memories on the sea 海の記録

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ボート難民の惨劇 イタリアLampedusa島

2013-10-08 08:09:31 | 海事
依然およそ200人がゆくえ不明のままだ。ダイバーは木曜日に沈んだボートの捜索を継続している(10月6日BBC)

日曜日には83人の遺体が発見され、死者の数は194人となった。依然200人がゆくえ不明であり、155人は救助されている。 当局は救助の実行が遅かったのではという主張を否定している。またフランスはイタリアへの不法移民流入に対処するための緊急会議を呼びかけた。毎年、何万人もが北アフリカからシシリーなどそのほかのイタリアの島を目指し危険な挑戦をする。だから」事故はつきものであるが、今回の事故は最悪であった。

ダイバーは悪天候に阻まれたため48時間後の日曜日朝に捜索を再開した。多くの遺体は島からおよそ1km先の沈船の中にあると見られている。生存者らは右派政党により2002年に出来た移民法による”違法移民”としての尋問を受けている。有罪となれば罰金は5000ユーロである。イタリアは移民法を改定するという。議会メンバーの中には移民法の条件が緊急事態にある支援が必要な移民を落胆させているという。

事故現場に最初に到着した漁民のVito Fiorinoは沿岸警備隊は事故の様子の撮影のために救助の時間を無駄にしたという。「彼らはわれわれがすでに救助した人々の乗船を法律で禁じられているという理由で拒否した」とANSA通信に話している。しかし、沿岸警備隊は救助活動でいかなる遅延もないと主張している。 「無線で緊急要請を受けたのが07:00で07:20には現場に到着していたと声明を発表している。法務当局は遅延したという証拠はない。

また2人の生存者がボートが救助してくれたが、それに時間を要したとBBCに語った。 「長時間泳ぎつづけ、たぶん3時間くらいたったところで救助が現れた。救助艇、小船、あらゆるボートが我々を助けにきた。彼らが割れわっを水から引き揚げた」とエリトリア出身のブのFutsum Mesfa, 20歳はいう。自分は従兄弟を失った、また多くの友人も」という。.

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