完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

いい方に向いている気がする。     ~「西郷どん」の方向性~

2018年02月12日 | テレビ


私は初老男である。





平昌オリンピックが始まっている。







言いたいことはたくさんあるのだが・・・・。






また別の機会に。










さて、久しぶりに大河ドラマを最初から見ている。








           「西郷どん」





                     である。






以前にもどこかでUpしたことがあると思うのだが・・・・。










大河ドラマにおいて女性の脚本はあまりよい出来にならない。








大河ドラマに求められるものは、どうしても「大河らしいドラマ」である。










多分、大河ドラマファンは私のような中年以上で時代劇・歴史物好きな人が中心だろう。











そうした中において、歴史的史実をいかに咀嚼し「ドラマ」に仕立てるかがポイントとなる。











私の感覚で言うと女性は男の様に「細かすぎるところ」に執着しない。











物語の中において、男は特にドラマとしての「流れ」よりその「細かすぎるところ」に拘ってしまう傾向が強い。








大河ドラマだと尚更だ。








特に「大河ドラマの『維新物』」において「細かいこと」は結構重要だからね。










ってイカンイカン、やっぱり私もこだわっている。









そうした中で今回の「西郷どん」は原作女性・脚本女性である意味オールWoman体制の良い面が出ている気がする。









男にとっての史実は「変えようのないこと」と捉えそれを理路整然と理解しようとする。









そうした場合、どちらかと言えば大雑把な形で進んでいく「戦国時代」の方が面白く感じやすい。








物語も当然作りやすい。











過去の大河ドラマで女性を主人公にすると、どうしてもその「史実」を脇として主人公の「意思」をさらに言えば「恋愛観・感情の起伏」を中心に話を進めることになる。










そのことが史実と主人公の意識のバランスをよほどうまく組み合わせないと「独りよがり」のドラマになってしまう。













もちろん原作・脚本だけがドラマの出来を決めるわけではない。










ほかに主演・助演・スタッフワーク・果ては方言指導等々がそのドラマの評価を左右する。











今回のドラマは特に実にあっけらかんと史実を無視している部分が多い。










それがとても良い方向に向いている。











今回までで一番の見どころは・・・・・。








やはり「島津斉彬」であろう。







演じているのは「世界の渡辺謙」である。









彼の出演シーンはその部分だけ「映画」のようだ。








出演者で若干バランスが良くないところがある(黒木華・瑛太あたり)が、まず、これだけおおらかにドラマが進んでいけばしばらくぶりに全回見ることになるだろう。









今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、引き付ける魅力のあるドラマを楽しみますように。









                       May






・・・・でも、島津斉彬の出番はもうすぐ終わりになるからなぁ。残念。






忘れていました。先回の答えをって問題自体を忘れてますか?


斉彬とお由羅(小柳ルミ子)だけが薩摩弁になってないのはなぜか?って話。


斉彬は江戸の島津屋敷で生まれ育ったので薩摩弁にならなかった。


お由羅は元々江戸の町娘(江戸の大工の娘・三田の八百屋の娘、その他に舟宿の娘など多数の説がある)で薩摩藩邸で奉公していた際に斉興に見初められたから薩摩弁は元々使えないさ。





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