memories on the sea 海の記録

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座礁したRENAからの燃油の抜き取り  NZ

2011-10-29 00:04:01 | 海事
サルベージ会社はMSCが傭船したコンテナ船RENAからの燃油の抜き取りは半分完了したと(10月27日SNT)

合計645トンの燃油がタンカーAwanuiaに移送されたとNZのBay of Plenty地区委員会が確認した。Renaが座礁した10月5日の段階では船にはおよそ1700トンの燃油があり、うち350トン相当が海に流れ出した。NZ海事サルベージユニットのマネジャーBruce Andersonは油抜き取りが半分まできたことに勇気つけられる、しかし残り半分の作業には深刻な挑戦も含まれると。

「サルベージによるポンプシステムは順調に稼働、搬送率も上がっていることは素晴らしい」と。「しかし残りの分は4つのタンクに残っていて、そのうちの一つは水中に没している」サルベージ作業では機関室の下の3つのタンクからの移送システムを組んでいる。それら全体で250トンの燃油はタグボートGo Canopusに移送される。「タグへの直接移送でスピードアップが図れる」

現場指揮にあたる Rob Service は不測の事態に備えての準備もしている「10月22,23日には残油の5~10トンが流れだしTuhua/Mayor島や Coromandel 半島に漂着した。野生生物安定化のための現場がTuhua/Mayor 島に設置され現場調査を開始した。

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