memories on the sea 海の記録

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プラスチックストロー禁止では海を救えない

2018-06-13 16:01:39 | 水産・海洋

ニューヨークのトップカクテルバーは危機に直面している。ファッショナブルな世界的な抗議運動は、ナイトライフの開催地で、紙のようなより持続可能な選択肢でプラスチック製のストローを置き換えることで、海洋のプラスチック廃棄物を削減するという理屈に基づいている。(6月12日Wshington`Post)

それはすべて善良に聞こえる - しかし実際には、事態を悪化させる可能性が高い。 ストローは世界のプラスチック製品の些細な部分を占めており、それらを排除するキャンペーンは効果がないだけでなく、はるかに有用な努力をそらす可能性がある。

反ストロー運動は2015年に始まった。鼻の中にストローががついたウミガメのビデオが引き金になった後のこと。。 キャンペーンはまもなく続き、活動家はしばしば海洋プラスチック問題の研究に引用している海洋性プラスチックゴミの浮遊しているフランスと同じサイズの渦巻きであるいわゆる太平洋ごみパッチに対するメディアの関心が高まっているだけに、懸念が高まった。

しかし、この善意のキャンペーンでは、ストローやコーヒー攪拌などの使い捨てプラスチックは海洋汚染と関係が深いと想定している。 その前提は、非常に疑わしいデータに基づいている。活動家やニュースメディアは、アメリカ人が1日に5億本のプラスチックストローを使用していると主張している。 しかし、この数字の出典は、9歳の女子が行った調査であることが判明した。様に、2人のオーストラリアの科学者は、世界の海岸線には83億本のプラスチックストローが散在していると推定している。しかし、すべてのストローが突然海に流されたとしても、年間に海洋に入る推定800万トンのプラスチックの約0.3%を占めることになる。

言い換えれば、次のカクテルでプラスチックストローをスキップすることは慎重に感じるかもしれないが、ゴミのパッチに凹みはない。だからどうなるだろう?

海洋プラスチックを減らす技術を開発しているグループ、Ocean Cleanupに所属する科学者による最近の調査は、一つの答えを提供しyている。 グループは、表面標本と空中からの調査を利用して、ゴミの重量の少なくとも46%が単一の製品、すなわち漁網から得られると判断した。 他にの釣漁具は残りの部分を占めている。

このジャンクの影響は汚染をはるかに超えている。ゴーストギア(投棄漁具)は、時には呼ばれているように、放棄されてからずっと魚を捕捉し、海洋の生息地に大きな損害を与える。 2013年、バージニア海洋科学研究所は、紛失したり放棄されたカニ籠に毎年125万匹のカニが入ると推定している。(以下省略)


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