二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
悪しきものも、見過ごされたからこそ…。
親会社から中途入社してきた人物(先輩社員だったけど)が、
過去、性犯罪(チカン)行為のある人物であり。
その性癖から、他人のロッカーなどを漁っていたところ、
ある日、大騒ぎとはなったもの。
その事実と、過去の不始末が気付かれることもなく。
そのまま過ごしていたもの。
数年後、ついにチカン行為で捕まってしまったというもの。
社会的な制裁を受けるべき性犯罪者に対し、
その後も、顔のきく子会社へと、
中途入社できるよう便宜を図った親会社の人事には、
どのような意図があったのかは分からない。
しかし、その事実を知るべき人間もいない状況であれば、
被害が、さらに拡大していくことなど、すぐに思いつく。
チカン行為(性犯罪)は、
被害者となる女性だけがダメージを負うものではなく。
(もちろん被害者と比較できるものではないが…。)
職場の同僚が、性犯罪(犯罪者)として捕まることは、
周囲の人間にとっても、軽いものではなかった。
性犯罪の被害は、女性だけでなく、
子供(男女問わず)にまで及ぶと聞く。
しかも、案外、軽い処罰で済んでしまう。
通勤、通学の電車内だけでなく。
国防に関わる自衛隊内でも、
女性自衛官への性加害があったことが報じられたのも、
つい最近のこと。
政府が、“国を守る”という建前で、
外国から、高価な兵器を購入するつもりであっても、
その“守るべき国家”に“尊厳”や
“規範”が見失われていては、説得力もなく。
その被害を訴えた女性自衛官の名前と顔は、大きく報じられたものの、
加害行為を行なった男性自衛官たちの名前と顔は、
ほとんど報じられなかったことにも許せないものがある。
蛇足:
個人的な見解であり、以前にも記した言葉となるけど。
もし社会が、理想的なまでに正しく機能しているのであれば、
インターネット上における、匿名の投稿者の存在など不要であり。
まさに排除すべき、“悪”だと思う。
但(ただ)し、あらゆる不正を、
すべて正していける社会など考えるだけでも、息苦しく。
しかも、匿名で情報を発信できるインターネットは、
不正や腐敗の事実を、第三者に伝えられる数少ない手段。
だからこそ…、
「インターネットを通じて、不都合な情報(都合の悪い情報)が、
伝わらないようにしたい」と考えている人間は多く。
その手段も生まれつつある。
2年前の安倍元首相殺害事件以降、
カルトと政治、そして、政治と裏金など。
政府を動かしてきた政党(与党である自民党)の腐敗と裏切りという、
見過ごせない社会悪へと意識が向くあまり、
語れなかったことは、かなり多く。
キチンと、決着(ケリ)をつけていかなければならない。
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ありふれた社会での、子供の会話
楽しい思い出もあったような気がするのに…、
子供の頃を思い出そうとすることは、あまりない。
これは、“例えば・・・”の話。
仕事の都合で、日本以外の外国で、子供が生まれたもの。
1~2年後、やはり育児には、日本がよいだろうとなったとき、
色々と厄介な負担が、その子供にかかるものとなる。
母国語が用いられることもない異国の地で、
幼児期を、1~2年ほど過ごしても、外国語を話せるハズもなく。
さらに、幼児期での周辺環境から、母国の言葉への違和感まであれば、
子供であっても(むしろ、子供だからこそ…)、
人間関係での負担を抱えることになり。
団体行動が求められる学校のような閉じられた空間では、
周囲の人間(自身の両親や教師を含めて…)から、
無理解な言動や態度を受けることになる。
しかも、学校教育には“良い子”を生み出すシステムのようなところもあり。
極端なことを言えば、その“良い子”たちには“面倒なこと”など、
口にしないことも望まれている。
そのような状況を、自分の言葉で伝えられるほど、把握できてもなく。
「誰かに助けを求めることもできなかった」ような“思い出”となり。
出口のない感情を抱え、懐疑的でヒネた性格にもなっていく?
こんな話題で、誰かと語りあうどころか、
ちょっとでも触れられそうになるときには、バッサリと打ち切りたくもなるけど。
こんなものを抱えているのも、よくある話かな?
それに、今、思えば…、
やっとこさ、異国の地から帰ってきた父親も、
我が家に、ヒネた子供(ガキ)が居座っていたのでは、
かなりキツかったかも知れない。
もちろん…、
これは、“例えば・・・”の話。
きわめて個人的なことではあるけど。
自分のことを生まれたときから知っている人、
そんな人が、多くの場合、2人以上いるものとなるけど。
そのうちの1人が、昨年末(2023年12月)、亡くなった。
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刹那の夢、永遠の狂気:…みんなでツラい現実を忘れようよ!?
「家族のため働いている」
「妻と子供のため働いている」
「家を守るために働いている」
自分を、そんな“物語”の存在へとしていくことで、
厳しい現実を耐えている人たちは、かなり多いと思われるけど。
そう見えるのは、独り身(ひとりみ)ゆえの、ひがみなのだろうか?
もう15年以上も前のこと。
当時、大型ディスカウントストアの業務にかかわることがあり。
その日、担当業務が、ひと息ついたところで、
夜の店舗をまわってみることにした。
スーツ姿であったことからなのか?
何度か、来店客から、店舗のエラい人とカン違いされ、呼び止められたもの。
店舗の簡単な案内(トイレや商品の場所を知りたい)などであり。
そのまま、アルバイトや社員を呼ぶことなく、対応することとなった。
※そのような対応も、了承されている。
しばらくして、1人の中年男性が近づいてきた。
「お店の関係者の人ですよね?どうか店長と会わせてください?」
ちょっと強引な口調もあってか、戸惑うものがあったもの。
「失礼ですが、事情も知らない状況では、ご要望に応じられません」
「もし差しつかえがなければ、どのようなことなのか?を、
お伺いしてもよろしいでしょうか?」
…と、出来るだけ丁寧な対応したように覚えている。
中年男性が言うには…、
「警察から、息子が、この店で万引きをしたと聞いたのですけど…、
そのことで話し合いをさせてもらえないでしょうか?」
どうやら、簡単に応じられるものではなかったようだ。
「息子は、悪い連中に、唆(そそのか)されただけなんです!」
「その事情も、どうか考えてもらえないでしょうか?」
深夜帯まで営業している店舗であり、すでに店長は帰宅しており。
この状況のまま、勤務中のマネージャに押しつける訳にいかなかった。
「残念ながら、私では判断しかねますので、
明日、店長が出勤したとき、事案が伝わるよう致しますので、
お名前と、ご連絡先をいただいてもよろしいでしょうか?」
「それでは遅いんですよ!もっと早い対応はできないでしょうか?」
どのような事情があるのか?
中年男性の言動には、かなり強引なものがあった。
それは、不快な気分にもさせたが、
(当時のNAより)年上のオジさんからの切実な言葉を無視できなかった。
「事情があるのは分かりましたが、
店舗として“できること”と“できないこと”がございます」
「いま、責任ある立場のものがいない以上、
私たちにできることは限られていることは、ご理解ください」
…と、ここまでスラスラとした言葉ではなかったもの。
こちらの事情を、なんとか説明をして、その場は帰っていただくこととした。
さてと、明日以降、この事案を引き継いでもらうためにも、
マネージャに報告しておく必要もあり。
3~4日前の報告事項なども見直すことにした。
それによると、この事案は、複数の少年たちが、
店内の万引きGメン(私服警備員)らの世話になってから、
そのまま警察へと引き継いでもらったものとなり。
今さら、店舗として、どうにかできるものではなかった。
どうやら、店長には、イヤな役回りを押しつけることとなりそうだった。
取り敢えず、マネージャに報告しておくことにした。
中年男性と対応することとなった経緯と状況、
この“万引き事案”については、書類上で分かる範囲内のことで伝え。
その上で、店舗の責任者との話し合いを望んでいることを伝えたところ。
「あのオジさん、また来たのかよ!」と、かなり乱暴な口調での反応があった。
「あ、あなたは知らなかったのですよ、ね」
マネージャが言うには、中年男性の息子は、唆(そそのか)されて、
万引き行為へと加わったような人物ではなく。
むしろ主犯格とも言うべき存在だった。
「あのオジさんは、理解できないのか、受け入れられないのか知らないけど、
何度も、店(ウチ)の品物(もの)を、買いもしないで、もっていきながら、
今さら許してもらえると思えるんだから、どうかしているぜ!」
マネージャの言葉には、かなりの怒りがあった。
…と、ちょっと驚かされる状況でもあった。
この話は、多少の誇張こそあるもの、ほとんど事実になる。
マネージャが言うように、中年男性は事実を受け入れられなかったのだろう。
ある日、突然、自分の息子が、仲間をひきつれて、
犯罪行為を行なう人物であると知ったのか?
それとも、息子のほうが巧妙だったのか?
それらの事実を受け入れきれないため、自身をとりまく状況から、
自分が受け入れられる“物語”を思いつき。
その物語こそが、事実であるとしたかったのかも知れない。
その後、この中年男性と、彼の息子が、どうなったのかは確認していない。
おそらく、彼の息子には、それなりの処罰があり。
自分の“物語”としてでなく、受け入れがたい事実として
彼は、自分の息子と向き合うことになったかと思われる。
蛇足:
ここ半年ほど…、
統一教会(世界平和統一家庭連合)に関連した記事をアップしており。
以前には…、
「俗性の汚(けが)れを捨て、無心となって
この壺(ツボ)を得るのです(買うのです)」
そして…。
「教祖様(まことの、お父さま)に、
すべてを捧げるのです(献金しなさい)」とでも言われたら、
たぶらかされもするのだろうか?…とも記しているけど。
結局のところ、信者(信徒?)たちが、
信仰へと、のめり込んでいく心情などは、いまだに理解できない。
しかし、多様化する価値観と、細分化されていく社会は、複雑な問題ばかり。
そんな世の中で、厳しい現実と向き合うことより、
何も考えることもない物語(夢)の中にいたいのは、不思議でもなく。
現実逃避や中二病などの話も、そこそこに聞くところ。
現実に戻れなくなるほどの、夢へと誘い込まれるのは怖い話だけど、
それを望んでいる部分は、誰でもあるように思える。
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年明けを前にして…。
今年は、世界中で、不幸なことばかりとなり。
それも解決することもなく、
来年へと持ち越されたように思える。
ウサギにツノを合わせれば、「兎に角(とにかく)」と読むこともあってか?
ウサギ(兎)を、オニ(鬼)と読み違えたと言えば、バカにされてしまうかな?
昔話でのウサギは、タヌキを袋叩きにしたかと思えば、
ワニ(鮫:さめ)に皮を剥がされるなどと、色々な役回りがある。
あるビジネス書籍での解釈によると…。
ウサギが居眠りしている間に、カメに追い抜かれてしまう物語は、
「能力があっても油断をしてはいけない」
「能力がなくても地道に努力し続ければ報われる」という教訓ではなく。
「カメはゴールを目指し、ウサギはカメを見ていた」とあった。
つまり、カメは、初めからウサギのことなど関係なく、ゴールに向かって歩き。
それに対して、ウサギはゴールよりも、カメのことばかり意識していた。
周りの評価や、他人との比較ばかり気にしていては、
ゴールを見失ってしまう…とあった。
“こじつけ”が過ぎるようにも思えるのは、ご愛敬というところかな。
子どもの頃、
「もしカメが寝ていたら、ウサギは起こしてくれるのだろうか?」
…と思ったことがある。
実のところ、この疑問への答えを、大人になっても持ってなく。
この物語の意図するところを、今も理解できていないのかも知れない。
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悪の犠牲者、されど憐れむなかれ
今月、きわめて大きな事件が起きたことから…。
ツイッター上には…。
「(このような)犯罪者の供述って、ほぼ信用できない」、
「とくに殺人の場合…」という投稿があり。
過去、「ドラえもんが、なんとかしてくれると思った」と供述した犯罪者を、
引き合いにもしていた。
とくに(単なる凶悪)犯罪でなく、(要人を狙った)テロ行為において、
テロリストの主張通り、世論が動かされている状況には、
憤るものがある。
しかし、この事件が、今まで知ることもなかったものへと、
意識を向けさせているのも事実であり
収まりどころのつかない気分にさせる。
追記:2022年7月18日加筆分
マルチ商法や霊感商法。
それにキャッチセールスまがいの営業手法といったものには、
タチの悪いところがある。
その商法自体が、違法行為ギリギリで犯罪同然のときもあれば…。
「ご家族や友人に紹介された方には、50%のオフ」
「さらに、2人目以上の方の紹介となりますと・・・」など。
被害者である”購入者”が”紹介者”となり、
気が付いたら”加害者”になっているという悪質さがある。
反面、全体の絵図を描いた首謀者には、手が及ぶより、
先に逃げられてしまう可能性も高い。
被害が拡大化していく犯罪は、本当にタチが悪い。
この霊感商法と新興宗教団体は、無縁でもなく。
令和の時代となっても、
カルトまがいの団体が存在していることには考えさせられてしまう。
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