アウトドア(登山・写真)・日記

北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

6本爪アイゼンのベルトを交換しました。

2012年01月11日 15時01分35秒 | Weblog
6本爪アイゼンのベルトの傷みが目立ってきたので、今日新品のベルトにとりかえました。

傷む場所は、後ろ側の左右にある、ベルト位置を数cm高く保持するための金具部分です。

ベルトは、秀岳荘で切り売りされているものを購入して、予備品を数セット製作しています。

ベルトの折り返し処理用のハトメも秀岳荘で別売りされています。ハトメは一般用のものです。

この6本爪アイゼンは、カジタックス製ですが、残念ながら(株)カジタックスは一昨年廃業してしまいました。

-----------------------------------------------------------
: (株)カジタックス廃業のお知らせ

: 表記の件、平成22年5月末日をもって廃業いたします。

: 1961年に創業し49年間頑張ってきましたが、
: 創業者「梶田民雄」は73歳もの高齢となり後継者も居ない等で、
:  この厳しい用具の製造に責任がもてなくなり廃業を決意いたしました。
-----------------------------------------------------------

このカジタックスの商標は、モンベルが引き継いだようです。

モンベルHPのアイゼン部門には、次のような記述があります。

------------------------------------------------------
: カジタックス・ブランドをこのたびモンベルが継承することとなりました。
: 2011年冬、カジタックスとモンベルの融合から新たな展開が始まります。

: 「モンベル・カジタックス」誕生
------------------------------------------------------

モンベルから販売されているこのブランドのアイゼンは、従来のカジタックス製の製品とは形状が違うものです。

優秀な日本のブランドがひとつ消えてしまいました。非常に残念でなりません。

最近のスノーシューやアイゼンでは、装着を容易にするために、ラチェット式なども販売されています。

私は心配性なのでしょうが、ラチェット式は山中で壊れた場合のことを考えると、なかなか購入に踏み切れません。

以前登山中にアルミ製の簡易カンジキ(アルミワカン)の中央にあるベルトが切れたことがあります。(2本の内1本)

この時は、締め具ではなくて、体重を支えるベルト部分でしたが、それ以降は道具類は故障することがあり得ることを前提に、予備品を持つなどの対策をしています。

tjmount
痛んだベルト部分です。
ボサボサでしたので、ラーターで溶かして綺麗にしていま
す。

tjmount
同上



tjmount
同上
傷むのは、後ろ側の左右にある、ベルトを保持する金具
部分です。

tjmount
ベルトの端の処理部です。
折り返して、ハトメで止めています。
このベルト、ハトメは別売りされています。

tjmount
ベルト一本は、約114cm(折り返し部を含む)で、
ハトメで1箇所とめているだけです。
金具類は、継続使用できます。

tjmount
6本爪アイゼンに新しいベルトを装着した状態です。



tjmount
同上



tjmount
登山靴に装着した様子です。



tjmount
同上



 私のホームページへ


人気ブログランキングへ</A> <br>
<!--
<rdf:RDF xmlns:rdf= -->
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三角山・奥三角山に登りました。 | トップ | 歩くスキーに行ってきました。 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事