3/17、曇っていて、うすら寒い北風の吹く天気だが、この先雪も降るかもとの事なので出走。
道路に雪は無さそうなので、白馬までと思って走り出す。明科で犀川を渡り、3河合流点の押野崎へ。安曇節に ♪槍で別れた梓と高瀬、巡り会うのは、巡り合うのは、押野崎、チョサイ コラサイ♪ と歌われる押野崎の碑。しかし、山が見えない。
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先日走った高瀬川左岸の全ルートを走るべく、冷たい北風の中、堤防道路を北上。しかし、白馬は何時になっても見えない。
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出走時は大町を越え、美麻を経由して白馬に向かおうかと考えていたのだが、間近の鹿島槍ヶ岳すら雪雲の中で見えない。大町を過ぎて気温もがくんと下がってきて、走って楽しくなさそうなので白馬に行くのは諦め南に戻る。
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さて、どちらに転進しよう。そうだ、相川峠経由、八坂村へ曲がろう。でも、頑張って登った相川峠からのトンネルビューに山の姿は無し。
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八坂村の上部に達して、南の方を眺めるも、やはり雲に覆われている。
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昼飯の当てにしていた旧村営明日香荘も休業中だよ。
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5ヶ月前に、北アルプス芸術祭で見た、「心田を耕す」の田圃も片付けられて、普通の風景になっていた。
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なんか、なぁ、今日は外ればかり。下って行く途中に、金熊川の浸食でできた大きな地殻変動を現す露頭。
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そこを曲がったら、八坂の大滝に出会った。以前通った時は水が枯れていて、見る影もなかったのだが、僅かながら落差50mを流れ落ちている。
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これは見ておくべきだと、山に分け入る。
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さらにここからは急峻な登山道を滑りやすいビンディングシューズで辿り、滝の途中へ。
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一ヶ月前なら、滝壺が凍り、大きな氷柱が見られるらしい。夏なら、滝の裏に回って、裏から見る、裏見の滝になるようだが、足場も悪いし、またの機会にしましょう。
犀川までさらに下って山清路。
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19号を松本方面に戻り、退職間際に受注した広津発電所を眺める。放水口から激しく水が流れており、しっかり発電しているようだ。
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生坂村のやまなみ荘が営業終了の直前に滑り込み、ようやく昼食をゲット。
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19号から外れ、犀川右岸にうつり、大銀杏を眺め、
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犀川右岸を辿り、松本へ帰って来た。
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天気にも、山の眺望にも恵まれない一日だったが、八坂の大滝を見られてので、よしとしよう。
走ったのはこんなコース、残電池2/6,35.4V、走行距離88km、獲得標高810m。
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