アウトドア(登山・写真)・日記

北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

羅臼岳に登りました。 (8月26日)

2010年08月31日 23時02分26秒 | Weblog
岩尾別コースで、羅臼岳山頂を往復しました。

駐車場      05時16分
弥三吉水     06時44分 (1時間28分)
銀冷水      07時41分 (0時間57分)
岩清水      08時50分 (1時間09分)
山頂着      09時29分 (0時間39分) (往路 4時間13分)
山頂発      09時40分 (0時間11分) (休憩     11分)
銀冷水      11時01分 (1時間21分)
弥三吉水     11時46分 (0時間45分)
駐車場      12時54分 (1時間08分) (復路 3時間14分)

合計所要時間  7時間38分

(GPS記録)
総上昇量   1258m
総下降量   1367m

累積標高(+)トラック   1537m
累積標高(+)地形    1517m

TP積算距離    14.56km

(8月25日 移動日)
札幌の自宅から、高速道路(旭川・層雲峡経由)で知床半島の道の駅「ウトロ・シリエトク」に向かいました。

ここは、キャンピング車のメッカで、車中泊の車の数は100台を超えているようでした。

トイレは24時間開放で、清潔なシャワートイレですので非常に快適です。

そばにコンビニもあり、長期間滞在しても全く問題ない環境なので、本州から避暑がてらに訪れている人が多いようです。

私も、羅臼岳登山や知床半島の観光の場合は、以前からここを利用させて頂いています。道の駅ですので、車中泊をしても無料なのが嬉しい。

(GPSの故障発生)
翌日の準備のため、GPS装置に電池をセットして電源を入れました。

GPS衛星の捕捉を開始したのを確認してから、暫くGPSのそばを離れましたが、次にGPSを確認したときにはGPSは電源が切れた状態でした。

そのため、別の電池をセットしたりして電源ONを試みましたが、全く反応がなく完全に故障したことを確認しました。

GPS装置を水平に置いていた状態で故障が発生しているので、GPSに対して衝撃を与えたことによる故障とは原因が違うように思われました。

GPS装置は野外使用を前提にしているので、非常に堅牢に作られている筈ですし、可動部分はMicroSDのコネクタ部分と、外部電池の接続端子程度しかありません。

修理のため、今日(31日)の午後に、日本代理店に向けて定形外郵便で発送しました。

今回の一連の登山には、予備品として車に積んでいたGPS装置「VISTA C」を使用しました。


(8月26日 羅臼岳登山)
早めに道の駅を出発して、岩尾別温泉に向かいました。

ここの駐車場はホテル宿泊者専用で、一般登山者の車は隅の方に少数止めることができるだけですので、早い者勝ちの状態です。

その後の車は、温泉手前の道路に無理矢理駐めることになります。

天候は、往路では全く晴れることはなく、羅臼平到着時点では気温が下がり風も少しあったので、それまでの半袖下着の上に夏シャツとウインドブレーカーを装着しました。

山頂も雲の中でしたので、直ぐに直下の風の当たらない場所に下りて、そこで休憩しました。

本州(東北)からのグループが先に休憩中でしたので仲間に入れて貰い、笹団子を1個ご馳走になりました。

山頂の最後の岩の登りでは、ペンキの表示が大変見づらい状態でした。大勢の登山者が訪れる場所ですので、ペンキ表示だけでも改善する必要があると感じました。

復路の最初の部分で、パラパラきたため傘をさしましたが、本降りにはならずに直ぐに止みました。

ただ、この濡れた傘を無理矢理傘のカバーに押し込んだため、傘の骨が引っ掛かってしまい、結局カバーを破いてしまいました。

31日にモンベルにカバーだけの販売の有無を確認しましたが、販売していないとのことでしたので、ナイロン用補修テープで一応修理しました。

復路を三分の一も下山すると、そこは青空でした。山頂方向を見上げると、モクモクとした雲に覆われていました。

沢山の登山者に出会いましたが、大人数のツアー登山(数グループ)が目立ちました。

下山後は、岩尾別温泉の無料の露天風呂で汗を流しました。ここは脱衣場などは無い全くの露天ですが、温泉は適温に調整されたものがパイプで供給されていますので、露天風呂そのものは大変快適でした。

翌日は、簡単な西別岳に登って疲れをとることにして、西別小屋に向かい、そこの駐車場で車中泊をしました。

西別小屋には先客2名がおり、少し話をしましたが、この2名はあすは摩周岳も登る予定であると話していました。

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GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用

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GPS軌跡



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羅臼岳山頂です。



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山頂の天候の様子です。



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登山口のヒグマ出没情報です。



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登山道の表示です。



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同上



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弥三吉水です。



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登山道にて




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第5回キャンプ登山での出来事

2010年08月31日 13時34分06秒 | Weblog
今回のキャンプ登山は、前回までのキャンプ登山と違って、ハプニングや新しい発見がありました。

(GPSの故障)

tjmount
GARMIN社の携帯GPSです。
右側が常用GPSで、今回は最初に故障しました。
左側が予備のGPSで、今回はこちらを使用しました。

知床半島のウトロでGPS装置(VISTA HCX)の電源を入れ、GPS衛星の捕捉を開始したのを確認して暫く別のことをしていたら、GPS装置の電源が自動的に切れて、その後は電源を入れることが出来なくなりました。

そのため、予備用として車に積んでいたGPS装置(VISTA C)を使用することになりました。

現在、日本代理店に照会中ですが、私の見解としては、単純な機器の故障ではなくて、GPS装置のプログラムの異常(バグ)が関係しているのではないかと考えています。

何れにしても、電源が入らない状態ですので、GPS装置単体ではこれ以上調べることができません。


(熊よけ鈴の錘の落下と発見)

tjmount
熊よけ鈴です。
打撃音を出す錘を吊している針金が摩滅しました。
歩行中に強度不足で落下して、紛失状態になりました

雌阿寒岳から阿寒富士に向かっているときに、熊よけ鈴の音が小さくなっていることに気がつきました。

この時は、ザックと腰に各1個の音色の違う鈴を着けていました。

確認すると、腰に着けた鐘の形をした真鍮鋳物製の鈴の、内部の打撃用の錘が紛失していました。

紛失した錘を探し出すことは殆ど不可能と思われましたが、復路でコースの重複している部分だけでも探してみることにして、そのまま阿寒富士に登頂しました。

その後、落としたと思われる登山道の範囲を探しながら歩いていたら、奇跡的に見つけることができました。

登山道は、火山灰と小さな火山礫の混じった状態で、色も錘に近い判りづらい状態でした。

落下した原因は、長期間の使用により、吊していた針金部分が摩滅して強度を失い、飴細工のように延びて抜け落ちたものと判りました。

春に点検したときは、そこまで摩滅していることに気がつきませんでした。

車に積んでいた針金を使用して、修理しました。

油も差していましたので、この様な事態が発生することは全く予想していませんでした。

同じような鈴を長期間使用している方がおられましたら、一度点検することをお奨めいたします。


(登山用雨傘の収納カバーの破損)

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登山用の雨傘です。
濡れて膨らんだ傘を無理矢理押し込んだら、引っ掛かって
破れてしまいました。

羅臼岳で一時雨傘を使用したので、濡れた状態で無理矢理収納カバーに押し込みました。

長期間の使用で、カバーも少し弱っていましたが、傘の骨が突き出た状態で力を入れて操作したので、結局破ってしまいました。

収納カバーですので自作も可能ですが、取りあえずメーカーのモンベルに収納カバー単体で販売しているか照会してみる予定です。


(食事用の箸の破損)

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食事用のプラスチック製の箸です。
片側が折れてしまいましたが、何時折れたのかは
判りません。多分食材と一緒に食べたと思われます。

食事後に、箸先端の欠損に気がつきました。

この箸も長く使ってきたものですので、熱湯などの影響で内部では劣化が進んでいたのかも知れません。

折れた先端を発見できなかったので、多分食材と一緒に食べてしまったものを思われます。

普通に使っていて、箸の先端が折れるなどは全く予想外のできごとでした。


(高速道路が整備されてきました)

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雄阿寒岳の下山後、そのまま札幌に戻りました。
占冠-夕張間(34km)が平成23年に開通すると、
足寄から札幌まで高速道路でつながります。

雄阿寒岳を午後1時頃に下山して、カーナビで自宅までの帰路を検索したら、高速道路利用で5時間強で自宅に戻れる表示になっていました。

当初は、翌日の31日を移動日に当てていました。

そのため、当日中に無理をしない範囲で戻ることにして、雄阿寒岳から自宅に向けて出発しました。

約60km走行して足寄から高速道路に入り、日高山脈を簡単に通過してあっという間に占冠に到着してしまいました。

現在、占冠-夕張間(34km)が建設工事中で、平成23年にこれが完成すると、足寄-札幌間が高速道路で繋がることになります。

占冠から札幌までは一般道を利用しましたが、結局下山当日中に札幌の自宅に戻ってしまいました。

足寄-占冠間の高速道路は無料でした。

10年前から見ても、北海道の主要道路の整備(建設)状態は、目を見張る程の発展振りですね。

数十年前に、オートバイで砂利道を走り回ったことが懐かしく思い出されます。当時は一級国道も完全舗装ではありませんでした。

写真は、NEXCO東日本コーポレートサイトの写真を流用させていただきました。


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5回目のキャンプ登山から戻りました。 (8月25日~30日)

2010年08月30日 21時25分11秒 | Weblog
5回目キャンプ登山
8月25日 札幌発          (道の駅 ウトロ・シリエトク 車中泊)
8月26日 羅臼岳登山       (西別小屋駐車場 車中泊)
8月27日 西別岳・カムイヌプリ(摩周岳)登山
                      (開陽台展望台駐車場 車中泊)
8月28日 武佐岳登山       (阿寒キャンプ場 車中泊)
8月29日 雌阿寒岳登山      (同上)
8月30日 雄阿寒岳登山・帰宅

各登山の詳細は、別途アップします。

今回の登山では、普段使用しているGPSが最初から故障してしまい、予備のGPSを使用しました。

そのため、一応登山の記録は採れていますが、圧縮されたデーターになっています。

GPSの修理依頼を最優先に行う必要があるため、これからそちらの作業に掛かります。

そのため、登山記録の詳細は、明日(31日)から順次アップします。


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明日、道東地区のキャンプ登山に出かける予定です。

2010年08月24日 18時20分05秒 | Weblog
昨年は、8/14~8/20に道東地区のキャンプ登山を行っていますが、今年は天候の関係で遅れています。

今のところ、道東地区の週間天気予報は芳しくありませんが、何時まで待っていてもきりがないので、取りあえず明日出かけてみることにしました。

羅臼岳、雄阿寒岳、雌阿寒岳、西別岳、武佐岳、斜里岳を、天候を見ながら出来るだけ登りたいと思っています。

昨年は、羅臼岳の2箇所に大きな雪渓が残っているということで、アイゼンを持参していなかったため、羅臼岳は登山を断念しています。

今年の状況は確認していませんが、4本爪と6本爪アイゼンを車に積んでいますので、雪渓があっても対応出来る予定です。

8月31日の帰宅を予定していますが、場合によっては若干延びるかもしれません。


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冷蔵庫を買い換えることにしました。

2010年08月24日 12時10分13秒 | Weblog
先日、13年間我が家で活躍していた冷蔵庫の調子が、一時的におかしくなりました。

冷凍機能が殆ど働かなくなり、冷凍室に入れていた物が皆融けてしまいました。

当日中に冷凍機能は少し回復しましたが、何となく機能が弱っている感じでした。

そのため、メーカーのサポートセンターに電話して出張修理をお願いしました。

21日にサービスマンが来て点検をしましたが、放熱用のパイプ詰まりが原因と思われるとのことで、液体窒素を使用したパイプ洗浄や、重要部品の交換で、5万円程度の出費になるとのことでした。

冷蔵庫筐体の左右には、放熱用のパイプが埋め込まれており触ると暖かく感じますが、今回は暖かい部分と冷たい部分があり、明らかにパイプの詰まりが発生している証拠だとのことでした。

筐体は一体成形で分解が出来ないため、パイプの交換修理は無理で、パイプ洗浄という不確実な方法しかないそうです。

庫内の照明スイッチの操作で機能診断が出来るようになっていて、診断結果は良好とのことでした。

この良好な状態でも冷却不足が発生するのは、パイプ詰まりしかないとも話していました。

ただ、修理をしてもその後また長期間使用できる保証はないとのことで、この様な状況になった場合は、殆どのお宅では修理を諦めて新品を購入しているようだと話していました。

現在、同等製品の最安製品は、電気製品量販店では7万円台で販売されており、新品を購入したほうが有利と思われましたので、修理は行いませんでした。

今回、購入する製品は、、現在使用中の冷蔵庫(345L)より少し大きい400L前半とし、年間消費年力量の少ない省エネタイプを選ぶことにしました。

設置場所の関係で、幅が60cmの製品に限定されるので、展示されている製品の数はそれほど多くありませんでしたが、何とかその中から購入する製品を決めました。

最近の冷蔵庫は省エネなどの多機能化が進んだ結果、制御装置が複雑になり、昔の機種よりは故障しやすくなって、当たり外れが多くなったと店員も話していました。

そのため、初期不良対策として、5年間の長期保証に入りました。


(購入費用)
販売価格    129,800円
5年保証       6,490
配送料        2,625
リサイクル料    4,830
ポイント発生  ▲25,960
エコポイント  ▲14,000

合 計      103,785円


(電気代の削減について)
現在使用中の冷蔵庫の年間消費電力量が不明のため、同じメーカーの後継最新機種を参考に推定してみました。

              購入品     比較用最新機種  使用中の冷蔵庫
             NR-E434T     SJ-WA35S      SJ-W35A
内容積         427L         345L         345L
年間消費電力量   290KWh      460KWh        524KWh(推定)
定格消費電力
 電動機        125W        90W          99W
 電熱装置       161W       125W         146W

概算年間電気料  6,751円     10,741円      12,245円(推定)

使用中の冷蔵庫と比較用最新機種の電動機・電熱装置の定格消費電力の比を参考に、年間消費電力量を推定しました。(+14%)

実際には、13年間の差があるので、その間の技術的進歩で省エネ設計が進んでいると考えられるので、このモーターの定格消費電力の差14%よりも更に差は大きくなっていると思います。
 
単純計算ですが、購入冷蔵庫と現在使用中の冷蔵庫の年間電気料の差は5,494円(推定)となります。

今後10年間の電気料節約金額は約5万円となり、省エネ型冷蔵庫導入の効果は非常に高いことになります。

加えて、現在使用中の冷蔵庫は、パイプ詰まりの発生で、上記の14%よりもかなり非効率な運転をしていると思われるので、この計算以上の省エネ効果が期待できます。

結論的には、修理をせずに新製品を購入して正解だったと思います。今後は今までよりも容量が大きくなり、製氷装置など新たに追加された機能を便利に使用できそうです。

古い非効率な冷蔵庫を無理矢理使い続けるよりも、省エネタイプの最新冷蔵庫を購入すれば電気代がかなりやすくなるので、長期的に見ればそれほどの出費にならずにすみます。

その差額は、最新機種の便利な機能を使用することの対価と考えれば、納得することができます。もっとも、今回購入した内容積の小さい、比較的安価な冷蔵庫に限りますが。

tjmount現在使用中の冷凍冷蔵庫です。
購入後13年経過しています。
SHARP SJ-W35A (345L)
(参考)最新機種で460KWh/年

tjmount
今日注文した冷凍冷蔵庫です。
Panasonic NR-E434T-N(427L)
年間消費電力量 290KWh/年


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写真館に「夕張岳登山」を追加しました。

2010年08月23日 11時05分34秒 | Weblog
夕張岳登山の花の写真を、私のHPの写真館にアップしました。


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夕張岳に登りました。

2010年08月22日 22時19分12秒 | Weblog

大夕張コースで、夕張岳山頂を往復しました。

駐車場      07時14分
分岐上      08時45分 (1時間31分)
山頂着      11時12分 (2時間27分) (往路 3時間58分)
山頂発      11時25分 (0時間13分) (休憩     13分)
分岐上      13時36分 (2時間11分)
駐車場      14時47分 (1時間11分) (復路 3時間22分)

合計所要時間  7時間33分

(GPS記録)
総上昇量   1049m
総下降量   1109m

累積標高(+)トラック   1288m
累積標高(+)地形    1315m

TP積算距離    14.37km

次のキャンプ登山は道東地区を予定していますが、ここ数日は天候が悪そうなので、自宅で待機中です。

今日の空知地方の天候は「前夜は降雨があるが、日中は回復する。」予報になっていました。

そのため、この天気予報を信用して、札幌から日帰りで夕張岳を登ることにしました。

この山は危険な所が無く、雨中登山の経験もあるので、多少天候が悪くても登山を決行することにしました。

(林道)
今日は5時前に自宅を出発して、7時頃に登山口に到着しました。

林道の状態は、前夜の雨のために水溜まりが多数ありましたが、路面は意外と確りしていました。

ただ、林道が深い沢の縁を通っているので、沢側の斜面が崩れている所では、林道路面も少し崩れているところが数カ所ありました。

その内一箇所だけは、林道の崩れている部分が大きく、車は誘導テープに従って、山側をギリギリ通過するような状態でした。

この場所は、いずれ何らかの対策工事が必要になりそうです。

(夕張岳)
私が準備中に車が4台到着して、男性10名のグループが準備を始めました。

私が先に出発しましたが、登山記録を見ると、既に6名程度が出発していました。

往路の1回目の休憩中に、この男性グループが直近まで迫ってきましたが、追い抜かれる前に出発しました。

このグループと再会したのは、復路で夕張岳本体の登りの始まる辺りでした。やはり、途中でペースが落ちたようです。

天候は予報どおり回復して、登山中は曇りで、復路では時々晴れて日射もありました。

登山道は良く整備されていて、危険な場所はありませんでした。

木道も、表面は乾いていて、滑るようなことはありませんでした。固定用ボルトの穴はまだ水が溜まっていました。

風は山頂部分で少し強い程度で、それ以外では微風でした。

私が山頂に到着したときは、名古屋から来た男性1名が食事中でした。この男性は健脚で、往路では私よりもかなり速い速度で歩いていて、私を簡単に追い抜いていきました。

身体を冷やしたくなかったので、山頂では写真撮影だけをして直ぐに下の神社まで下りました。

そこでも、足を冷やしたく無かったので、簡単な食事と写真撮影をしただけで、直ぐに下山を開始しました。

総上昇量が1300m弱あり、歩行距離も14km程度になりますので、中級クラスの山とはいえ、かなり登りごたえのある山です。

(ヒグマ)
先の10名の男性グループは、林道の舗装部分で、子熊が林道を横断しているのを目撃したと話していました。

登山道では、冷水コースの入口に熊情報が表示されていました。(詳しい内容は、写真を参照願います。)

ここでも、ヒグマが人慣れしていて、人間が鈴を鳴らしたり、大声を上げても全く動じない状況が報告されています。

同じような例を、昨年、大雪山系高原温泉のヒグマ情報センターでも聞いています。

人間側が熊の捕獲・駆除を止めたため、熊側の人間に追い回された記憶が薄れてきて、人間に対する警戒心が薄れてきたのが原因と思われますが、今後どうなっていくのか心配です。熊による人身事故が起きなければ良いのですが。

取りあえず出来る対策としては、鈴を鳴らしたり、熊よけスプレーを携行することです。

夕張岳の花の写真は、別途写真館にアップします。

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GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用

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GPS軌跡



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夕張岳山頂です。
少し風があり、遠方視程はやや不良でした。


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山頂から直下の神社を見る。



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神社側から山頂を見る。



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木道です。
上部の方は、木道が延々と続いています。


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冷水の沢です。
水量は多くありませんでした。


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分岐下(冷水、馬の背コース)です。
冷水側に、熊情報のカンバンがありました。


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熊情報カンバンの下半分の内容です。




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昆布岳に登りました。 (8月18日)

2010年08月21日 10時39分16秒 | Weblog
豊浦コースで、昆布岳山頂を往復しました。

駐車場      06時20分
林道交点     07時12分 (0時間52分)
8合目       08時22分 (1時間10分)
山頂着      09時03分 (0時間41分) (往路 2時間43分)
山頂発      09時43分 (0時間40分) (休憩     40分)
8合目       10時18分 (0時間35分)
林道交点     11時13分 (0時間55分)
駐車場      11時57分 (0時間44分) (復路 2時間14分)

合計所要時間  5時間37分

(GPS記録)
総上昇量   774m
総下降量   803m

累積標高(+)トラック   901m
累積標高(+)地形    899m

TP積算距離    11.76km

(8月18日 昆布岳)

昆布岳には、2002年9月3日と2007年9月14日に登っていますので、これが3回目の登山になります。

この2件の写真を見ると、両日とも遠方視程は不良で、天候的には今回が一番良い状態でした。

昆布岳の登山口には簡易トイレも設置されています。

あまり人気のある山では無いようで、登山記録簿で確認すると、2~3日に一人登っている程度でした。

登山記録簿に2日前に登った人の記録があり、備考欄に「よい山でした・・・・」との表示があったので、登山道に問題の無いことが確認できて安心しました。豪雨のあった後でしたので、少し心配していました。

距離は長いですが、8合目の昆布岳本体の登りまでは、緩やかな起伏のアプローチ道が続き、登山と云える傾斜になるのは8合目以降です。

9合目から山頂までの距離が長く感じられました。合目表示が距離的にほぼ等間隔になっているため、本格的な登りのある9合目以降が長く感じられるのかもしれません。

この山は独立峰で、山頂には視程を妨げるものがないので、山頂からは360度のパノラマを楽しむことができます。

羊蹄山の山頂はこの山より約800mも高いですが、大きな火口があるために下界を見渡せる範囲は、全体の半分以下です。

今回は雲が無かったため、360度のパノラマを心ゆくまで楽しんできましたが、気温が上がっているために少し靄っていたのが残念でした。

空気の澄んでいるときは、本当に絶景でしょうね。

登山道は良く整備されており、危険な場所はありません。

夏草が登山道に被っている区間が複数箇所ありますが、背の低い草が多いので問題はありませんでした。

ただ、夏草が石ころ等を隠していることがあったので、草の被っているところは注意して歩くことが必要です。

復路では、気温が上がってきたため、日光の直射する部分では非常に暑く感じました。

12時頃に登山の記帳をする所に戻りましたが、私より少し若いと思われる夫婦連れが記帳中でした。

話を聞くと、何とこれから昆布岳に登るとのことでした。両名とも私よりは軽装備でした。

私は気温の低い早朝に出発していますので、2時間43分で登頂していますが、山頂でゆっくり展望を楽しんだこともあり、往復では約6時間弱の所要時間になっています。

ガイドブックの標準所要時間は、登り3時間、下り2時間で、この所用時間には休憩時間は含まれていません。

この気温の上がった正午から登山を開始すれば、所要時間が延びるのは確実で、下山は順調にいっても午後6時を過ぎることになります。

ヘッドランプは携行していないとのことでしたので、山の日没は平地よりも2時間は早いことを話し、無理をしないようアドバイスをして別れました。

この夫婦は、「行けるところまで行って戻る。」と云って出発していきましたが、事前調査の不足は明らかで、私から見れば無謀登山の範疇に入ると思われます。

登山計画段階では、故障や怪我が発生した場合に備えて、余裕時間を確保しておく必要があります。

具体的には、下山時刻を午後2時から遅くても3時頃に設定して、逆算して出発時刻を決めます。

そうすると、何かあった場合には、日没までの数時間をその対策に当てることができます。

この数時間の余裕が、心にも余裕を持たせることになり、時間が無いために焦って更に事態を悪化させることを防ぐことにもなります。

今日の登山では、水を1.5リットル(羊蹄山並み)と、携帯電話が通じない可能性があるのでトランシーバーを携行して安全を期しました。

熊よけ鈴、熊よけスプレー、地図、GPS装置、ヘッドランプ、ビバーク用品、応急手当医薬品キットは常に携行しています。

入浴せずに帰路につき、札幌の自宅に午後3時前に戻りました。

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GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用

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GPS軌跡



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昆布岳山頂です。



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登山道(8合目付近)から見た昆布岳です。



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山頂にて。 360度の展望があります。
羊蹄山です。


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ニセコアンヌプリとイワオヌプリです。



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洞爺湖です。
残年ながら、気温が上がったため少し靄っています。
空気が澄んでいたら、本当に絶景でしょうね。

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登山口(林道)を出発して少し行くと、右側に登山道が
分岐しています。(林道側に標識はありません)
この登山道の中を覗くと、昆布岳の標識があります。

tjmount
上の写真の林道分岐点から登山道を見た状態です。
林道分岐点以外からは、この標識は見えませんので、
見落とさないように注意が必要です。

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チセヌプリに登りました。 (8月17日) (NO.2)

2010年08月21日 08時36分37秒 | Weblog
北口コースで、チセヌプリ山頂を往復しました。

駐車場      10時58分
山頂着      11時59分 (1時間01分)
山頂発      12時06分 (0時間07分)
駐車場      13時02分 (0時間56分)

合計所要時間  2時間04分

(GPS記録)
総上昇量   241m
総下降量   251m

累積標高(+)トラック   310m
累積標高(+)地形    311m

TP積算距離    2.12km

(8月17日 チセヌプリ)
この山も、距離・上昇量からみると手頃な山に見受けられますが、登山道は大きな石の連続した非常に歩きづらい状態です。

普通の登山道を歩くよりは、2~3倍疲れますし、気も遣います。

それでも何回も登っていると、この大きな石の連続した登山道も、楽しみながら登れるようになります。

山頂では、シャクナゲ岳の復路で出会った女性2名にまたお会いしました。

長沼側からの登山道も一度歩いたことがありますが、登山道の状態は北口側と同じようなレベルです。

下山後は京極温泉で汗を流したあと、京極道の駅で車中泊をしました。

天気予報を確認したら、まだ数日は好天が続くようでしたが、連日の登山で足が大分疲れてきたので、翌日は昆布岳を登ってから、その足で帰宅することにしました。

念のため、日本道路交通情報センターに電話して、登山口までの道道が開通していることを確認しました。

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GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用

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GPS軌跡



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チセヌプリ山頂です。



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同上



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山頂周辺です。



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山頂にて(手前から)
イワオヌプリ、ニセコアンヌプリ、羊蹄山です。


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同上
上の拡大写真です。


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山頂にて
山頂周辺には、小さな沼があります。
1/25000地形図にも載っています。

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登山道にて




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シャクナゲ岳に登りました。 (8月17日) (NO.1)

2010年08月20日 22時51分04秒 | Weblog
長沼コースでシャクナゲ岳の山頂を往復しました。

駐車場      06時19分
長沼        06時40分 (0時間21分)
チセヌプリ分岐 07時20分 (0時間40分)
白樺山分岐   07時49分 (0時間29分)
山頂着      08時10分 (0時間21分) (往路 1時間51分)
山頂発      08時20分 (0時間10分) (休憩     10分)
神仙沼      10時12分 (1時間52分)
駐車場      10時25分 (0時間13分) (復路 2時間05分)

合計所要時間  4時間06分

(GPS記録)
総上昇量   281m
総下降量   310m

累積標高(+)トラック   445m
累積標高(+)地形    428m

TP積算距離    7.74km

(8月17日 シャクナゲ岳)
シャクナゲ岳の登山道は、長沼に沿って歩く部分が良くありませんが、それ以外は普通の登山道です。

シャクナゲ岳登山口までは笹狩りもされていて、多少の泥濘を除けば特に問題になる所はありませんでした。

しかし、シャクナゲ岳本体の短い登山道は、笹狩りがされていませんでした。

酷い笹被り状態で、身長よりも高い笹を手で分けて、登山道を確認しながら登りますが、大きな石が現れる付近で解消されます。

登山道入口から山頂までは、距離にして約200m、高度差は約80m程度ですが、大きな石の連続した登山道ですので歩きごたえがあります。

本体の登山道からシャクナゲ沼が見えます。今回は水量も多くて、大変綺麗でした。

この沼は直ぐ近くにありますが、シャクナゲ岳本体の登山道に負けない大きな石の連続した大変歩きづらい道のため、今回は訪れるのを止めました。

復路で、チセヌプリに向かう女性二人連れと出会いました。

神仙沼に立ち寄ってから、駐車場に戻り、軽い食事をしてからチセヌプリの駐車場に向かいました。

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GPS軌跡
カシミール3D使用
山旅クラブの地図使用

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GPS軌跡



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シャクナゲ岳山頂です。



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山頂から(手前から)
チセヌプリ、ニセコアンヌプリ、羊蹄山


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長沼です。
水量は多目でした。


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シャクナゲ岳の登山道から見たシャクナゲ沼です。
水が少し溢れていました。


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本体の登山道です。
これと同等かより大きい岩の連続した登山道です。


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登山道にて



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同上




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