畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ダウン

2011-12-11 18:35:18 | 暮らし

12月11日(日)  

ついにダウンしてしまった。熱は、37度代半ば位だが、喉が非常に痛い。ガラガラに乾いたように感じ、つばを飲み込むのも気持ちが悪い。鼻もグズグズ、かんでもかんでも、ティッシュの山がすぐできる。おまけに頭が痛い。頭痛などほとんど縁が無かったのに、この感じはなんだろう。若い時の二日酔いの頭痛のように、ずきずきする。ゆっくりしようと、布団の中。朝ご飯は、適当に食べていてもらう。ガス屋さんが、工事に来るが、しばらくは、寝込んでいる。暮に来て、この忙しいのに、かつてなら、風邪をひくなんて、気が緩んでいるからだと、どやしつけた言葉を、自分に問うが、それで、ぴんぴんする訳はない。ガス屋のおやじに、「歳だあよ!」といわれるが、その通りだ。

外は、風もなく、快晴の太陽は、心地よい暖光を降り注いでいる。誘われて布団から出て、作業着に着替え、外に出る。一時間ほど、なんだかんだと動き回る。昼上がりで、家に入ると、かなりしんどい。午後は大豆の収穫に出かけようかと思っていたが、連れ合いにまかせ、居間に布団を敷く。ときどき、咳きこみながら、ダウンしてしまう。しかし、熱は、相変わらず上がらない。汗を出せばよいのだがと思うが、身体は云うことを聞かない。ずっと寝ているわけではなく、お茶を出したり、話を聞いたり。

工事は終わり、5時過ぎには試運転。これでようやく、ぬるくなった湯の追いだきが、できるようになる。連れ合いの不平を聞かなくても済むようになったと、雑談の後に、帰ってゆく。連れ合いにも、最低限のことを教え、一息つく。なんとなく、少し楽になったようだと、体温を測ってみると、38度台の半ばまで上がってきた。のどや、鼻、頭の症状が、熱に形を変えた。熱ならば、ウンと汗をかくことで、放熱できる。ようやく、回復の道が見えたから、今夜は、アルコールと、解熱剤の助けを借りて、ウンと布団をかぶって寝よう。

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初氷

2011-12-10 19:01:51 | 暮らし

12月10日(土)  いちじ 

すごい冷え込みだった。寒い寒い日の出前、濡縁の上で測った気温は、氷点下4℃。初霜と、初氷が、一緒に来た。初霜は、平年よりはだいぶ遅いと思うが、初氷はどうだろう。

日中は、晴天で、風も弱いが、作業は出荷作業。陽の当らないコンクリート床の作業場。野菜たちも冷たく、手がしびれるほどだ。腰には、カイロを張り、ヤッケのズボンもはいての、座り仕事。その後も、ついでだからと、ヤマイモの整理を続ける。雨続きで、湿った畑土状態で掘ったので、へばりついている土は、湿り、手も泥だらけになるほどだから、冷たい。サツマイモも含め、早く貯蔵しないと、急に冷え込みが強くなり、あせる。

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寺記録

2011-12-09 18:31:47 | 無題

12月9日(金)  

朝のうちは、ときどき、弱い雨がパラパラしていたが、早いうちに上がり、一日曇り空。気温は、日中でも下がるようで、ドンドン寒くなったようだ。部屋の中にいても、ストーブをつけなければ、震えるほどの寒気。風邪気味でもあることを口実に、一日部屋の中。

寺の役員で、会計等の雑務係なので、今年一年間のまとめに取り掛かる。総会が、1月1日なので、元日には、会計報告も出来上がっていなければならない。出納簿なども完成させる必要がある。字が下手でもあるし、計算もいちいち面倒なので、パソコンで、一切をやれるように、エクセルを開く。行事記録、行事の会計記録、出納帳、会計報告を、それぞれに作る。なにぶんにも、エクセルもかじる程度なので、本当にきちんと、早くはできないが、私なりに、少しは楽で、見やすいような記録にする。

椅子に腰を下ろしていても、足はスウスウ冷えてくる。電気ミニマットのスイッチを入れても、足の裏だけ。薄掛を腰に巻いて、ようやくひとごこち付きながら、作業する。パソコンの部屋は、半分は納戸の様に使っているので、暖房はない。しかし、こんな寒さは、一冬に、数える位しかない、そんな寒い一日だった。

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マタ雨

2011-12-08 18:07:01 | 農作業

12月8日(木)   のち 

朝からどんよりした曇り空。だから、朝の気温としては、寒さは感じない。が、その後は気温は横ばい。午前中は、持ちそうなので、畑に行き、タマネギの定植を、300本ほどやり、ヤマイモの収穫。メインの畝の収穫は終わり、あまった苗を植え付けた、短い蔓を地這にした畝を残す。

午後は、雨が降り出し、寒く感じるようになり、農協などに用足しに行くだけで、休んで仕舞う。暮も押し迫ってきたのに、こうも雨、また雨では、どうにもならない。ずれ込まないように、なんとかやらなければ。

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ソラ

2011-12-07 18:19:46 | 猫、犬

12月7日(水)   ときどき 

出荷作業、そして、大豆置き場を作る。

やはり、風邪をひいてしまったようだ。昨晩から、平熱より少し高い体温。喉は相変わらずだし、鼻もグズグズしてくる。アルコールだけでは、長引く予感もして、葛根湯の世話になり始めた。おかげなのかどうかわからないが、その後は、小康状態を、保っている。

さて、久しぶりに、我が家の動物のこと。家猫、ソラだが、とても変わった猫である。家の中で飼うには、面倒がかからず、とてもよいのだが猫らしくない、猫である。 猫に行儀があるのかはわからないが、とても行儀がよい。我が家の居間には、座卓とテーブルがある。テーブルは、毎日の食事に使うから、醤油注しや湯飲みなどが上がっている。座卓は、友人たちや、来客のときの食事以外は、机として、なにやかやと使うから、書類とか、雑多なものが上がっている。

ソラは、我が家に来たばかりの頃は、数回、座卓の上に上りはした。その時、しっかりと叱ったのは当然である。その後は、座卓の縁に足を掛けることはあるが、上ったことはない。テーブルには、一度も上ってはいない。テーブルには、椅子が並べてあり、その椅子の上には上るし、そこで、よく眠ってもいる。椅子にのぼり、正座(猫の正座がどういうものかはわからないが、尻を着き、前足はちゃんと伸ばした状態を、正座とみなす)をすると、顔がちょうどテーブルの高さになる。食べものがのっかっている時など、そんな状態で、鼻をぴくぴくすることはある。「だめだよ」とか、「何をしてるの」と、注意すると、すぐに止めて顔を下ろす。

食事(猫の餌だが、次の訳で、ソラのは、食事という)だが、自分のサークルの中の、お皿の置き場でしかけして食べようとしない。炊事場で、犬猫たちの魚のアラを煮る。鍋を下ろして、皿に入れるのだが、その場にきていても、けして食べようとしない。意地悪して、しばらく、鼻先において様子を見ても、鳴き声を上げて催促はしても、口はつけない。その皿を、サークルの中においてやると、しっかりと食べる。だから、テーブルの上に、私たちが食べる魚を置いておいたまま、ソラだけを残しても、決して喰い荒したことはない。

外猫たちには、作業場に皿を置いて、食べさせている。今は、ソラも、ほとんど外で過ごしている。夕方に、外猫たちに、餌をやる。外猫たちは、勝手口の前で、待っている。餌鍋を持って出ると、鳴きながらまとわりつき、作業場へと走る。一緒に遊んでいたソラは、「それは、あんたがたの餌」とでも思うのか、全く関心を示さない。三匹の猫たちが、食べていようが、われ関せず。一匹で、しばらく遊んで、連れ合いが、犬たちにも餌をやり、家に入った頃を見計らって、濡縁にのぼり、サッシガラスの前に、ちょこんと座り、開けてもらうのを待っている。

そんなソラの、唯一のいたずらは、ファックス機の上に上ること

棚の上のファックス機の上で、電気をつけて

蛍光灯のスイッチの紐にじゃれていて、電気をつけることを覚え、

得意そうに座っている

     

 

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寒!

2011-12-06 17:17:43 | 暮らし

12月6日(火)   のち 

またもや、ぐずつく天気。気温も上がらず、寒い。

午前中は、タマネギを上に行く。300本ほど植えるが、あまりの寒さに、早々に車に乗り込む。午後は、弱い雨だが降り始めるので、ハウスの片付け。キュウリのネットや、マルチの片付け。早めに切り上げる。

寒い寒いと云うが、例年に比べると、それほど寒さは続いていないはずだ。しかし、かなり気温が高かったり、急に低くなったりと、気温差が大きく変化するから、今日など、たまらなく寒く感じてしまう。ただ、感じるだけなら良いのだが、身体が、その気温差についてゆけなくなったようだ。今朝ほどから、なんとなく喉が、いがらっぽく感じる。寒さも強く感じ、ひょいと、寒気を感じたりもする。鼻がむずむずし、くしゃみも出てしまった。認めたくはない気持ちだが、「風邪気味」のようだ。だから、早めに風呂を沸かした。

さあ、暖まって、そして、身体の中からも、温めよう。

 

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記憶回路

2011-12-05 18:42:23 | 介護日記

12月5日(月)   いちじ 

花畑に行く。よく降る雨のおかげで、畑土は、十分以上の水分に潤っている。暖かさのせいもあって、軟弱気味に生育しすぎたと思っていたが、ダイコンやカブ、菜花など、太陽熱処理をした畝に播種した野菜は、全体に生育が止まり、いじけたようにちんまりとしている。畑の養分が抜けて、肥料不足にでもなったのか。キャベツ、ブロッコリーなどが、いっせいに、収穫期に入ろうとしている。

タマネギの植付、約700本。ヤマイモの収穫。

夕方は、母の洗濯ものを交換に行く。

夕方なので、ほとんど皆で、食堂に集まっている。母も席に座っている。一応声を掛けておこうかと、そばに行く。判るかねと声を掛ける。「判りますよ」「どうしてここにいるんですか」

ドキッとする。入所の時に、どこも悪くないのに、なんで私が、ここにいるのかと、反応していたからだ。誰が?と、訊ねてみると、「あんたがですよ」

なんで私が、ここにいるのかと、問うていたのだ。会いに来たんじゃないか、顔を見に来たんだよ。「そうですか。元気ですよ。」ご飯はおいしいかねと聞くと、「はい、美味しく頂いています」

つい先日、姪夫婦が訪ねてくれて、あれほど大はしゃぎをしたことなど、全く記憶の隅にもない。ばかりか、入所の経過も、入所前の生活、自宅の自分の部屋での生活の記憶などは、全く欠け落ちている。今、ここでの生活が、苦痛でさえなければ、満足して瞬間、瞬間だけを、生きている。昔の記憶は、思い出としてだけ抱いており、特殊の時に浮かび上がるだろうが、それ以外の、日常の連続は、記憶の回路から、抜け落ちる。ざるで水をすくいながら暮らしているかのように思える。こうした生は、果たして、幸せといえるのだろうか。

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付き合い

2011-12-04 18:42:39 | 暮らし

12月4日(日)   いちじ 

8時過ぎ、車の音。宅配便でも来たかと、外に出ると、ガス屋さん。昨日と違い、一人だ。従業員は? の問いに、あてにならないよ。従業員とは、我が家の娘とは同級生だった、息子、後継者でもある。そろそろ、40歳に近付く歳になっても、日曜休日としないと、家業を継いではくれないのなのだろう。甘いと云えば甘いが、これが現代なのだろうし、それでよいのだろう。このガス屋さん、私が、農業専業的になるまで、働かせてもらっていた所。同じ集落の歳はかなり離れていても、仲間の一人。そんなこともあり、付き合って、家にいることにする。畑には出かけず、昨日からの続きで、ガラクタの片付け。工事の邪魔になるものは、すべて引っ張り出し、分別整理をし終える。

午後も、ついでだと、これからの大豆収穫の為、大豆を乾かしておく場所を片付ける。

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ガラクタ

2011-12-03 18:57:05 | 暮らし

12月3日(土)   いちじ 

冷たい、寒い雨。午前中は大雨。警報も出るほどだった。昼近くなって、ようやく小降りになり、午後には上がる。気温も上がり、寒さを感じなくなるが、再び夕方から、降り始める。大降りにはならなかったが、こうも雨が続くとは。

雨が強いので、菜っ葉類の収穫は、様子を見てと云うことにして、イモ類とか、昨日中に前倒しで収穫しておいたものを整理し、箱詰めまでしておく。小降りになるのを見計らって、連れ合いは畑に向う。

午後は、風呂釜の交換にガス屋さんが来る。こちらは準備もしていなかったので、作業できるように片づけ。ほとんど、移住して以来そのままというような、軒下のガラクタ。30年近くの積もり積もったガラクタ。午前中の大雨に濡れているせいもあるが、ひどいものだ。とりあえずは、作業の邪魔にならないように、引っ張り出すが、整理は、明日にでも、時間を掛けて、分別しながら、やるしかない。冬の日ゆえに、日没が速いし、雨まで落ちてくる。とりあえずは、薪釜で風呂を沸かせるようにして、今日の作業は終わる。新しい釜には、新たにガスの配管なども接続しなければならないので、それは後日の工事にする。

浴室を掃除して、少し遅めに、薪をくべている。

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真冬

2011-12-02 19:30:50 | 農作業

12月2日(金)   いちじ 

今日も、日中は、パラパラする程度の雨だが、ずっとぐずついた天気だった。そして、なによりも、気温が上がらず、寒い一日だった。ほとんど、6~7℃ほどで過ぎたようだ。冬の間を通しても、これほどの寒い日は、数えるほどしかない。それが、暖秋から冬に入った途端に訪れる。身体がついてゆけるわけがない。作業場で、イモ類の整理をするが、身体が冷え切ってしまい、夕方は早々に、部屋に入る。小雨がパラついてきたが、外釜に火をくべ、風呂を沸かし、ゆっくりと沈み、冷えた体を温める。昨日、お土産にもらった、小千谷の地酒が、呼んでいる。

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