電源の入らなくなったパソコンからデータを救済するための作業をしました。
初めに、一時的にでも電源を回復させることができないか、チャレンジしてみました。
まず、パソコンから電源装置を取り外して上側筐体を開け、再組み立てが可能な範囲で分解して清掃しました。
パソコン前面の電源ボタンの故障も考えられたので、電源ボタンを取り外して通電テストをした結果、電源ボタンの動作は正常でした。
この状態で、一時電源のON・OFFが可能になったのですが、直ぐにまた動かなくなってしまいました。
その後はどうやっても電源が入ることはありませんでした。
やむを得ず、パソコンからハードデスク(HD)を取り外して、他のパソコンにそのハードデスク(HD)を取り付け、記録されているデータ類をCDにコピーすることにしました。
取り外したHDにはOS(Win98)も入っているため、作業用パソコンのHD用信号ケーブルは切り離しました。
結局、最新のパソコンに取り外したHDを取り付けて、このHDに入っている非常に古いOS(Win98)で起動させることになりました。
しかし、最新のOS対応に作られたマザーボードとは相性が悪く作業面でも支障があったので、手元にあった比較的新しいOS(Win2000)を利用してOSをバージョンアップし、必要なドライバー類もセットアップしました。
これで、最新パソコンのCD書込機能も使用可能になったので、HDのデータ類をCDにコピーすることができました。
パソコン電源装置の知識が全く無かったので、今回は良い勉強になりました。
札幌の中心部に行ったついでに中古パソコン店などを数軒回ってみたのですが、パソコン電源装置のジャンク品(通常数百円程度)は、市場には殆ど出回っていないことが判りました。
通常はパソコン一式で廃棄処分をして、わざわざ電源装置を取り外して売却する人もいないのでしょう。
そのため、自作パソコン用の電源として、5000円程度から数万円までの新品の汎用電源装置が販売されています。
勿論、今回の故障したパソコンも、新しい電源装置を購入して取り付ければ再稼働が可能ですが、代替えパソコンがあるため今回は廃棄処分の運命にあります。
家電製品では、省エネ関連で待機電力が話題になることがあります。
リモコン操作で電源を入れることができるようにするため、常に電源装置の一部を稼働させているために消費される電力です。
パソコンも例外ではなく、リモコン装置の代わりをパソコン装置前面の電源ボタンが行っています。
この電源ボタンは押している間だけ通電して、パソコンのマザーボードが電源ボタンが押されたと判断して、主電源を入れる動作をします。
このため、パソコンは電源コードを引き抜かないかぎり、パソコン電源装置の一部が24時間稼働していることになります。
今回のパソコン電源装置の故障箇所は、通電・電圧測定などのテストの結果、どうやらこの常時稼働している部分のようでした。
最近、非常に古い家電製品から出火する事故が色々と報告されていますが、原因の殆どは電源部のコンデンサー(蓄電部品)にあります。
電源装置の中では一番耐久性の劣る部品で、長期間の使用で劣化して発火する恐れもあります。
パソコン電源装置も例外ではなく、コンデンサー類が使用されていますので、古くなって電源部が故障したら電源装置を交換するか、新しいパソコンを購入することを考慮すべきかと思います。
電源装置を修理してまで使用するのは、お薦めできません。
![パソコン080929-1](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/41/42a61f7e6f1d784ff20f383508e2364c_s.jpg)
![パソコン080929-2](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/07/f16b239d7e650cc9f0c54464413da51b_s.jpg)
私のホームページへ
初めに、一時的にでも電源を回復させることができないか、チャレンジしてみました。
まず、パソコンから電源装置を取り外して上側筐体を開け、再組み立てが可能な範囲で分解して清掃しました。
パソコン前面の電源ボタンの故障も考えられたので、電源ボタンを取り外して通電テストをした結果、電源ボタンの動作は正常でした。
この状態で、一時電源のON・OFFが可能になったのですが、直ぐにまた動かなくなってしまいました。
その後はどうやっても電源が入ることはありませんでした。
やむを得ず、パソコンからハードデスク(HD)を取り外して、他のパソコンにそのハードデスク(HD)を取り付け、記録されているデータ類をCDにコピーすることにしました。
取り外したHDにはOS(Win98)も入っているため、作業用パソコンのHD用信号ケーブルは切り離しました。
結局、最新のパソコンに取り外したHDを取り付けて、このHDに入っている非常に古いOS(Win98)で起動させることになりました。
しかし、最新のOS対応に作られたマザーボードとは相性が悪く作業面でも支障があったので、手元にあった比較的新しいOS(Win2000)を利用してOSをバージョンアップし、必要なドライバー類もセットアップしました。
これで、最新パソコンのCD書込機能も使用可能になったので、HDのデータ類をCDにコピーすることができました。
パソコン電源装置の知識が全く無かったので、今回は良い勉強になりました。
札幌の中心部に行ったついでに中古パソコン店などを数軒回ってみたのですが、パソコン電源装置のジャンク品(通常数百円程度)は、市場には殆ど出回っていないことが判りました。
通常はパソコン一式で廃棄処分をして、わざわざ電源装置を取り外して売却する人もいないのでしょう。
そのため、自作パソコン用の電源として、5000円程度から数万円までの新品の汎用電源装置が販売されています。
勿論、今回の故障したパソコンも、新しい電源装置を購入して取り付ければ再稼働が可能ですが、代替えパソコンがあるため今回は廃棄処分の運命にあります。
家電製品では、省エネ関連で待機電力が話題になることがあります。
リモコン操作で電源を入れることができるようにするため、常に電源装置の一部を稼働させているために消費される電力です。
パソコンも例外ではなく、リモコン装置の代わりをパソコン装置前面の電源ボタンが行っています。
この電源ボタンは押している間だけ通電して、パソコンのマザーボードが電源ボタンが押されたと判断して、主電源を入れる動作をします。
このため、パソコンは電源コードを引き抜かないかぎり、パソコン電源装置の一部が24時間稼働していることになります。
今回のパソコン電源装置の故障箇所は、通電・電圧測定などのテストの結果、どうやらこの常時稼働している部分のようでした。
最近、非常に古い家電製品から出火する事故が色々と報告されていますが、原因の殆どは電源部のコンデンサー(蓄電部品)にあります。
電源装置の中では一番耐久性の劣る部品で、長期間の使用で劣化して発火する恐れもあります。
パソコン電源装置も例外ではなく、コンデンサー類が使用されていますので、古くなって電源部が故障したら電源装置を交換するか、新しいパソコンを購入することを考慮すべきかと思います。
電源装置を修理してまで使用するのは、お薦めできません。
![パソコン080929-1](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/41/42a61f7e6f1d784ff20f383508e2364c_s.jpg)
![パソコン080929-2](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/07/f16b239d7e650cc9f0c54464413da51b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d4/9f91294dc36b79ecfabdc17120d9c344.png)