アウトドア(登山・写真)・日記

北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

カメラの撮影テストを行いました。

2010年03月31日 19時42分30秒 | Weblog
今日は午前中に、Optio W90の撮影画像を確認するため、他のカメラ2台とテスト撮影を行いました。

同時にテスト撮影をしたカメラは、次のとおりです。

Nikon D200  (光学11倍ズームレンズ装着)
Nikon P6000 (光学 5倍ズーム)
Optio W90   (光学 5倍ズーム)

写真は、1200×900にトリミングして、サイズを150KBに変更した以外は、撮影時の状態のままアップしています。

最大ズーム域では、D200が圧倒的な解像度を誇りますが、P6000とW90の差は殆ど無いように見受けられました。

マクロ撮影では、P6000よりもW90の方がピントを合わせやすくて、結果も良好でした。

W90には光学ファインダーがないため、雨天時用としての位置づけは変わりませんが、撮影画像に関して不満はありませんので、有効に活用できそうです。

(その他)
昨日は、眼科で視力と眼底検査を受けましたが、正常とのことで安心しました。

今日午後は、年一回義務づけられている「第2種航空身体検査」を受けてきました。結果は後日郵送されてきます。

これで、年1回の一連の健康診断は一応終了しました。今年は、時間も掛かりましたが、お金も例年以上に掛かりました。

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(左列)Nikon D200  (中央)Nikon P6000 (右列)Optio W90

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藻岩山に登りました。

2010年03月29日 18時46分12秒 | Weblog
旭山記念公園から藻岩山山頂を往復しました。
購入した新カメラ(OPTIO W90)のテスト撮影を行いました。

駐車場      09時39分
山頂着      11時06分 (1時間27分)
山頂発      11時36分 (0時間30分)
駐車場      12時53分 (1時間17分)

合計所要時間   3時間14分  

(GPS記録)
総上昇量   610m
総下降量   602m

累積標高(+)トラック  632m
累積標高(+)地形    587m

TP積算距離    6.34km

今日は購入した PENTAX Optio W90 のテスト撮影を行いました。

私は今まで光学ファインダーのついたカメラしか購入したことがなかったのですが、今回は防水カメラということもあって、初めて光学ファインダーの無いカメラを購入しました。

当然ながら、カメラの液晶画面で確認しながら撮影することになるのですが、光学ファインダーのない不便さをしっかり味わいました。

今まで、光学ファインダーを重視していた理由は次のようなものでした。

・液晶画面を使わないことで、内蔵電池の消耗を防げる。

・液晶画面よりも、光学ファインダーの方が確認しやすい。

 ただし、今までもマクロ撮影時は液晶画面を使用しています。

(Optio W90 を使ってみて)

1.電池の消耗が激しい。

電池は、使用前に満充電しています。

藻岩山の復路で、テストのため180枚程度撮影してみましたが、この程度の撮影枚数で電池の残容量が殆どなくなりました。

フラッシュを使わず、ズームもそれほど頻繁には使用していません。電源のON・OFFは多少行っています。

気温が0℃程度と低かったこともありますが、元々低温には強いリチウム電池ですので、気温がどの程度影響しているのかは判りません。

私の考えでは、一番の原因は、電池容量が少ないことであると思います。

  Optio W90     740mAh D-LI88 (光学ファインダー なし) 新規購入
  IXY 820 IS   1120mAh NB-5L  (光学ファインダー あり) 保有機
  Nikon P6000  1100mAh EN-EL5 (光学ファインダー あり) 保有機

私の場合は、これらのカメラでは光学ファインダーを使用していましたので、2日間程度の撮影で電池切れになることはありませんでした。

W90では、2/3程度の電池容量で、常時液晶画面を表示しながら撮影をしているので、必然的な結果ともいえるでしょう。

インターネットの購入サイトの口コミなどでは、前機種のW80当時から電池の持ちが悪いことが話題になっていました。

簡単に電池交換ができない悪条件下での使用を前提にしているカメラですので、電池容量の増加をメーカーに望むところです。

2.液晶画面について

今日は晴天で日照があり、一面の雪原という液晶画面には最悪の条件下でのテストとなりました。

結論としては、液晶画面が非常に見づらい状態でした。

電池の消耗を考えて、液晶画面の照度を標準のまま使用しましたが、おぼろげに表示された画像を見ながらの撮影となりました。

画像を確認できず、カンで撮影したものもかなりありました。

表示された画像を見ながら、各種の調整をして撮影することは全く不可能な状態でした。

3.まとめ

電池の容量不足については、既に予備電池を2個注文済みですので、それでカバーをすることにします。

液晶画面の見づらさは、元々雨天時の利用が前提のため、テスト環境よりはかなり条件が良いと思われます。

室内での撮影テストでは、液晶画面の表示は良好ですので、雨天時の照度であれば問題ないと考えています。

色々不満な点はありますが、6m防水と1.2m落下対応の利点を生かして、雨天時での有効活用を図っていく予定です。

(以下は、Optio W90 で撮影したものです。)

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山頂にて
スノーモービルです。


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展望台です。



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藻岩観音奥の院です。



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光学ズーム倍率 6.5程度
画素数を下げて撮影しているので、最大倍率が上がる。


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お地蔵様です。
殆どのお地蔵様が、掘り出されていました。


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旭山記念公園側の登山道にて



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小ピークにて
日陰の部分を撮影してみました。


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無限遠でテスト撮影
近接撮影テストは、失敗しました。(要練習)



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防水カメラを購入しました。

2010年03月28日 14時24分52秒 | Weblog
以前から購入を計画していた登山用防水カメラをやっと購入しました。

機種は、今月発売の最新機種である PENTAX製 「Optio W90」 です。

防水機能は、「水深6m、連続2時間の水中撮影が可能」となっていますので、雨天での撮影には十分な性能であると思います。

耐衝撃性能も、厚さ5cmの合板に高さ1.2mからの落下テストをクリヤーしているので、安心感があります。

光学5倍ズームですが、カメラ内部でズーム処理を行っているので、通常のレンズが飛び出す方式のカメラよりは構造的に少し不利な面があると思われますが、解像度の比較はこれからです。

最小1cmの接写とマニュアルによるピント合わせも可能なので、花の接写も問題ないと思われます。

雨天時は視程が短いので、遠景の撮影は殆ど行わず、もっぱら中近距離&マクロ撮影が主体になります。

晴天時の撮影は、Nikon P6000 で行いますので、Optio W90は雨天専用としての利用を計画しています。

そのため、防水性能を第一に考えて、多少の性能差には目をつぶらなければならないでしょう。

電池の持ちが悪いとの評価があるので、予備の電池として、安い互換製品2個(1900円・送料込み)も注文しました。

純正電池2個の定価は10,500円ですので、購入した互換品は1/5の価格です。

暫くの間、P6000とW90を両方携帯して、撮り比べて見る予定です。

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Optio W90



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上:Nikon P6000
下:Optio W90


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Optio W90
AF撮影


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Optio W90
撮影


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Optio W90
1cmマクロ撮影



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藻岩山に登りました。

2010年03月27日 15時16分43秒 | Weblog
旭山記念公園から藻岩山山頂を往復しました。

駐車場      09時24分
山頂着      10時53分 (1時間29分)
山頂発      11時03分 (0時間10分)
駐車場      12時06分 (1時間03分)

合計所要時間  2時間42分

(GPS記録)
総上昇量   611m
総下降量   610m

累積標高(+)トラック  637m
累積標高(+)地形    616m

TP積算距離    6.42km

前回の登山が3月2日でしたので、25日ぶりの登山となりました。

無事登山を再開できたことに感謝です。

今日はザック重量は普段のままとして、往路はなるべくゆっくり歩くようにしたつもりでしたが、所要時間は1時間半でした。

登山道の雪はまだ十分にあり、表面が融けたり凍ったりして締まってきているので、登山道を外さない限りは埋まることはありません。

6本爪アイゼンを使用し、気温が少し低かったためアウターを脱ぐ事はありませんでした。

藻岩山の再開発事業は、環境団体などとの調整が長引き、4月着工で工期1年間の予定でしたが、来年秋まで工期が延びる予定といわれています。

展望台の周辺をみた限りでは、工事の準備などはまだ始まっていないようでした。

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山頂にて



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山頂に雪上車がきていました。



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展望台裏側です。まだ、雪が減る気配はありません。



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山頂から見て札幌市街です。



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山頂からロープウェイ駅方面を見る。



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T6分岐にて
小林峠方面には、踏み跡はありませんでした。


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T6分岐の看板です。



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登山道の状態です。



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ロープのあるピークの状態です。
木の一番下側にロープが見えます。



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今日は再度の胃カメラ検査とCT検査を受けてきました。

2010年03月26日 20時15分06秒 | Weblog
今月受診した定例の大腸検査と胃カメラで、医師から別の専門病院での再検査を指示されていた事項について、今日あらためて胃カメラとCT検査を受けてきました。

気になる所見があるとされていた食道は、問題ないという検査結果がでました。

また、CT検査でも異常箇所は発見されませんでした。

大腸検査で、虫垂の付け根部分が大腸内部に少し出っ張っているのが見つかっていますが、この部分のCT検査でも異常は見つかりませんでした。

2ヶ月後に再度大腸検査をして、この部分の変化を見てみるとのことで、検査の予約をしてきました。

後は、眼科で定期検診を受ければ、一連の検査は終了ですので、近日中に受診をする予定です。

月末に、年1回の航空身体検査を受ける予定ですが、年々視力が衰えてきているのだけが心配の種です。

取りあえず、心配していた食道も問題ないということで、明日から登山を再開することにしました。

暫く藻岩山に通って、なまった体を鍛え直すことにします。

今日は昨日に続き、同時に購入したもう一つの鉢の写真をアップします。

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今日は花の写真をアップします。

2010年03月25日 21時16分36秒 | Weblog
先日我が家に仲間入りした「レウィシア」と云う花です。

3月18日にアップしていますので、2回目のお披露目です。

今日は赤紫色の鉢を、通常のレンズとマクロレンズの両方で撮影してみました。

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今日はストックをアップします。

2010年03月24日 20時25分53秒 | Weblog
私は登山用に3種類のストックを使用しています。

多段式ストックの固定方法には2種類あります。

一つは、軸の外側にロック機構(フリック ロック システム)がついているものです。

もう一つは、軸の内部にロック機構がついているもので、軸を回転することでロックします。

当初は軸を回転させる方式のストックを使用していましたが、厳冬期に使用すると回転が不調になったりしたので、プロのガイドも使用している軸の外側にロック機構のあるものに買い換えました。(写真1~6)

このロック機構の良いところはは、ワンタッチで開閉できることと、締め付け力をネジで簡単に調節できることです。

当然、軸の内部には全くロック機構がないため、長さの調整もスムースに行えます。

1.ブラックダイアモンド 3段式 (フリック ロック システム) 645g(2本)
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3段式で短くなるので、不要時にザックにつけても木の枝に引っかかることも少なく、大変便利に使用しています。

スキー用のアルミ製ですので、少し重たいのが欠点ですが、十分な強度があるので安心感はあります。

使用するのは主に冬季間ですが、沢登りなどでは季節に関係なく使用していました。


2.TOURLITE 2段式 (フリック ロック システム) 480g(2本)
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2段式ですので、ちぢめてもかなりの長さがあります。

ザックにつけると、かなり上に飛び出すので、ザックにつけて歩くことが予想される場合は使用しません。

3段式よりは軽いので、たまに使用することはありますが、出番はあまり多くはありません。

3.LEKI ハイキングポール 3段式 294g(1本)
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私の場合、冬季以外はストックは1本で十分ですので、このステッキ型のLEKIを使用しています。

ステッキ型については、次のような意見もあります。

「下りで、ステッキ部に体重を掛けた場合に、ロックの締め付け力が不足していると、ポールが縮んで転倒する恐れがある。」というものです。

私の場合は、長さを変更したらかなりの体重を掛けて、ロックが完全に行われていることを毎回確認しています。

ストックはあくまでも歩行用補助具ですので、石突きが滑ったり、ポールが縮んだり、折れたりしたときに事故が予想される様な使い方は避けるべきでしょう。


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今日はアイスクライミング用のアイゼンです。

2010年03月23日 16時39分19秒 | Weblog
アイスクライミング用と普通の12本爪アイゼンの違いは前爪にあります。

12本爪アイゼンの方は水平の爪ですので平爪と呼び、アイスクライミング用はナイフの様な形をしているので縦爪と呼びます。

この前縦爪には2種類あって、1本装備のものと、写真の2本装備のものがあります。

氷壁のクライミング中は、基本的に体重はこの前縦爪で支える事になります。

アイスクライミングで最初に教わるのは、この前縦爪は突き刺すのではなくて、極力氷壁の窪みや割れ目に引っかけて使うということです。

そうすることで、早く登れることと、足の疲労を軽減できるためです。

1本爪は細い割れ目などを利用しやすいですが、1本に全荷重が掛かる関係で、氷を壊しやすい面もあります。

2本爪の場合は、荷重が分散して、安定性も良くなりますが、前縦爪2本を支える窪みが必要になります。

プロのガイドは1本爪を使用していましたが、参加者は皆2本爪を使用していました。

写真のアイゼンも1本爪用に変更することができます。

引っかけるところが無ければ、当然突き刺す事になりますが、これがなかなか大変です。

気温が低くて氷が締まっているときは、蹴りこんでも跳ね返されることもあり、表面の氷の層が剥がれたりすることもあります。

手で使用するバイル(小型のピッケル)やこの前縦爪を氷りに突き刺す場合は、次のようにします。

氷壁の表面は真っ平らということはなく、多少波打って凸凹があります。

この凸に打ち込んでも、剥がれてしまうことがあるので、基本的に凹の部分に打ち込みます。

手の方は見ながら行えるのですが、つま先の方は確認がしづらいのと、狙った所に垂直に蹴りこむのはなかなか大変です。

爪を固定できずにもたもたしていると、体重を支えている片足と両手がどんどん疲労してきます。

1ピッチを登り切るまでは、両足はつま先だけで体重を支えることになりますので、ふくらはぎには非常に大きな負荷が掛かります。

クライミング前には、バイルとアイゼンの爪をヤスリで研いで、氷りに刺さりやすくします。

特に前縦爪は入念に仕上げます。強度を損なうことが無い範囲で、できるだけ鋭敏にします。バイルも同様です。

訓練では、転倒しても安全な氷の斜面で歩行練習もします。

どのような状況でも、アイゼンの底側全部の爪を氷面に均等に当たるように置き、身体の安定はくるぶしや膝を曲げてとります。

爪の片側や一部分だけ氷りに接するような使い方は、保持力を確保できないため行いません。

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(上) 14本爪アイゼン(アイス用)
(中) 12本爪アイゼン(平爪)
(下) 6本爪アイゼン、4本爪アイゼン

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以下アイスクライミング用アイゼンです。



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靴の構造は、平爪12本爪アイゼンの場合と同じです。
同じ登山靴で、平爪と縦爪のアイゼンを使い分けます。


tjmount 2本式の前縦爪です。1本式の場合は、
中央に爪がつきます。
次の二股に分かれた爪は、これが氷壁に接することで、
靴先を安定させる役目を担っています。


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平爪でも初級のアイスクライミングは可能です。
ただし、アイス専用とは歴然とした性能差があります。


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間違って足でも刺したら大事になりますね。
スパッツは傷の絶え間がありませんでしたが、
足の肉まで刺したことはありませんでした。


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今日は12本爪アイゼンです。

2010年03月22日 19時59分13秒 | Weblog
アイゼンの種類には、4本爪、6本爪、8本爪、10本爪、12本爪、14本爪と色々あるようです。

通常の雪山登山で使用するアイゼンは12本爪までで、14本爪アイゼンはアイスクライミング用です。

構造的には、次のようになります。

一体型:  4本爪、6本爪アイゼン

前後分離型: 8本爪以上

10本爪アイゼン以上は、前方に突き出した前爪(平爪、縦爪)があります。
 
 8本爪 (前平爪0+前4+後4)
10本爪 (前平爪2+前4+後4)
12本爪 (前平爪2+前6+後4)
14本爪 (前縦爪2+前8+後4)

前日の6本爪アイゼンと比較すると、爪も長くなり、爪自体も尖っています。

使用する登山靴は、強固な底をした、たとえて云えば一枚板のように絶対に曲がらない強度が必要です。

アイゼンの保持方法が、この靴底が捻れたり反ったりしない一枚板と同じ強度を持っていることを前提としているためです。

従って、通常の12本爪アイゼンを使用する登山靴は、重登山靴に分類されます。

アイゼンは、登山靴底に合致するように前後の長さを調整できるようになっています。

急坂を歩行中にアイゼンが外れると生死にも関わることになるので、長さをしっかり調節して確実に登山靴に固定するようにします。

もう一つの特徴は、前方に突き出した前平爪があることです。

直線に歩くときはそれほどでもありませんが、急なカーブを曲がるときは注意が必要です。

最初の内は、アイゼンの爪を反対側の足などにに引っかけて、かなりの回数転倒を経験します。

引っかけないためには、足を少し開き、曲がるときには前方に少し大きく踏み出す必要があります。

前平爪のあるアイゼンを使用する場合は、購入したら低山で十分に歩行練習して、無意識でもアイゼンを引っかけないで歩けるようにする必要があります。

本番の危険な場所で、アイゼンを引っかけて転倒すれば、そのまま滑落事故などを起こすことにもなります。

アイゼンの幅が靴幅とほぼ同じなのも、引っかける大きな原因です。

もう一つは、爪が長いので、しっかり足をあげて爪を雪面に引っかけないようにすることです。

足のあげかたが不足していると、雪面に爪を引っかけて転倒することもあります。通常の摺り足で歩くのとは全く違います。

非常に強力な保持力を発揮する用具ですが、そのかわりに装着時は十分な注意が必須となります。

くれぐれも、十分な練習なしに本番で使用されることがありませんように。

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(上) 14本爪アイゼン(アイス用)
(中) 12本爪アイゼン(平爪)
(下) 6本爪アイゼン、4本爪アイゼン

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以下12本爪アイゼンです。



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前平爪です。
これだけ突き出ているので、注意が必要です。



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後ろ側の締め具の状態です。



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靴の後ろ側の窪みに、締め具の爪をしっかり合わせます。
この窪みのない登山靴には、12本爪アイゼンは
装着できません。

tjmount(左)12本爪アイゼン
(右) 6本爪アイゼン
爪の長さに格段の差があります。
12本爪アイゼンは、爪も尖っています。


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今日は6本爪アイゼンの写真です。

2010年03月21日 17時01分32秒 | Weblog
私の場合は、冬期間は6本爪アイゼンを常用しています。

前日の4本爪アイゼンと比べると、飛躍的に制動力がアップしています。

性能的には12本爪アイゼンに近くなりますが、勿論性能的にはハッキリした差があります。

通常、ツボ足による急斜面の下降時には、登山靴の底を水平に保ち、踵を雪面に強くキックするヒールキックを多用します。

アイゼン装着時は、雪面にアイゼンの爪を均等に接する様に歩くフラットフッティングが原則ですので、可能な限りこのスタイルで下降します。

しかし、斜面が急になりフラットフッティングが難しくなると、最後はヒールキックを使用することもあります。

6本爪アイゼンの場合は、爪が踵部には無いので、アイゼンの爪を利用したヒールキックができません。

弱点と云えば弱点ですが、このような状況が予想される場合は、初めから12本爪アイゼンを携行することが必要でしょう。

6本爪アイゼンまでは、軽アイゼンに分類されています。

6本爪アイゼンでもかなりの性能を発揮しますが、過信は禁物です。


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(上) 14本爪アイゼン(アイス用)
(中) 12本爪アイゼン(平爪)
(下) 6本爪アイゼン、4本爪アイゼン

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以下6本爪アイゼンです。



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