畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2010-09-10 05:23:33 | 農作業
9月9日(木)  のち 

朝、どんより曇り空は、時折、パラパラと余波雨を降らせていた。久しぶりにできた、庭の水溜りを、猫たちもよけて通っている。草の葉も、雨梅雨を付け、生き返ったように、青々と見える。
畑に行き、ニンジンを蒔く。播種機の車に、土がべったりするほどに、濡れている。が、太陽熱処理中に、乾ききったような畑土は、水をはじく様な状態になっている所もある。表面だけで、中まで充分に水を吸っていない所もある。播種後に、もう一雨ほしいな、との思いを持ちながら、作業する。
午前中は、畑も濡れているから、その後の作業は、午後から。
ニンジンを蒔いた畝に、不織布をべた掛けする。この夏の、暑さと、乾きは、虫たちには良い天候だったのかもしれない。草の残る畑を歩くと、バッタ類の飛び跳ねが、異常に多いような気がする。そんな虫たちから、発芽したばかりの、小さなニンジンを守るためにも、不織布は必要だ。
その後、マルチの撤去など、畑の片づけ。