memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

人身売買を行う村     バングラデシュ (4)

2015-07-24 19:42:53 | 亜細亜海道

何時ごろビジネスが掠奪に変化したかを見極めることは難しい。しかしここから65km北のUkhiaで薬局を営むAbdul Hamidは,昨年夏の蒸し暑い夜の事を思い出した。彼が店を閉めようとしていたとき恐怖におびえた男が駆け込んできて腕で彼の足にすがりついたという。

Hamid はその仕事の変動を感じていた。彼は異常なほどの量の睡眠薬と外科用テープを販売していた。そして今、足元にうずくまる男を見下ろした。彼の背中と肩は傷ついていた。男は密輸業者が彼をボートに乗せようとしたので逃げ出したという。どのくらいの地元民がかどわかされたのか彼は数を数えた。

「この構図を知ろうとするとまったく驚愕する」とHamid。彼は人心売買を止めさせようと活動した。「これは人を動物のように売り買いする行為だ」と。活動家らはアンダマン海、体制部やミヤンマーの人身売買を監視した。その数が増加したのは2013年末であった。かつては1隻か2隻の大型ボートが脱出の航海をした。それが今や一度に25隻ものボートが船出するとArakan プロジェクトの役員Chris Lewaはいう。

国連高等民事務所はことしの最初の3ヶ月間で25,000人がベンガル湾からだss靴したというこれは2013年や2014年の2倍に相当する。マレーシアに向かうボートに乗る人は国を持たないロヒンギャだけではない。普通のバングラデシュ人もいる。彼らは無一文から金持ちになったマレーシアからの話を耳にしている。ことし早くには難民の4割から6割までがバングラデシュ人であると国連安眠事務所はいう。(以下省略)

写真:難民キャンプのロヒンギャ族の女性


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