畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

非日常へ

2011-12-22 08:00:50 | 暮らし

12月21日(水)   ときどき 

出荷作業。休耕地くさかり。

今日から、ほぼ今年一杯、日常が少し変わる。まず、友人が、来ていて、夕食は一緒に取ることになる。その後、暮には、ジュンペイ達が来て、恒例の餅搗き。ジュンペイが来るから、当然、臼と杵での餅搗きになる。昨年は、機械だったので、二年振りに、臼のお世話になるのか。

歳をとると、弾力性が無くなる。身体もそうだが、心の弾力性も無くなるようだ。切り替えがスムーズにできにくくなる。毎日の食事作りなど、何の苦もなく、当たり前にできているのに、今日などは、さあ、夕食の献立は、などと構えると云う訳ではないが、ちょっとギクシャク。

頂き物のイワシのすり身があるので、サンガ焼きをと、準備をする。と、そんな時、勝手口の外から、声がかかる。近所の人だ。「また、魚をもらってくれ」。バケツに半分ほどの、上がったばかりのぴんぴんしたイワシ。連れ合いが電話をして、分け合う仲間を探す。まだ山盛のイワシ。20匹ほど開くが、もう時間。残りは、氷を入れて、氷温室へ。

そんなこともあり、さらにバランスは崩れる。時間どおりに夕食を食べ始めるが、そこまで。少し飲み過ぎてしまう感じ。

で、記録は、朝まわし。

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大豆収穫

2011-12-20 17:43:23 | 農作業

12月20日(火)   ときどき 

大豆の収穫を終わらす。午前中、荷台に半分ほどを積んで帰る。いわゆる大豆―我が家のは白豆だ―は取り終えたが、茶豆が、同じくらいの量だろうが残っている。荷台の上で、まざると困るので、白豆だけで、帰ってくる。どうしたものかと考えるが、茶豆は、それほどにはじけるようではない。けりをつけてしまおうと、午後も大豆畑に向う。一時間少し、腰をかがめて、全部、収穫し終える。

大豆畑の様子

  

数日広げて乾かすと、脱穀できるのだが、22日は、雨の予報だ。ぎりぎり押し迫ってからの作業になりそうだ。

 

 

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飛ぶ魚

2011-12-19 18:35:49 | 暮らし

12月19日(月)  

午前中は、大豆の収穫。軽トラックの荷台一杯に積んで帰る。とにかく、脱粒が多くて苦労する。収穫が遅れてしまったようで、莢もカラカラになり、はじけやすくなってしまった。午後からになると、朝露も乾燥して、なおさらカラカラになるので、作業は昼前までとする。

午後は、毎年恒例となってしまった、休耕地の草刈に手をつける。年内に、背丈以上に伸びている、セイタカアワダチソウや、大カブになってしまった、ススキなどの藪状の草を刈り払う。

今、飛び回っているのは、鯖だ。前にもふれたと思うが、海からは5kmほどの所に住んでいる。私たちの住む所は、周囲を水田に囲まれた田園地帯だ。しかし、浜との交流は深い。親戚が漁師とか、知人が漁師と云う家は多い。だから、海の幸と山(農)の幸の交換は頻繁に行われている。

とりわけ、漁で魚が大量に上がる時は、見事なものだ。浜から来る魚の量はすごい。きっと、近所にも分けるようにと、何十匹も入ったトロ箱が、飛び回るのだろう。しかも、畑や田んぼと違い、海の網の中に入る魚は、授かりもの。漁師が選べると云うものではない。海を回遊している魚の群れだ。漁場が同じなら、同じ魚。しかも、何日も続くこともよくある。それが、イナダであったり、アジであったり、イワシだったり。ここのところは、鯖だ。過っては、鯖は当たり前の魚だったが、何時の頃からか、ほとんど見なくなった。たまに、アジか何かに混ざって、小さな鯖をもらうことはあった。しかし、この半月ほど、大量のサバが水揚げされているようだ。数日おきぐらいに、何匹ものサバをもらい続けている。自家製の干物までもらった。

我が家だけでは、消費できずに、知人に届けたりするが、こうも続くと、飽和状態。どこの冷蔵庫にも、鯖が鎮座という日がやってきてもおかしくない。という訳で、さっきも、5匹のサバを三枚に下ろした所。頭や中骨は猫、犬用に煮たけれど、あとはタッパーで、氷温室。大鍋には、前回のサバ、唐揚げの甘辛煮が。

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迎春神札

2011-12-18 18:08:08 | 暮らし

12月18日(日)  

快晴に近い晴天が続く。朝は冷え込み、この冬初めて、外流しの蛇口が凍り、水が出なくなる。空気も乾燥してくる。午前中は、大豆の収穫をするが、作業中によく脱粒する。大豆ぐらいだと、大きくて目立つので、こぼれる豆粒を拾いたくなり、摘んでポケットに入れたりをしながらの、のんびりとした収穫でもある。が、それもばかにできない量である。昼上がりに、ポケットから出した豆は、2カップほどになっていた。

ごごは、駅伝を見たりしながら、米の精米、出荷用を作る。暮の餅つきなども迫ってきたので、片づけて、作業する準備を始める。

今日は、迎春神札の、配布があった。役員が集会所で配布するので、取りに行く。年末の行事の一つだ。今年も、残す所2週間を切った。1日、1日の流れは、変わりのない流れだが、一つのけじめとしての、特別な区切りなのだろう。この時ばかりは、神棚も掃除をして、今年の神札を下ろして、新年を迎える新しい神札をお祭して、御供えをすることになる。不信心の私も、年に一度、神棚に手を合わせる、そんな日が、そろそろやってくる。

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野菜便

2011-12-17 18:10:31 | 農作業

12月17日(土)  

ほとんど快晴の一日。空気も乾燥しているのだろうが、庭の水溜りには、残り水がある。乾ききってはいない。ほぼ一日出荷作業。先日籾すりをしたコメを、保冷庫に移動する。連れ合いが取ってきたミカン。今年は裏年で、100kgも取れないと云う。遠くに住む友人にだけでも送ろうと、箱に詰め、水仙と一緒に発送する。雪国に。そんなこんだで、もう日は沈み冷えが強くなる。冬の間は、仕事も早く切り上げて、休めと云う、地球からの贈り物として、ありがたく頂いておこう。

「箱を変えなくては」 と、野菜を詰めている連れ合いが云う。野菜が多すぎるから、S箱では無理だから、M箱にするという。冬野菜は、かさばる物が多い。それと、この時期になると、種類も多くなる。

根菜類は  レンコン、サトイモは、友人たちから融通してもらう。ヤマイモ、サツマイモは、収穫済みで、貯蔵もの。今月一杯までで、それ以上は、土の中に埋貯蔵したから、春になって掘りだすことになる。収穫するのは、ダイコン、ニンジン、カブの三種類。

葉菜類も多い。結球でかさばるキャベツ、ハクサイ。ネギやセルリー。レタス類。菜っ葉類は、菜花、ホウレンソウ、シュンギク、ミズナ、チョウホウナなどなど種類は多く、使い回している。そして、ブロッコリー。

カリフラワーや、芽キャベツは、年が開けたら、取れ出すだろう。

これだけの品数も、旬の今のうちだけ。はざかいきになると、半減してしまう。

 

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ストーブ

2011-12-16 18:19:20 | 猫、犬

12月16日(金)  ときどき 

大豆の収穫を始める。雨の多いせいで、大豆畑も水分を含み、しっとりしている。こんな状態での収穫作業は珍しい。軽トラックを畑の中に侵入させ、大豆の茎を地際から切って荷台に積んでゆく。輪立ちの跡がくっきりと畑に残る。でも、大豆の竿もしっとりと湿りがちのおかげで、作業により、莢が割れて豆がこぼれることが少ない。何時もなら、極力衝撃などを与えないようにと、注意しながらの作業だが、今年は少しぐらい強く莢に触れてもはじけることが無い。その点では、助かっている。

夕方は、日が傾くと、急に冷えてくる。まだ、喉、鼻がぐずぐずしている身。早めに引き上げる。帰ってからも、収穫物を乾燥場に広げなければならない。そんなことをし終えると、うす暗くなっている。

さすがに、毎日、ストーブで暖をとる日が続いている。ストーブの前は、ソラの専用スペースもある。その座布団の上で、見事なまでも、ダラーとした格好で、眠りこんでいる。

  

写されているのに気付くと、「うるさいな~」とでもいうように。

 

 

 

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籾すり

2011-12-15 18:56:02 | 農作業

12月15日(木) 

籾すり作業。晴れて暖かいが、予定通り、作業場内の仕事。ちょっともったいない気もするが、庭は水溜りと、グチャグチャなので、畑もそうだろうと、納得させる。

機械を据え付ける。籾すり機は、据え付けたままにしてある。籾タンクから、籾すり機まで籾を運ぶのは、バネコン。

   

籾すり機から出てくる玄米から、未熟米などのくず米を選別し、袋詰めして計量する機械。米選機と計量機、パック機が一体になっている。定められた量だけ袋に入ると、流れを止めて、ブザーで知らせる。袋を秤から降ろし、口を縛り積んでゆく。機械が順調に動いている間は、人のやる仕事は、この作業だけだ。新しい袋を秤にのせて、レバーを下ろして、再び玄米を袋に落とし込む。それだけを繰り返す。一時間に約20袋強のペースだ。

    

今の機械は、出来上がりの袋数も数えてくれる。

 

タンクの籾が少なくなると、忙しい。バネコンが空運転しないように、籾をスコップなどで、移動させる必要が生じる。そして最後は、機械を止めて、一袋分ほどは、手で運ぶことになる。60袋ほどの玄米の籾すりだった。

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師走の雨

2011-12-14 18:11:24 | 農作業

12月14日(水)   のち 

静かな雨の落ちる音に目覚める。またも雨の師走となる。寒々とするが、雨が降ると云うことは、暖冬の証拠でもあるのだろう。昼前には上がるが、庭の水溜りが乾くことはない、年の瀬である。

出荷作業。冬野菜が、勢揃いしてきた。ダイコン、キャベツ、ハクサイなど大きい野菜が多くなり、かさばる野菜も多く、出荷箱は、ワンランク大きくしなくてはならない。種類も多くなり、私たちには、うれしい出荷作業でもある。品薄で、箱の中がカラカラでは、運賃だけが高くなり、と、送るのがためらわれる。そんな気分より、一杯で、一品入れることができない、という悩みの方が、よほど良い。

午後は、作業場を片付け、掃除して、明日の、籾すりに備える。

秋からは、サツマイモ、ヤマイモと、根菜類の収穫が多い。これらは、コンテナで作業場に運び込んでから、整理し、詰め直しをする。小さすぎやキズものなどと選り分けもするので、作業場は土で汚れ、くずも出る。それらが土間に積もり、処分を待つコンテナもいくつも重なっている。籾すりするには、それらの片づけを先行せざるを得ない。

体調は、ほぼ戻った。喉と鼻はまだ正常ではないが、気分はすっきりだ。かなり長引いてしまったので、念の為の、直りかけの養生で、早じまいをする。

 

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防御システム

2011-12-13 19:29:54 | 暮らし

12月13日(火)   いちじ 

午後になり、ときどき陽がかくれるほどに雲が通るが、ほぼ快晴の一日。弱い風だが、吹かれると空気は冷たく感じる。昨日の続きで、ヤマイモの貯蔵。埋め戻しを終わらせ、ヤマイモの支柱に使ったアーチパイプを、整理して引き上げてくる。空気が冷たいので、3時過ぎには、畑を後にする。

この間の風邪でのダウンで、人の体の防御システムを実感した。細菌やウィルスに感染して、その影響で正常な状態を維持できなくなった状況が、風邪をひくと云うことだろう。細菌やウィルスは、当たり前に存在しているのだろうから、日常的には、人は、それらと共存しているわけだ。何らかのバランスの崩れが起きる。人の体調が悪くなるとか、ウィルスや最近の活動が以上に活発になるとか、なのだろう。当たり前の呼吸などにより鼻や口から体内に入り込む、それらは、鼻やのどの粘膜に付着する。それらを侵入させまいと、せきやくしゃみを起こし、体外に排出させようとする。さらに、たんや、鼻水、鼻汁は、網に絡め取って、強制的に、体外に放出させる作業なのだろう。

これらの防御網を破って、体内に侵入したウィルスや細菌には、血液やリンパ液の中の戦士たちが死闘を繰り返す。その戦いのエネルギーが、熱という現象になり、汗などで、放熱することで、戦いやすい環境を作り出す。

そんな風に想像すると、人の体の防御システムという、素晴らしい構成に、感心させられてしまう。そんなことを想像しながら、この何日か、長い夜を過ごしていた。

おかげで、今日は、かなり体調は良くなった。ほぼ、日常に帰ったと云ってよいんじゃないか。今夜は、せっかくのおいしいお酒はと、体調の回復を待っていた、頂き物のお酒を、グイッと。

 

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空冷

2011-12-12 18:54:47 | 暮らし

12月12日(月)   いちじ 

昨夜は、何時もの倍の布団を掛け、着替えやタオルを枕元に用意、飲み水も用意し布団に入る。アルコールのせいか、解熱剤のおかげか、すぐに寝入ったようだ。目が覚めたのは、2時半位。用意したタオルや着替えは、無用だった。ほとんど汗はかいていない。こんなはずでは、と思うが、布団を撥ねたりはしていない。十分、暖は取れている。まだ、朝には、あまるほどの時間がある。枕元の水をごくごく飲んで、目をつむる。二度目の睡眠は、完熟睡とならないのも、年齢のせいか。30分から60分ほどでの目覚めを繰り返すようになっている。汗をかきたいと、思っているからなのか、3回ほど目を覚ますが、汗でびっしょりとなるような予兆はない。汗腺から、汗がにじみ出るような感じが全くない。これでは、汗はでないなと思う。遅めに、7時過ぎに起床するが、かすかに汗ばんでいるのかなという程度だ。

体質が変わってしまったのか。水冷から、空冷に。エンジンでも、水冷の方が、高質だから、私の身体も、年齢とともに、低級化してしまったのかと思いながら、床を後にする。居間に行き、体温計を手に取る。「ぴぴっ、ぴぴっ」を合図に7、2℃、繰り返してみても、7℃代前半だ。空冷でも、一定の効果はあったようだ。

という訳で、昨日、ほとんど何もせず、「ゴロニャーン」としていたおかげか、めったに飲まない解熱剤の効き目か、今日は、かなり気分よく過ごせるようになった。

サツマイモの貯蔵。ここでもまたトラブル。最初にミニショベルを畑に運んでからと、エンジンを掛けるが、かからない。バッテリーだ。すぐに充電機を準備。少し充電してから、セルスタートに切り替えるが、不調。数回繰り返すが、かからない。過放電状態だ。かなり古くなったので、もう寿命に近いか。ホームセンターに走り、バッテリーを交換する。一発で、始動。半日無駄にしてしまった。

おかげで、貯蔵穴を掘り、サツマイモを並べ、埋め戻しを終わらせたのは、5時を回るころだった。早めに帰って休もうと思っていたのに、裏目に出るときは、こんな具合だが、ぶりかえさないよう、もう一晩、大事を取ろう。

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