※税務署近くで初物のビワにお目見え、おいしそう!
クリック♪
きょうはNについて西宮の税務署へ確定申告に行く(ルンルン♪)
先客は若い男の子と中年の女性。
10分も経たないうちにNの番になった。
担当は若くてキレイなお姉さん(ク~!! 妬けるなぁ)
しばらくそばで聞いていたが、あまり楽しくなかったので外へ出る。
この辺の住所板は「江上町」となっていた。
周辺には弁護士事務所や税理士事務所の看板をあげた建物が多い。
車やバイクが多いが、ひとつ筋を入ると花や緑の多いひなびた住宅街になった。
一軒の軒先のアジサイを写していると、すぐそばの道にネコが横たわっていた。
(どうせすぐ逃げるだろうな)と思いつつ近づくと、意外に平気で動こうともせず
ジッとこちらの顔を見ている。
遠慮なくパチリパチリと写すと、(もうそろそろいいかい?)と言わんばかりの表情で
そばの駐車場へ移動し、チョコンとしゃがみこんで小さくニャ~と鳴いた。
するとどこからともなく、同じような毛色をしたネコがもう一匹現れる。
こちらはかなり神経質で、少し近づいただけでシュタッと物陰に隠れてしまう。
ふととなりの家の塀を見上げると、またまた似たようなネコが目を閉じて昼寝中だった。
最近覚えたデジカメの望遠機能を使ってパチリ(Nは望遠を使うのをひどく嫌う)
ネコ達にさよならをして歩き出す。
いくつかの小さな喫茶店を過ぎると、いきなり古い団地に出た。
ツユの晴れ間のせいか、各家のベランダには所狭しと洗濯物やふとんが干されている。
その壮観な光景をバックに、古いすべり台とブランコが、草の生えた中庭にひっそりと存在している。
庭の片隅にはよく手入れされた草花が美しく咲き乱れ、時おり強く吹きつける風を受け、しなやかにそよいでいた。
ふと見上げる視線の先に、赤い花をつけたブラシの木があった。
近づいてよくよく見ると、ブラシ状の花をつけた枝の根元辺りに、予想通りあの目玉オヤジがビッシリついていた。
シーンと静まり返った団地を出て、税務署の方角へ戻り始める。
途中、ポストの前を通りかかった時、水津さんへの手紙を出していなかった事に気づく。
(どこかにハガキは売ってないかな?)と見渡すと、ちょうどいい具合に「はがき・切手」と書かれた小さな看板が目に入った。
(なんてラッキー)と思いながら建物に近づくと、そこは税理士事務所だった。
小さなガラスの小窓を開けようとしたが開かなかったので、入り口玄関の方へまわる。
しかし、ナントモいかめしい事務所入り口の雰囲気が、ハガキ1枚貰いに行くのをためらわせる。
あきらめて、再び道に面した小窓側に戻り、今度はコンコンとノックしてみた。
ちょっと間を置いて、メガネをかけたオバサンが小さなガラス窓から「はい」と顔をのぞかせる。
おずおずと「あの・・ハガキを分けて頂けますか?」と切り出した。
「何枚ですか?」
「えっと、2枚ほど・・(本当は1枚でよかったのに・・・ミエッパリ)
そして向かいの家の低い塀を机にして、水津さんへの手紙を大急ぎで書き上げた。
そばのポストへ無事に投函してホッとする。
あっ! もうそろそろ急がないとNがイライラして待ってるかも知れない(私のケータイはほとんど電池切れ)
小走りで急いでなんとか到着。
でも玄関を入ろうとすると、、なにかヘン!
(アレ?)
建物を見上げると「西宮庁舎」と書かれている。
(ビェ~ンまちがったぁ~~)
なんどか同じ道を行ったり来たりしながら、やっと税務署入り口にたどりつく(やれやれ・・)
中をのぞくと、Nはまだあの若くて美しい女性と親しげに相談中だった()
でもきょうはキレイな写真がたくさん撮れたから、まぁ許すとしよう・・・
帰路、阪神競馬場前の「ビッグボーイ」で昼食。
きょうは二人ともステーキランチ(一緒のメニューを頼む事はかなりマレな事)
私はスープバーをつけて貰い、コーンスープをたくさんお代わりして最後にはキモチガワルクなってしまった
今度はビッグボーイでなく、競馬に連れてって欲しいと頼んでおいた。
おわり