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memories on the sea 海の記録

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ダイナマイト漁の禁止は容易でない  インドネシア

2012-04-17 10:31:35 | 亜細亜海道
東カリマンタンのBontang環境当局はダイナマイト操業が沿岸のサンゴ礁に大きな被害を及ぼすことを認めているがこの停止のためにできることが少ないという(4月2日JakaraGlobe)

Bontang環境局長のBaharuddinはこの地域のサンゴ礁6,000ヘクタールのうち4,200ヘクタールがダイナマイト操業により破壊されていると語った。「漁師らは1990年代以降この方法を利用、依然それが行われている」という。「サンゴ礁を破壊するだけではなく今後数年にわたり繁栄すべき海洋生物を阻止している。サンゴ礁の破壊により、他の数百種の海洋生物の生息場所を破壊しているためである」

Baharuddin氏の声明文は赤道環境フォーラムに対して環境部ループが懸念を表明してから1週間後に示されたものでBontang沖合のサンゴ礁の7割は工業や地元での投棄と地元漁師による爆発物の使用でひどく痛めつけられている。また建設材料目的での採掘もそれには含まれると。フォーラムの議長のLaode Udin はガスや採掘のブームがBontangに起こっていて、漁業者が漁獲増加のためにダイナマイトを用いている、こうした違法行為は当局を無視していると。

Baharuddin氏はダイナマイト操業の取り締まりでできることは少ない、この地区の漁h氏のほとんどがそれを行っているため取り締まりが難しいという。「二人の漁民が最近逮捕されたが、それでも彼らはやめようとしない」という。別の問題として爆薬を作るのに必要な化学品がこの街では簡単に手に入ることだという。「彼らの行いにより環境に与える損害についての認識は非常に少ない」とBaharuddinはいう。「我々はダイナマイトの使用に対しキャンペーンを持続し、環境が維持できる方法による操業を訴えている」と。

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