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ノルデイック諸国はサケやマスなどの魚を偏愛することで有名である。フィンランドがロシアの白身魚nelmaを輸入物のノルウエーのサケの代用として検討している(9月29日Sputnik)
nelmaは北極海に接続する河川土着の魚でロシアの極北のKola 半島からChukotkaまで分布する,回遊性のサケ科の捕食魚であり、養殖に適することが知られているとフィンラド国家資源研究所はいう。
最初のnelmaの産卵はロシアから導入検疫を受けたものが6年前にLaukaa 漁業に入ったもの。「nelma は素晴らしい」とLukeのPetri Heinimaa がフィンランド国営放送Yleに語っている。「大きくて、味が良く、病害に強い」と彼はいう。自然状態では nelmasはsheefishやinconnuと呼ばれ、体長は1.5 m、体重20 kg (44 pounds)にもなる。
唯一の欠点は成長が遅く、成熟に時間がかかることである。しかし忍耐することで、nelmaは塩にして美味である。さらに温燻、冷燻でも旨いのでグルメレストランのメニューにも加えられる。nelmaの絶妙な味は仮に高値であっても受け入れられるだろうと(中略)
現在はフィンランドの法律はnelmaを自然河川での養殖は許していない。許可はいずれおりるだろう。そのためにはこの種がほかの魚に影響しないことを訴える必要がある。「ロシアでは天然のnelmaは減少している市、幾分絶滅に近い」とLukeのRisto Kannel が Yleに語った。「ロシア人はこの好まれる魚を養殖しようとしている、フィンランドもそうしたい」国立資源研究所はこの稚魚を各養魚場に供給することを考えている。フィンランドには200の養魚場がある。
1960年代にノルウエーはサケ養殖のパイオニアであったがこれがスコットランド、アイルランド、アイスランド、ファロー諸島、カナダ、米国、ロシア、デンマークに急速に広まった。現在ノルウエーは欧州最大の養殖サケの供給者であり、2016年上半期の輸出金額は426億ノルウエークローネ($5.2 billion)となっている。
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