過去に3回ほど、「歌う」側にいた私ですが、昨日は、初めて客席で聴いてみました。 2年前に行った時には、あいにくの雨模様で、史上初の室内での演奏でした。
感想はいろいろあるけど、今は時間が...。後ほど書き足そうと思います。
一番思ったことは、「ステージア」(YAMAHAのエレクトーン)の音は凄い! 今回、演奏している姿が見えない角度だったため、「見なければ」、弦楽器そのものの音と間違えるくらいの、本物の音に近いと思いました。この形での演奏会が始まった当初は、「ステージア」ではなかったようで、「凄い」とは聞いていたけれど、離れた場所で聴くと、その違いがわかるんだナと、今回改めて感じましたね。
ここ3年ほど、参加してないけど、「聴く」と、歌いたくなってしまう、不思議な魅力がありますね、「第九」は。 ♪ フロイデ シュ~ネル ゲッテルフンケン トッホテル アォス エ リーズィウム~ ♪
では、続きを。 第4楽章の冒頭部分が始まり、しばらくは楽器だけの演奏。その後、♪ ジャ~ン ダダダ・・・~ の音楽に続いての、バリトンソロが始まると、私の周りにいた人たちが、その歌っている人を見ようと、みんなで体をモソモソ動かし始める。「ホ~!」というような‘ため息'も漏れたり...。たぶん、初めて聴いた皆さんなんでしょうね。 その後、一回目のサビ?の部分が終わると、思わず拍手も起こりました。「イヤ、凄いね。たいしたもんだ...。」などと言いながら。まだまだ先が長いのですが...。
なんていう、人間ウォッチングをしているのも楽しかったです。でも、「生で演奏しているのを聴く機会」は、貴重なので、偶然でもあの場にいた人たちにとっては、得がたい経験だったんじゃないかと思う私です。
そういう私も、ただ聴いただけでも、元気をもらえたような、なんとも清清しい気分になれました。年末恒例の行事となっているのは、日本だけらしいですが、最初のきっかけは「客集め」だったにしても、ここまで続いているのは、やはり、この曲が持っている魅力やエネルギーが原因なのかもしれないと、今回改めて思いました。
さて、11回目も、続いていくのかな...?