畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ツバメ

2010-09-19 18:44:28 | 暮らし
9月19日(日) 

午前中は、知人に頼まれて、籾すり。午後は、集落の行事。この25日(土)は、地区のお祭りである。例年通り、我が地区は、山車を引きまわし、神社に行く。その前の準備の、行燈張りと云う行事だ。一週間前の、お祭りの準備と云う事。作業後は、バーベキューで一杯。夕方に帰って、酔いを醒ましていた所。
昨日の、七十二候は、ツバメが南に帰るころだった。この何年か、稲刈の時、コンバインで、イネを刈っていると、その周りを、ツバメが頻繁に飛び回るようになっていた。田畑の作業の時、様々な鳥達が、やって来て、機械作業で、飛び出した、虫等をつかまえるようになってきた。鳥達の学習だ。秋の稲刈時期には、トンビやカラスは、刈り終えた後の田んぼに降りて、カエルやヘビ、大きな虫をつかめるため、待機する。一方、コンバインが作業すると、静かだった、イネの草むらが大地震の様に。あわてて、虫たちが飛び出し、右往左往。バッタやイナゴだけでなく、小さな名も知らぬ虫たちも、イネの林から、飛び出す。コンバインの周囲のイネの回りは、餌の宝庫のよう。口を開けて飛びまわれば、勝手に飛び込んでくれるようなもの。常に、6~7羽のツバメが飛びまわる。このツバメの一群は、親鳥と、この春生まれて成長した、子供たち。ツバメの親子。南に帰る、長旅の前、充分に体力を付けるため、コンバインの周りを飛び回っていたのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする