memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

サケが頼り   カナダ

2010-05-19 09:35:54 | 水産・海洋
太平洋側の人々はひとつの食物資源-サケ-によってたって、それは彼らの歴史をつなぐ文化的肖像でもある(5月4日bclocalnews.com)

科学的な研究によればサケは健康的で、美味で、多くの栄養素をふくんでいる。しかしながら、多くの天然サケ重にあっては東海岸のマダラと同じような問題を抱えている。答えはよりよい方法で問題の魚種を養殖することである。B.C. 州の養殖ものと天然物のサケについては1980年代初頭から論争が続いてきた。

海の中に網を張った養殖物の場合天然資源を阻害することは明らかである。その危険性とは養殖魚の網からの逃避であり、主にアトランテイック・サーモンがそうで太平洋産の5種の天然サケと競合し、サケのいる養殖施設からの汚染とサケに規制するシラミの侵入がサケの生残に影響を与える。よって、この養殖法は意味が無い。

今われわれがなすべき管理とは将来の食料のために天然資源に関しての保護を行うことである。しかし、サケに対する脅威はさまざまなものがあり、乱獲、居住空間の逸失、気象の変動、など、それらのすべてを我々はいまだ把握しているわけではない。

サケを食べ続けることがサケ養殖を持続させる。サケ養殖によって天然ものと養殖ものとの相互作用をなくし養殖魚の悪影響をなくしてゆくしかない。サケ養殖の技術は依然新しいもので不明部分が多い。そこには挑戦があるのみ。ひとつの肝心な点はサケは肉食魚であるということで、ほかの海産魚を必要とするのである。

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