ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

621     三段リーグ最終日

2007-03-17 20:31:07 | Weblog
※マドンナ白サギ  クリック♪


きのう一晩水につけてアク抜きしておいたフキノトウを刻み、酢味噌を添える。
それに納豆とハムエッグ、紅白なますでお昼ご飯。
我が家ではこれから毎食 ‘納豆’ を付ける事になったのだ。

Nにフキノトウを勧める。
「1こづつ食べようよ」
「イヤ、いい」
「でもせっかく作ったのに・・ひと口だけでも食べてみてよ」
「うーーん・・イヤ、やっぱりヤメとく」
「なんで? ブツブツが出るから? 大丈夫だよ ひと口くらい♪」
「いや、もし出たら困るから」
「なんで~? 出るか出ないか試してみようよ♪」
「イーヤッ!」

しょうがないので自分だけで食べる。
私も数年前にタラノメかなにかのテンプラを食べたとたん、ホッペタが真っ赤っ赤のカイカイになった経験がある。
なのでちょっとコワかったが、自ら人体実験を行うつもりでひとくち、又ひとくちと用心深く食べる。
フキノトウはホロ苦かった・・というよりハッキリと苦い!
やっぱり私はツクシの方が好きだなぁ♪

納豆は体にいいので大好きなのだが、以前あまりにも頻繁に出しすぎたため 「もうイヤだ、納豆・・」 とNから泣きつかれ、その後2年ほど納豆が我が家の食卓に登場する事はなかった。
今回からは ‘超ミニカップに限ってなら良し’ という条件つきでの再登場となる。
「100回かきまわして食べるとオイシイよ」 と言うと、「ならいつも100回かきまわしてよ。 そうしたら毎日食べてもいいよ」 と言うのでこれは即座に却下。
毎回毎回、計200回も納豆かきまわしていたら身がもたない。


きょうは大石三段が昇段できず残念だった。
祝賀用にグラタンの用意をしていたが、(よく頑張ったね♪) と心の中でつぶやきながらNと一緒に食べた。
春は出会いと別れ、卒業とスタートの季節。
みんな今どんな気持ちでそれぞれの春を過ごしているのだろう


おわり
コメント (10)
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620       みぞれ混じりの丹波篠山

2007-03-17 00:04:44 | Weblog
※河原町妻入り商家群にある本屋さん。
なつかしい雰囲気がいっぱい・・・クリック♪

午前中Nと一緒に売布 (めふ) のピピアへ行く。
Nが印刷のあいだ下のコープでお買い物。
普段は近所のミニコープでちまちま買うだけなので、きょうはアレもコレもとポイポイ買い物カゴに放り込む。
レジで計算を待つあいだ、(ちょっと買い過ぎちゃったなぁ・・8000円 (きょうの持参金) で足りなかったらドーシヨー) と怯えながら待っていると2000円台だった。
ホッとすると共に、自分の ‘計算能力のなさ’ と ‘単価の低いものばかり買う習性’ に気づきちょっとガッカリ。

帰宅して昼ごはんを済ませてからドライブに出かける。
きょうは幼稚園組がそろって卒園式なので、日中のレッスンがお休みなのだ

いつもの如く長尾山トンネルを抜ける。
西谷の小さなスーパー 「TOBU」 で、お茶、レモンパイ、エビせんべい、イチゴを買い込む。
Nが自分用のヨモギ餅を1つ買っていた。

久しぶりで ‘篠山方面’ へ向かう事に決める。
今朝テレビでみた恐竜のニュースに刺激されたのかも知れない。
車内に響くBGM 『ジュラシック・パークのテーマ』 が、我々の気分をいちだんと盛り上げる。

篠山に入って間もなく、『波々伯部神社』 というのを見つけた。
「波々伯部」 と書いて 「ホオカベ」 と読む。
息子が小さい頃入っていたサークルに同じ苗字の人がいて (ずいぶん変わった名前だなぁ) と思っていたが、この辺には結構多いようだ。

神社の入り口にクルマを停めて外へ出ると 『下乗』 と書かれた札がかかっている。
「これ何て意味かなぁ?」
「乗り物から降りて歩けって意味やろ」
「ええ? そうなのかなぁ」
日の当たらない境内はシンシンと冷え込み、手にハアハア息を吐きかけながら歩いた。
ここはやたらと巨木が多く、葉を落とした黒くて細い枝が、薄ネズミ色の空に向かってするどい線を描いている。
出口に 『日置の一里塚』 の説明板が出ていた。
ここは昔 ‘丹波の祇園さん’ とも呼ばれ賑わったところらしい。
今では7年ごとに行われる人形浄瑠璃もあるようだ。

車に乗り込んでしばらく走ると 『妙霊○本部』 という看板が見えた。
辺りの景色も良さそうなので、近くの春日江公民館にクルマを停める。
降りてすぐ目の前に大きな保護樹があり、後ろでNの 「カヤだ」 と言う声が聞こえてきた。
道路を渡ってすぐの空き地に、薄みどり色したフキノトウがいくつも顔をだしていたので2つほど頂く。
「酢味噌で食べようか、それとも天ぷらがいい?」
「いや・・ボクいらない」
そうか、Nは春の山菜には弱いのだった。

そのうち小雨が降りだし寒さはいよいよキツくなってくる。
「これじゃ真冬だね」 と言うそばから雨がミゾレに変わった。
急いでクルマに乗り込んで退散

走り出すと間もなく空が明るくなり、雲間から太陽が顔を見せ始めた。
ちょうど左手に大きな川が見えてきたので車を停めて降りる。
川の中ほどに黒っぽいカワウが10羽ほど集まっており、輪の中には真っ白なシロサギが1羽、マドンナのような顔で混じっていた。
ツクシが生えていないかと土手を探してみたがホトケノザとタンポポしか見つからずガッカリ。
土手を上がって般若橋に出ると、道の向こうから何やら大声で叫びながら歩いてくる人がいる。
リュックを背負った男性で、「経済はつぶれろー! 経済はつぶれろー!」 と怒鳴りながら通り過ぎていった。
春先は色んな人がいるものだ。
そのうち空はまたグレー一色となり、再びポツリポツリと小雨がパラつき出した。

その後、「河原町妻入商家群」 へ立ち寄る。
天気のせいか、観光客の姿は全くない。
疲れたので喫茶店を探していると、喫茶スペースのあるパン屋さんがあったので入る事にする。
入り口には 「天然酵母のパン屋さん 白殻五粉 (しろからごふん) 」 と書いてあった。

入るとすぐパンが並べてあり、買ったパンは温めてもらって2階で食べられるとの事。
ちょうど小腹も空いていたので、クリームパンとアップルパンを選び、Nはコーヒー、私はカフェ・オーレを注文した。
2階は8畳二間ほどの畳敷きの部屋でくつろげるスペースだった。
奥の窓際のスペースには先客の中年女性2人が陣取っており、しきりに職場の女性の悪口を言い合っている。
「1人暮らしの人は困るわぁ。 こっちの都合お構いなしに居座るから」

Nはゴロンと横になって手枕でひと眠り。
私は1人、延々と続くウワサ話をBGMに30分ほどマッタリと過ごす。

帰りのクルマの中で、ものすごくキモチワルクなってしまって困った。
春先は体調を崩しやすいので気をつけないといけない。


今度はゼヒ 「丹波恐竜」 を見に行きたいものだ


おわり
コメント (2)
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