることもなく。
パターン化されたルーチンワークのような、日常に押し込まれていく。
それが、自分を、イヤな人間にさせてもいるのだろうか?


若い男女は、咎められたことが面白くもなかったのか?
謝ることもなく、距離を取った。
自分の言動や行動に、“後味の悪さ”もあったが、
それも、本当に“感じの悪い”人間へのものであったことで、
不思議と、消え去っていた。

・・・でも、やっぱりトホホなところ。
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聖者に肖る(あやかる)消費社会、だから、ブウたれる!?


以前にも記したけど…。
婚姻が認められない出兵前の兵士と、恋人のため、
秘密裏に婚姻の儀式を行った聖バレンタインという、
司祭(キリスト教の聖人)に由来する、
2月14日の、バレンタインデーが近付くと…。
この国では、チョコレートの売り上げが伸びてくる。

これは、お菓子メーカーが外来文化に便乗した企業戦略だったもの。
そんな慣習(とも行事)だったものが、
アニメ(ジャパニメーション)やコミック(MANGA)の影響によって、
近年では、世界中でチョコレートの売り上げを伸ばしているらしく。
今や、バレンタイン司祭がチョコレートの守護聖人となっていることを、
主、イエスキリストが知れば、激怒するかも知れない(?)。


(こちらの画像は、10年ほど前のもの。)

かつて、主、イエスキリストが、一度だけ激怒したことがある!!
それは、欲にまみれた商人を蹴散らせたときであり。
これは、ちゃんと聖書にも記されている。


もう10年ほど前になってしまうけど。
東京のローカルテレビ局、TOKYO 〇Xでは、
映画評論家の〇山智浩がチョイスした、
日本未公開のドキュメンタリー映画をオンエアしていたときがあった。
その1つである映画「買物やめろ教会」において、
ビル・タレン(ビリー牧師)が言っていたのが、前述の言葉になる。
考えてみれば…。
欧州(ヨーロッパ)から、新大陸アメリカへと移民してきた人たちは・・・。
「腐敗したバチカンでなく、聖書に従え」という、
宗教改革の影響も受けた人たちが多く。
現在でも、プロテスタントから派生した福音派らが大多数を占めながら、
社会に還元されることもない消費活動を、エラい人たちが諫めることもなく。
格差が拡がるような状況が黙認されている。
日本では、クリスマスだけでなく、2月のバレンタインデーまで、
商業主義にまみれており。
こんな状況が、主、イエスキリストや、
ビル・タレン(ビリー牧師)に知られたら、
(本当に)激怒するどころか、バチでもありそうなところかな(?)。




蛇足:
チョコレート菓子のキットカットや
インスタントコーヒー(フリーズドライコーヒー)のネスカフェなどで、
知られるネスレは、1866年、スイスで誕生しており。
誰もが知る世界最大手企業で、食品・飲料売上高、世界一になる。
近年は、カフェインレスコーヒーなどのマーケットも開拓している。
日本法人であるネスレ日本も、100年以上の歴史がある老舗になる。
スイスの人々は、世界の中でチョコレートを、たくさん食べており。
2018年、スイスでの1人当たりのチョコレートの年間消費量は、
9.7kgとあり、世界第一位とある。
「Have a break, have a KITKAT」という、
世界共通のCMスローガンでも印象的なチョコレート“キットカット”。
日本では「きっと、勝っとお!」という九州弁の語呂合わせから、
受験シーズンである1、2月頃、九州地方での売り上げが伸び。
その話が知られていったことから、
現在では、全国的に受験シーズンを象徴するものとなっていると聞く。

この時期には、イヤな思い出があり。
関連する過去の記事「チョコレートは空箱の思い出」
複雑な気分になるところだけど、
頑張っている方々には報われて欲しいところです。
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