memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

4魚種は食べられすぎている、では何を食べればよいか (2)

2016-02-11 00:08:03 | 

20世紀後半の技術の発展により漁獲能力は格段に増強されたとGreenbergはいう。漁獲量は第2次世界大戦のころの2,000万トンから現在の8,000万トンへと急増した。

これを視覚化すると、これは中国人の体重と同じ重量であるとGreenbergはいう。 そしていま、養殖業(魚類やそのほかの水産物を管理された環境で育成する)は近年爆発的にすすんでいる。「養殖はこの惑星で最速の食の生産システムで、年間7%増加している」とGreenberg はいう。

Greenberg は彼のTED Talk の中でなぜ漁業やエビ、マグロ、サケ、マダラの養殖が環境を持続できないのか、またそこに働く人びとにとってもそうなのかについて述べている。彼は奴隷のような労働、混獲、マングローブ林の消滅、漁獲のために使用する大量のエネルギーなどの問題を挙げている。最後に彼はこれ卵変わる代替え案について彼のTED Talkの中で語っている。


世界の漁獲の3割は報告されていない

2016-02-11 00:07:12 | 水産・海洋

世界の漁獲の3割は報告されていない

VANCOUVER, British Columbia発:カナダからの新たな報告によると世界の漁獲の3割は報告がなされていないという(1月19日UPI)

商業魚種の資源管理において無知は良いことでない。「世界は共同の魚資源口座から撤退、何が消え何が残っているのかも知らずにいる」とこの報告書の主著者でありブリテッシュコロンビア大学海洋生物学教授のDaniel Paulyはいう。「どのくらい漁獲がおこなわれているかを知ることで将来に十分魚を維持できるかどうかが決まる」と。

Paulyとその仲間らはこの惑星では毎年1.09億トンの7魚が執られていると推定。7,700万とが公式に報告されているが残りは報告されてはいないと。研究者らは数十以上の国々によるアーチザンや、自給自足のためや違法操業によるものの老関的誤りが不一致の原因であるという。また少なくとも世界漁獲の9%以上は投棄されているという。

世界魚類資源のの健全性を理解することは漁業管理者や保護主義者らにとっては不可欠であり、彼らは正確な情報に基づいて管理や保護を行うことができる。資源数や量、場所による規制などがある。「この画期的な調査は公式データで得られた数値よりも多い魚を得ていることを確認した」とPEW慈善信託団体のJoshua S. Reichertはいう。「公式報告から漏れているこうした漁業をもはや許容することはできない」と。この報告はthe journal Nature Communicationsで発表された。