気温は高くはないが晴れそうな一日、例によって安曇野周回に漕ぎだした。
穂高連峰は朝日を浴びて白く輝いているが、岩垂原は頭上の薄雲のせいかうすら寒くWブレーカーが必須。天気予報の通りに晴れてくれるとよいのだが。
農免道路脇のかんてんぱぱのアンテナショップで軽量化と休憩。試食のさば飯、ライチプリン、コーヒーを頂く。買い物をしそうにない、私のようなサイクリストにも優しい良い店だ。(あ、でも車で来た時は、山ほど買っているから許してね。)
店を出た辺りから、雲が無くなり、北アルプスがくっきり見えるようになってきた。
拾ヶ堰にぶつかったら、堰沿いのサイクリングロードを辿る。いつ見ても、山方向、常念岳に真っ直ぐに向かって流れていく堰の流れは不思議だ。
風もなく、背中に日差しを浴びるようになり、今まで着ていたWブレーカーを脱ぐ。
田んぼの土手にはようやく水仙が咲き始め、春を告げている。背景には爺ヶ岳、鹿島槍、五竜、白馬三山と雲一つ無く見えている。
ちひろ美術館で2度目の休憩を取ってから、鹿島槍、爺ヶ岳を背景にセルフィー。
こんなに天気が良くなってきたので、雪山を見に白馬方面に行こうとも思ったのだが、ちょっと距離がありすぎ。なので近場で4ヶ月前に、八坂村側から登った相川峠を反対の大町側から登ることにした。その前にもり蕎麦大盛で腹ごしらえ。
ナビがちょっと反乱を起こし、大町市内で行きつ戻りつした後に、相川峠への登りに取り掛かる。
登攀が嫌になった頃、後を振り返れば、蓮華岳。
そして、ようやく着きました、相川トンネル。でも木の陰と工事資材でまだ、あまり良い写真にならない。
気を取り直して、このトンネルのすぐ上に旧相川トンネルがあることに先日地図を見ていて気が付いたので、行って見る。旧トンネル出口からは、爺ヶ岳が正面に見えてよい写真になる。
以前来た時登ってきた八坂村に下ると距離が遠くなってしまうので、もう少し登って、池田町側に降りましょう。
今日最高の爺ヶ岳と鹿島槍。
900mを超えるとまだ、北側斜面に雪が残っている。
大峰高原にて。
秋に来るべき、七色大かえでの木はここにあるんだ。いまは落葉して、只の大木にしか見えない。
林間よりチラチラと安曇野と北アルプスが見えるのだが、残念ながら良い写真にはならない。
その内、道が荒れてきたが、何とかクリアーして池田町へ。
道祖神にかわいらしい藁の帽子。
高瀬川右岸を走り、大王わさび農場へ。春の遅い信州でも、ようやく梅が満開になった。そしてその前のワサビ畑では一面のワサビが白い花をつけている。
奈良井川の拾ヶ堰取水口に戻って、今日のサイクリングも終わりに近づいた。
渚サイトのお風呂で汗を流し、連れ合いの車で帰宅。
今日はあまり風が無いのに、山は晴れ上がって、絶好の山を眺めるサイクリングになった。走ったのはこんなコース、102km。