アウトドア(登山・写真)・日記

北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

手稲山登山の写真です。 (10月5日撮影)

2015年10月06日 13時33分15秒 | Weblog
前日の手稲山登山には、CPLフィルターを携行しました。

PLフィルターは、余分な光の表面反射を取り除いて、被写体本来の色を引き出せるフィルターです。

CPLフィルター(円偏光フィルター)は、AFカメラ用のPLフィルターです。

PLフィルターの効果
● 表面のテカリを取り除いて、深みのある鮮やかな色を引き出す。
● 空気中のチリによる光の乱反射を弱める。
● 青空を深みのある仕上がりにできる。
● 全体のコントラストが上がるため、写真にインパクトがでる。


手稲山登山は紅葉の撮影が主目的でしたので、紅葉の撮影時にCPLフィルターをテストをする予定でした。

しかし、紅葉の撮影では、CPLフィルターをテストするための条件が揃った風景が無かったので、川の流れでテストをしました。

登山道が琴似発寒川沿いにつけられているので、川岸(写真1~4)、登山道(写真5)、平和の滝(写真6~9)の3箇所で撮影しました。

川岸(写真1~4)
CPLフィルターを使用したのは、川岸(写真1~4)のみです。

流れの表面の反射がCPLフィルターの使用で、どのように変わるかをテストしています。

CPLフィルターを未装着の場合と、装着して効果を最小にした場合は、水面の反射が多くなっていて、川底の状態は良く判りません。

CPLフィルターの効果を最大にすると、水面の反射が殆ど取り除かれるので、川底の状態が良く判るようになります。

CPLフィルターのリングを回すと、効果を0%~100%まで変化させることができます。

適度に川の表面の反射を残し、川底も見えるようにするためには、カメラのファインダーを覗きながらリングを回して調整をします。

CPLフィルターを装着して風景写真を撮影する場合は、常に効果を最大にするのではなくて、適度な効果に調整しながら使用します。

以前にも、他のカメラでCPLフィルターを使用して撮影をしたことがありますが、今回はカメラ・CPLフィルターとも新しくしたので、、あらためてテストをしました。


登山道(写真5)
シャッター速度を変えて、滝の流れがどのように変わるかをテストしています。


平和の滝(写真6~9)
写真7は、シャッター速度を1/6秒にして、水の流れを連続させています。


撮影
カメラ  Nikon D750 (フルサイズ機)
レンズ  AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
CPLフィルター  Kenko Zeta EX サーキュラーPL 77mm

今日の写真は、全て手持ちで撮影しています。

写真サイズを 1200×800 にしました。


tjmount
左上:CPLフィルター効果 最小
右下:CPLフィルター効果 最大
左下:使用したCPLフィルターです。

tjmount
左:CPLフィルター効果 最小
右:CPLフィルター効果 最大


tjmount
3枚ともCPLフィルター効果 最大



tjmount上段 :CPLフィルター 装着なし
下段左:CPLフィルター効果 最小
下段右:CPLフィルター効果 最大
下段では、川底の色が反映されています。

tjmount上段左:1/200  F9.0  ISO-4500 
上段右:1/4000 F5.6  ISO-12800
下段左:1/2.5  F14.0 ISO-100
下段右:1/5    F10.0 ISO-100

tjmount
平和の滝
1/50秒 F9.0  ISO-1100


tjmount
同上
1/6秒  F9.0  ISO-100


tjmount
同上
1/125秒 F9.0 ISO-3200


tjmount
同上
1/250秒 F9.0 ISO-7200




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