畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

面会

2016-05-06 07:29:26 | 介護日記

5月5日(木)  

五月晴れのこどもの日。農家組合の集まり、早苗ぶりの決まり日。午後からなので、午前中は家の周りの草刈り。農道、ハウス周り、鶏舎周りなど。春の草の生育は旺盛だ。特に、外来牧草系から、雑草化した、イネ科の草、カラスムギなどは、何度刈り取ってもすぐに再生するし、今の時期、穂を出して急成長する。株元も分けつが多く、難雑草だ。モアで刈れるところを走らせ、その後は、刈払機を背負う。昼までに、少し残してしまった。

昨日、ほぼ4カ月ぶりに母に会ってきた。前日、新潟の親せきから、恒例の笹団子が送られてきた。移住して以来ほぼ毎年、越後名物として、この季節送られてきていた。母に食べさせてから、母の様子も含め、電話をしようと、面会を決めた。今年夏に、98歳になる母だが、元気だった。認知症で、直近のことは5分もすれば忘れ去り、田だ今だけを認識しているように、日々暮らしている。しかし、昔のことは覚えているし、私にあっても、誰だかはわかり、どうしてきたのか、とか、懐かしいとか、よかったとかは言う。笹団子も好物だという。送り主の名前もわかり、よく話したことなども懐かしむ。

しばらく、1時間弱、だんごを食べさせながら、同じ会話の繰り返しを我慢して、じゃあ、帰るからと立ち上がると、もう行くのかと、ちょっと詰問調に問いかけてくる。私が、ホームの玄関を出るころには、息子が笹団子を持ってきたことなど、何もなく、いつも通りちり紙を丸めたり広げたりしているのだろうが。


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