逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



4/28、アルプス展望サイクリング、ようやく山間を抜け、大岡地区へ。



しばらく北に走り、Cafeモモに到着。


大岡アルプス展望公園の展望台へ。



定番の後立山の山々から始まって、南に目を移すと、、


眼下には濁った犀川が見え、逆光で見えにくいが遠く北アルプス中核部の槍穂高、常念岳が見える。大天井岳の肩に槍の穂先があるのだが、写真ではほとんどわからない。



さて、さらにこの景色を楽しむべく、カフェモモへ。屋外のテラスで爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳を眺めながら、ビーガンランチを頂く。先週走った峰街道は目の前のあの稜線のあたりだろうか?最後にコーヒーを頂いて、まったり。
 


さて、帰路につきましょう。せっかくここまで来たので、すぐには下らず、しばらく県道12号、アルプス展望道路を走る。ほとんど散った桜を前景に。


芦の尻の道祖神にご挨拶して、



国道19号に向けて急な坂をダウンヒル。


凄い坂で、崩落後の工事をしている。


雨で濁った犀川まで下って来た。



山清路からは緩い登りの国道19号で、ときどき大型トラックの邪魔をしながら、それでも電池残りが3/6あったので、追風と電動アシストも使って25km/hの巡行速度で松本まで帰って来た。

これで、この10日間に、白馬の麓の大出公園/野平10数km離れた峰街道、そしてだいぶ離れた大岡からと、北アルプスを3度も眺めるサイクリングに来ることができた。
4/28に走ったのはこんなコース、96km、獲得標高1400m、残電池レベル1/6、残電圧34.9V。下図のダブルクリックで詳細地図へ。




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晴れの天気予報の4/28、またまたアルプスを見に麻績村~聖湖~大岡アルプス展望道路へ。松本を出て、19号線を25km/h巡行で走り、明科で右に曲がり、旧篠ノ井線に沿って谷を登る。この旧篠ノ井線、砂利の散歩道として整備されているのだが、一部でも舗装してくれて、この白坂トンネルも通れるようにしてくれれば、麻績方面に抜ける良いサイクリングロードになってくれるのだが、、、


道路のトンネルはさらに高い所、右に旧道があるが、旧道マニアではないので、おとなしく新矢越トンネルへ。


筑北にて、雲は多いものの、麻績川を渡る長野道の向こうにアルプスが綺麗に見える。今日は期待できそうだ。


麻績宿の本陣前にて、これからの登りに備えて一休み。


聖湖へ登り始めるも、坂が急になり、道路は山の上まで延びている。


坂が急になり、e-bikeとは言え、撮影休憩が必要だ。

 

300m登って聖湖到着。連休前日というのに観光客はごく少ない。



さらに別荘地の中を100m登れば、聖湖とスキー場が眼下に広がる。


ようやく着きました、ほぼ中間点の三和峠、標高1200m。少し横の山まで登れば、アルプスの展望があるのだろうが、それはこの後に取っておいて、すぐ出発。


ブナの巨木の向こうに長野盆地が遠く見える。


さらにもう少し登って、中牧湖。水面に散り始めた桜が映る。


いよいよダウンヒル。林間から白き峰々がチラ見できるのだが、林に遮られ良い絵にならない。パノラマホテルなる矢印があったので、少し登ってみる。廃止になったスキーリゾート、周りに木がないので、後立山連峰が見えてきた。


再び林の中に、あ、最後の桜の向こうに白き峰。でもスマホのカメラには写らないなぁ。


谷が開けて来て、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳が正対する。


さぁ、いよいよ大岡のアルプス展望台へ。そちらの記事は長くなるので、また明日。
走ったのはこんなコース、下図の前半。地図のダブルクリックで詳細地図/写真へ。



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この間の伊那谷お花見サイクリングでe-Bikeのバッテリーの鍵を紛失してしまった。もう一本の鍵からホームセンターで簡単に合鍵を複製してもらおうとHCへ。1軒目、「何の鍵、どのメーカーの鍵ですか?」、ん!、「名も無い中華製自転車のバッテリーの鍵です。」、、、悪い予感、、、、しばし後、、、「この鍵は適合するブランクが無いので、預からないと複製できません、、、」 え~ぇ、こんな単純な形状の5谷6山の鍵なのに、、、、


それでは2軒目の品揃え豊富な高級HCプラスワンへ。やはり同じような反応。店員さんに食い下がって、適合するのでなくても良いので、「似たブランクから削り出ししてくれないか? 不具合があっても自分で処理し、クレームなんかはしないから。」とお願いするも、ダメです、責任持てませんからとの反応。
町の鍵専門店に行って、合鍵を作ってもらえば良いのだろうが、ダメと言われると、そこはDIYerの血が騒ぐ。大学時代、いっとき鍵明けに嵌まっていて、機械学科の図書室で数冊の鍵の本を読み、南京錠はヘアピンで、××は曲げた針金で、シリンダー錠は外形トレースから工作室で削り出し、開錠していたことを思い出した。

鍵は最大厚2mm、歯の部分は削がれていて厚さ1mm。それなりに強度があって、削りやすい1mm厚の真鍮板を買ってきた。(2mm厚の板でなく1mm厚の板を買ったのは歯部分の削ぎを簡単にする為)
大学の工作室ほど工作機は無いが、なんとか手作業で合鍵位ならつくれるだろう。10mm巾に切り出した板の上に鍵の形状をケガイて。



粗ヤスリで適宜余肉を削った後、マジックインキとケガキ針で鍵の形を写し、手持ちリューターとダイヤモンドヤスリで+0.5mm位の形状に仕上げていく。さらに歯の削ぎを0.3mmほど削る。


オリジナルの鍵の山と谷の寸法をノギスで計り、測定値+0~0.3mmになるようダイヤモンドヤスリで削る。


さあできた、自作削り出しの合鍵。


バッテリーを取り付けて、作った合鍵を入れて、軽く回してみる。やったぁ!見事バッテリーが外れました!


シリンダー錠と言っても、簡易な中華製の5谷6山の鍵、それほど工作精度の高くない鍵なので、手作業の削り出しで開けられるようになり、DIYerの面目が立った。今回使った手持ち工具はこんな程度の簡単なモノ。


もう鍵は無くさないようにしなくては。
鍵屋に頼めば千円位?? 半日かけて作ったので時給200円位か? 



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4/25、我家の山桜も散り始め、畑がピンクに染まっていく。



庭の隅ではアチコチでコゴミが顔を出してきたので、摘み取る。


A4、厚さ3cmまでなら198円で翌日配達してくれるクリックポストで親戚に出荷。(24時間後に届いた)


夏野菜の畝、マルチ張りなど、GWの苗植え付けにむけて、やっておくべきことを幾つか片付けたかったのだが、天気があまりにもよいので、午後は脱走することにした。
10年後には景色が良くなるだろう、奈良井川段丘坂の花桃も満開。


スカイパークの芝桜の丘へ。


我家ではまだ蕾のツツジも咲き始めている。


2日前、白馬にお花見にいったのだが、山が雲に隠れ、良い写真が撮れなかった。今日はここ塩尻からも白馬三山が見える。こんな日に、白馬に行っていればなぁ、、、、、



スカイパークは我家から10km北、たった標高100m標高が低いだけなのに、我家ではまだのハナミズキもかなり咲いている。


帰路は参考の為、ノンビリと道沿いの農家の自家用畑の耕作状況などをチェックしながら、走る。受粉作業に忙しかったリンゴの花はもう終わりかけか?


岩垂原で穂高のシルエットを眺め、今日の30kmの散輪はおしまい。



ブラブラしたのはこんなコース、28km、獲得標高250m。



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大出公園での桜は背景の白馬三山が雲に隠れていて残念だった。今日は雨も降るかもしれないとの天気予報なので、先を急ぎましょう。まずは野平の一本桜へ坂を登る。1ヶ月前の3/25に偵察した時はこんなだったのだが、


雪も融けて1ヶ月後の4/23にはこんな具合にほぼ満開に咲いていた。これで白馬の山頂が見えれば完璧なのだが、、、


この空模様ではしばらく待っても、雲が切れる様子はない。


他の桜を求めて、もう一度白馬方面に下りましょう。伝行山へ。


しだれ桜の徹然桜、老木化して咲が悪くなっているのだろうか?


白馬ハイランドホテルから桜が見えたような気がしたが、残念ながら館内からしか見られないようだ。ならばと、白馬を眺められるわらび平集落にさらに登ってみた。誰が見るともない桜が一本立っている。


さて、なかなか雲は切れないので、そろそろ帰り支度をしましょう。お口直しに、桜以外のコブシを。四十九院のコブシ。


逆光だけど、白馬連山を背景に。(この後、前輪がパンク、刺さったものは発見できず)


さらに、神城の一本桜。南の方、五龍岳あたりの雲は切れてくれつつあるようだ。


結局、北の方、白馬三山は一日中雲の中だった。


白馬五竜スキー場下で白馬の谷にサヨウナラ。



雪の残る青木湖まで帰ってきた。


木崎湖の西岸を走ると、放牧中のヤギたちに巡り合った。この春生まれたばかりの子ヤギが可愛い。



ゆ~うぷる木崎湖にもどり、母艦のロードスターにグレートジャーニー改を括り付けて車載輪行帰宅。
辺り一面がピンクに染まる桜の並木も良いけれど、丘の上にただ1本咲いている孤高の桜、これもやっぱり良い。
走ったのはこんなコース、走行66km、獲得標高660m、電池残3/6、残電圧36.2V。



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4/20の峰街道のお花見の余韻が覚め止まぬ4/22、横浜の友人が私の去年の大出公園の写真をみて、スケッチに出かけた所、SBCのニュースクルーにインタビューされたとFBで知らせてきた。おっとり刀でTVを注視していたら、白馬で白馬三山と満開の桜をスケッチしているOさん登場。


明日4/23は曇りで大北地区ではにわか雨もあるかもとの天気予報だが、その後の数日の天気は下降気味、野平の一本桜を見に行くなら明日4/23しかないと思い至った。
3日前とほぼ同じコース、車載輪行でゆ~うぷる木崎湖へ。
木崎湖畔ではもう散っている桜もあるが、何とか咲き残っている桜も数本あった。


標高を上げて、中綱湖。こちらは丁度満開。多くのカメラ愛好家が訪問中。


駅駐車場から遠く、カメラ小僧/オバサンの来ない湖尻に来ると、風が山に遮られ、湖面に桜が映っている風景に出くわせた。


仁科三湖の最後、青木湖へ。一応義務的に青木発電所を眺めてから、お花見へ。


本当は遠く白馬三山が見える風景を撮りたかったのだが、山は厚い雲の向こう。



佐野坂を越え、南神城の貞麟寺へ。まだ雪の残る境内に枝垂れ桜の老木が多くの添え木に支えられてようやく立っている。


でも大丈夫、若い後継ぎ候補が横に控えているようだ。


次は飯森の長谷寺。一応桜の名所らしいが、見物客の影はなし。


山の雲は切れてくれそうで切れてくれない。まあ雨にならないだけ良いかと順番の大出公園へ向かう。南西方向、五龍岳、唐松岳の山麓は見えているのだが、山頂は雲の中。




白馬三山ももちろん雲の中。快晴の昨日スケッチに訪れたOさんはラッキーだったね。まあ私も、雨の可能性もありながら、何とかこの風景に辿り着けただけでラッキーとしよう。


さて、この後どうしよう? この天気では白沢洞門まで登るオプションはハナからなし。少しは雲が切れるのを期待して、野平に向かう事にした。

と続きはまた明日記事UPの予定。走ったのはこんなコースの前半。



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4/20峰街道サイクリングも後半に差し掛かった。とは言え、後立山の眺望の一人占めと人混みの中の立屋番所のお花見の2つの目標は達成したので、後は消化試合、とにかく峰街道を走りぬこうと走り出した。
山桜もほぼ満開で峰街道を飾っている。



稜線からは、両側の山肌に張り付いた集落がみえる。東側は犀川、国道10号線の側の信州新町の山肌に点在する人家群。



西側は土尻川沿いの小川村、中条の集落。



これらの集落間を繋ぐ山道が峰街道と交差し、しかも傾斜を緩くするため直角ではなく、稜線とわずか斜めに交差しているので、GPSがあっても道に迷ってしまう。峰街道の会の地図と分岐点の近くに設置されたこの道標が無ければ、絶対に正しい道は走れないと思う。



遠ざかっていく後立山連峰も、鹿島槍が見えなくなり、白馬三山が主役となる。



百瀬峰公園到着、井上井月の句碑、「菜の花に遠く見ゆるや山の雪」丁度今頃の俳句だ。


犀川が遠く見えれば、峰街道もそろそろ終点のはず。



が、無駄に上り下りを繰り返し、なかなか終点の大安寺に出ない。この辺りでもう良いでしょう。


来る時は展望の良い峰街道を下り基調で走って来たのだが、帰りは土尻川に沿って、県道31号を登って行かねばならない。


幸い電池は2/3残っているので、e-Bikeの特権で、アシストを2/4レベルにして緩い坂道を登っていく。


ようやく、励みになる鋭い山々が見えてきた。


お、小川村の施設、移築された旧知事公舎。


大安寺付近ではもう散っていた桜も、標高の高いこの辺りに来ればまだ咲き残っている。



小川村の御柱、山里だけあって随分太い。GWに立てるようだ。


小腹が空いたのでぽかぽかランド美麻でラーメンでもと思ったが、残念ながら2時~5時は休業。さっさとグレートジャーニー改を母艦に載せて、途中、新行で撮影休憩して、帰宅したのであった。


天気に恵まれ、北アルプスの眺望と満開の桜を楽しめた一日。
4/20に走った、知られざる「峰街道」断然お薦めです。
走ったのはこんなコース。残電池レベル2/6,残電圧35.7V、走行50km、獲得標高1400m。



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農事歳時メモをつけておかないと、何時何をしたかを忘れてしまう。

4/22、畑その1,その2にマルチを3列張った。4/14に播いたトウモロコシの育苗箱での発芽があまりうまく行っていないので、トウモロコシの種を作った畝の1列に直播き。

一方、4/2に播いたモロッコ、インゲン、ズッキーニは順調に育っているのだが、まだ屋外は霜被害がありうるので、インゲン類には短い支柱を付けてサンルーム内で育成中。あと1週間くらいはこれで我慢してほしい。



3/7に播いたバジル、だいぶ苗らしくなってきた。
一方4/8に播いた赤、青のサルビア、同じシソ科なので、バジル似の双葉が出てきた。



4/15に播いたダイソー50円の松葉ボタンの種、産毛みたいなモヤシ状の芽が出てきた。キチンとそだつかなぁ?



4/22オクラと千日紅の種をまき、育苗箱へ入れる。



数回に分けて種まきした黄色、橙色、金色の3種のマリーゴールド、それから3/5に播いたアスターは順調に育っているので、サンルームから屋外に出して育成中。但し、夜間はカバーを掛ける。これだけで150株はあるので、庭が賑やかになるだろう。


一方、庭では、ようやく我家の山桜が8分咲になった。



庭の野草もアズマイチゲ、カタクリが終わり、二輪草が可愛い花をつけ始めた。



グランドカバーになっているツルニチソウが満開。


こいつは野生種のスミレ?だよね 野良化したアメリカスミレらしい。  


ムスカリは私の雑な雑草刈の犠牲になって、少し元気がない。キチンと移植して管理してやらねば。


椎茸、タラの芽につづいて我家の食用山菜の王者、コゴミが採れ始めた。



こやつはアルカロイドがあまりなく、ただ煮るだけで食べられるのがありがたい。

植え付ける苗も揃ってきたし、野菜の苗もHCに沢山並んでいるので、遅霜が終わる五月連休ころは大忙しに成りそうな予感。



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4/20に峰街道を走ろうと思ったもう一つの理由が立屋、番所の桜を見る為。ひと気のない峰街道から、立屋集落に入ったら、人人人、落差が激しい。
先ずは峰街道沿いの紅枝垂れの番所の桜。かってはここに峰街道の番所があったらしい。


カメラを構えた人が多い、桜山の方に登ってみる。桜の向こうに鹿島槍ヶ岳と五龍岳がチラッと見える。


さらに山頂付近まで登って、この光景を肴にコンビニお握り他で昼食休憩。


山を下り、駐車場へ。一瞬の人混みのスキを突き、セルフィー撮影に成功。



えぇ~と、立屋の桜はどこかな? この先?あっ、あった。樹齢を感じさせる太い幹の白いエドヒガンだ。



2本の有名桜から少し棚田の方に降りて、五龍岳から白馬三山を背景の山里の風景。



今度は少し登って、角度を変えてみた。


最後に林りん館の方に行って見たが、桜はなく、代わりに桜の点在する山里と飯綱山、戸隠山を見渡せるビューポイントへ。



と言う事で、峰街道を走るつもりが、立屋にてお花見の為に1時間ほど停滞。
場所は下図の中央部、ポイントマークの密集している辺り。



峰街道の後半と、帰路の記事はまた明日。



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北アルプス、後立山連峰を見ながらサイクリングを楽しめる道として有名なのは、嶺方峠/白沢洞門、小川アルプスライン、麻績/大岡のアルプス展望道路である。松ポタの会員から、隠れた展望コースとして、美麻から小川村、長野市中条に至る「峰街道」なるものがあることを教えられた。丁度桜の季節になるので、4/20に車載輪行でさっそく出かけてみることにした。
途中、大町の郊外で見かけたしだれ桜、今が満開だ。



ぽかぽかランド美麻に車をデポして、満開の桜を楽しみながら、青具から湯の海に向かう九十九折れの急坂を登っていく。



絶景好キーには有名な小藤で小休止。残念ながら鹿島槍に雲が掛かっている。



湯の海の峰街道入口に到着。事前情報はあまりなく、「峰街道の会」のHPと、そこからダウンロードした地図のみが頼りだ。期待と不安を胸に、林道に突入。



しばらく林道を走ると、ガードレール無し、軽トラックがようやく通れるだけのグラベルになる。人の気配が無くなり、やがてスマホの電波が途絶える。


雪解けでぬかるんだ林道を難儀しながらしばらく登り、コーナーを曲がったら、この絶景が目に飛び込んできた。寒方地(かんぼじ)VP(ビューポイント)である。谷には山桜が咲き、低山の向こうには左から雲の切れた鹿島槍ヶ岳、五龍岳、唐松岳と連なって見えている。


後立山連峰を林の間からチラ見しながら、でも谷に落ちないよう、表面状況がコロコロ変わるグラベルを注意して走る。


大豆岩西VPに到着。標高が1000m近く、木々も無いので、美麻の山に阻まれることなく、後立山連峰全山を一望できる。ただ、ここまで、誰一人とも会わなかったのが気になるところである。


続いて少し先に進んだ、大豆岩東VP。冬の間の倒木やVPの邪魔になる木々が綺麗に整理され、道の脇に積んである。「峰街道」の会の方が林道を整備しているらしいことが解かり、少し安心する。


しばらく走ると、行く手に飯綱山や戸隠山など東信の山が見えてきた。


両側に視界が広がる尾根の稜線を気持ちよく、しかし事故らないように注意して走っていたら、大きな岩が崩落し、道を塞いでいる場所に到達、タバコ岩だ。幸い、脇を通れるように道が拡げられている。


タバコ岩から稜線上を一度下り、登り返した所で、グレートジャーニー改の距離計が4000kmを記録する。e-Bike化、ほぼ1年で4000kmを走ったんだ。


もう一度下り、東側の信州新町方向の集落をチラ見しながら走ると、やがて、グラベルが舗装道路に変り、ようやく人の気配を感じられる畑が現れた。



そして、暗い林の中を抜けると、そこはこれまでの人っ子一人居ない絶景とは異なる、お花見客で一杯の別世界であった。



走ったのはこんなコースの前半1/4。桜を楽しんだ立屋番所周辺の記事はまた明日UPの予定。この峰街道の海の湯から立屋番所までの区間、自転車乗りには超お薦めです。



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別所温泉からの帰途、須坂に遠回りして、豪商田中本家の歌川国芳の木曽街道六十三次を見てきた。


着いたのが昼過ぎだったので、付属のレストランで、おごちそう定食。食器が凝っていたが、素朴なおごちそうでした。


続いて、田中家に伝わる数々の品の展示を見て回る。さっきのおごちそうよりも、もっと豪華な祝い膳でお殿様やお客をもてなしていたようだ。


さて、本命の国芳の木曽街道の浮世絵を見る。街道の風景は左上に僅か描かれているだけで、本紙は歌舞伎等の名場面を描いて、宿場名をダジャレで語呂合わせしているようだ。塩尻の絵は塩尻峠から見える諏訪湖、八ヶ岳そして遠くに見える富士山が描かれている。でも浮世絵の大部分は潮を吹く鯨をながめる高木虎之助とその脇の子供の尻で塩尻らしい。


続く洗馬宿の回の風景は肘掛松、奈良井川の向こうに見える長興寺山だろうか?
歌舞伎絵の方のダジャレは比較的わかりやすい。弁慶が馬の背に乗っているので、「せば」らしいのだ。


で、目的の浮世絵を鑑賞した後、田中本家の庭に出ると、枝垂れ桜が満開。


さらに、ぐるっと無数にある倉の周りをまわって、表庭にでると、これが圧巻である。


雨が降って居なければ、もっと良く写真が撮れたのだろうが、贅を尽くした凄い庭であった。



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4月の中頃なら、まだコロナの次の波は来ていないだろうから、桜を見ながら信州割りを利用して、普段泊まれない高級旅館で湯治をしようと1ヶ月前に計画した。所が、長野県ではコロナは収まらずまだ増え続けていた、、、、
でもせっかく予約してあったので、別所温泉へと出かけたのであった。


桜は満開から散り始め、丁度良いタイミングではあったものの、天気は今ひとつかなぁ。


かしわや本店にチェックイン後、近所を散歩する。先ずは国宝安楽寺の八角三重の塔。どう見ても4重の塔に見えるが、、、


散歩コースを歩いていくと、山本宣治(通称山宣)の「人生は短く、科学は長し」の記念碑があった。この記念碑、今日泊まるかしわやの主人が戦中、軍部から隠していたらしい。



散歩コースから遠く上田市街を望む。



続いて常楽寺の多宝塔群。



境内では水芭蕉が丁度咲いていた。



次に宿の方向に戻り、北向き観音へ。

善光寺の御開帳は人混みで賑わっていて、駐車場も遠そうなので、愛染桂の前から善光寺の方角も拝んでおきましょう。



今日泊まったのはかしわや本店の旧館。北向き観音の境内を下に見下ろす明治建築の古い部屋で食事を頂いた。


温泉旅館をやっていた私の実家の三階建よりさらに古い部屋はどこか懐かしく、落ち着けて、新しい旅館とはまた違った趣があった。



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4/17午前中は長興寺の参道に積み重なった落葉、枯れ枝の除去、焼却作業に檀家総代の一員として参加した。私の担当は集まった枯葉を燃やすこと。


コロナ禍で過去2年間に溜まった枯れ枝、枯葉を広場にユンボで掘った、深さ2mの大きな穴にぶち込み、燃やしていく。


昨日降った雨、そして日陰に放置されていた枯葉の為、灯油を掛けて燃やしても、くすぶるばかりで、火が付かなかったり、一瞬火が立ち上がっても、燃えるのは灯油だけ、肝心の枯葉になかなか火が燃え移らず、次から次へと搬入されてくる枯葉を処理しきれない。
そこで、最近見たウクライナのニュースをまねて、青色のエンジンオイル、白色の灯油、赤色のガソリンを混ぜて、モロトフカクテルを作った。


これを上手く濡れ枯葉の上に撒き火をつけると、ガソリン成分で一瞬に火が行き渡り、灯油成分で燃え始め、エンジンオイルで持続的に枯葉が燃えるので、濡れた枯葉一面に火が付き、次々に火を拡げることに成功した。


戦車のエンジン攻撃にも使われるモロトフカクテル。振り返って考えると青、白、赤のロシア国旗3色の原料で作って、枯葉を処理で来たので、少しはウクライナに連帯できたかなぁ?



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しばらく前から椎茸が採れ始め、さらに今日はタラの芽が採れたので、早速天ぷらにしてもらって頂いた。


こごみもその内、大量に採れるだろうから、あと1ヶ月は山菜三昧。



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4/14,15と風雨が強く、お花見する前に散ってしまうかと心配していた我家周辺の桜、4/16に雨が上がって、何とか咲き残ってくれていた。


中央線が開通した100年前に洗馬駅周辺に植えられた桜の古木、枝が折れて列車の走行を妨げたり、駐車中の車に傷をつける恐れがあるので、順次伐採中である。100年前の駅舎から眺めるこの景色もあと数年で様変わりするはず。


花びらに覆われた道を歩けるのも、あと1,2年か


我家の河津桜の若木はもう葉桜、その上の山桜は蕾が色付き始めたので、来週には開花、連休前満開になりそうだ。



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