世界で最も求められている媚薬としてのこの稀有な器官、Totoaba魚の浮袋が中国の汕頭で売られている。 この稀有な魚の浮袋が絶滅危惧種のコガシラネズミイルカvaquitaの絶滅をも招いているという新たな報告がある(9月29日 independent.uk )
vaquita の数はトトアバ魚目的の刺し網で混獲されている。トトアバtotoabahaは"金になる浮袋”や”海中のコカイン”とも呼ばれ、驚愕の高値でアジア市場で取引されている。最近値下がりしたとはいうものの中国の闇市場ではこの一つが$50,000 にもなる。このふたつの魚種はメキシコのコルテス海の北端にしか生息せず、いずれも危険な絶滅状態にあり、天然のvaquitaは60頭しかいないとされている。
トトアバの浮袋には循環器系や皮膚の病気治療に効果があるとされ、また一部では媚薬の効果があるという。環境調査機関(EIA)は中国での 浮袋取引について新たに警告、環境保護主義者等は繰り返し禁止を呼び掛けてきた。
EIAの海洋キャンペーン担当の Clare Perryは中国政府は絶滅危惧種の vaquita の重要な役割を認識すべきという。
中国の商人EIAの調査者に対してトトアバの浮袋を見せた。「違法行為であるにもかかわらず中国本土ではトトアバの取引が公然と行われている。汕頭の市場で見ることができ、中国政府は何もしていない」と彼はThe Independent紙に語った。(以下省略)
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