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memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

なぜ漁師はバナナの迷信を信じるのか?

2014-06-20 00:00:16 | 水産・海洋

ステイビー・ワンダーはかつて迷信とは”理解していないことを信じたとき”と歌った。それはたぶん正しいだろう(6月5日howstuffworks)

亀裂を踏み、母の背中を破る。鏡を壊し、7年間は不運だった。みんなこのリズムを聞いたことがある。しかし誰がこれらの意味を知っているか?もっと大事なのはそれらがどこから来たか?である。2000年にギャロップ調査にたいして米国人は”非常に”あるいは"幾分は”信じると応えている。迷信は我々の心により制御したいときあるいは何かを確実にしたいときに生まれる。我々は物事が悪い方向に行くのかそれとも良くなるのかの説明を得たいのだ。

理由が何であるかを問わず我々は一見無害なものの属性の成否を早く知りたいのだ。ウサギの脚やペニー硬貨のように。心理学者らは、我々がこうしたことを行うときには プラシボ(偽薬)効果があるという。プラス思考が増進される。反対に、なにか幸運を失うとマイナス思考になる。
我々は漁師や船乗りほど迷信を信じる人々をしらない。彼らが今も信じているのは数世紀も前の迷信だ。顕著な例としては:

・金曜日に出船をするな・船の上で口笛や歌うな、嵐がやってくる・船員はイヤリングや刺青をすれば溺れない・女性を船に乗せれば、海が嫉妬し不運になる・ネズミが船から逃げれば事故の前兆(然しこの場合は迷信ではなく、沈む船から逃げることができる)

カニ漁の漁師は特に迷信が強い。これは彼らの仕事が本質的に危険だからであろう。カニ漁船は世界でもっとも危険な仕事である。あるいは、この仕事が長く続いているために迷信神経症が何世代も繰り返されたためかもしれない。
我々が確実に知っていることは、バナナやスーツケースをカニ漁船に積み込めば岸壁で自分自身にさよならを言うことになる。

写真:この船Miss Jessieはバナナやスーツケースの持込を許すだろうか?


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