memories on the sea 海の記録

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マダラが北方水域で多く分布   ノルウエー

2011-10-29 00:02:08 | 水産・海洋
今年のバレンツ海北部のようなマダラの大きな資源は今までに見たことがないものだ。研究者のBjarte Bogstad と Harald Gjøsæterはロシアとの共同での包括的な海洋調査をちょうど終えたばかりである(10月5日BrentsObserver)

調査船 “Johan Hjort” は今年のノルウエー・ロシア共同生態調査航海を終えて今週Kirkenes港に帰港した。海洋研究所が運航するノルウエー船とロシアPinro運航の調査船 “Vilnius” はバレンツ海の南北、東西を精査した。研究者らは北緯82度まで北西大西洋マダラが漁獲されたことに驚いている。

我々はSvalbard島の東部を調査したが、北方よりもさらに多いマダラを発見したと調査のリーダーHarald Gjøsæterが BarentsObserverに語った。

<40 年間の協力>
ノルウエーとロシアの海洋研究者らは共同調査を70年代からバレンツ海でおこなっている。今年の秋の北東大西洋マダラは今までになく広く分布している。これまでとは異なり研究者らは北東バレンツ海のNovaya Zemlya近くでも多くおマダラを発見した。

<地球温暖化>
北方のマダラは記録的な多さの北方バレンツ海のシシャモに関連、海水温も高い。今年の秋の海水温は昨年のそれよりも低い、しかし依然過去40年間よりも高温であるとリーダーの一人Gjøsæterはいう。Svalbardの南東沖合いの海水温は通常水深50~200mではマイナス0.5℃である。過去40年間は平均マイナス0.7℃であった。この昇温がマダラにとって快適なのであろうとGjøsæter。

<シシャモ資源も多い>
Johan Hjortに乗船した研究者らはシシャモについてもその広がるを確認している。It 従来であればSvalvardとFranz Josefの間には今年の秋のようなことは見られなかった。ロシア海洋調査船“Vilnius”はバレンツ海東部からFraz Josefの北東にかけての海を精査した。                  

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